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【2019モデル】GIOS TORNADO。やや長めのホイールベースで抜群の乗り心地を演出。

2019モデル
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2019年モデルのロードバイクが続々と店頭に並んできていますが、今回はイタリアの名門ブランドジオスのトルナードです。
カーボンフレームのエンデュランスモデルですが、ロングライド志向に人には結構いい選択肢になる一台だと思っていまして。



2019 GIOS TORNADO


GIOS(ジオス) 2019年モデル TORNADO (トルナード) 105[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

ジオスのトルナードですが、基本的には2018年モデルとの違いはありません。
フレームやフォークも同じのようですし、強いて言うなら105完成車がR7000系になったことくらいでしょうか。

 

トルナードはエンデュランスバイクですが、フレームがちょっと特徴的です。
というのも、ちょっとだけリアセンター(チェーンステイ長)が長めに設定されていて、カーボンというフレーム素材だけの振動吸収性能だけでなく、フレームの設計でも振動吸収を高めようというフレームです。
リアセンターは412mm。

 

一般的なレーシングバイクだと406mm程度が多いですし、私が乗っているLOOK765(エンデュランスバイク)でも410mmです。
レーシーな走りよりも乗り心地重視のフレームなのですが、フレーム自体の出来がいいのか加速性がスポイルされているような印象ではありません。

 

販売スタイルは4種類です。
アルテグラ完成車、アルテグラ&コスミックカーボン完成車、105完成車、フレームセットの4種類あるのが特徴。
ジオスってこの価格帯でもフレームセットの販売があるのが嬉しいですし、最初からいいホイールであるコスミックカーボンが付いてくる完成車もあります。

 

フレーム重量は1080g、フォーク重量は380gとこの価格帯では標準的な重量です。

ジオス トルナード アルテグラ&コスミックカーボン完成車


GIOS(ジオス) 2019年モデル TORNADO (トルナード)ULTEGRA アルテグラ (ホイール:MAVIC COSMIC PRO)[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

 

ブラックカラーのフレームが、戦闘力高そうな印象を持ちますよね。
この完成車はR8000アルテグラをコンポとして使い、さらにマヴィックのコスミックプロカーボンをアッセンブル。

フレーム ハイモジュラス30T UDカーボンモノコック
フォーク カーボン
STI アルテグラ
クランク アルテグラ 50-34
FD,RD アルテグラ
スプロケ アルテグラ 11-28
ブレーキ アルテグラ
ホイール マヴィック コスミックプロカーボン
タイヤ  VITTORIA ZAFFIRO 25C
重量
定価(税別) 478,000

 

いいカーボンフレームを使い、アルテグラ、コスミックプロカーボンとこれ以上いじるところもなさそうなスペックです。
その代わりお値段もどうしても高くなりますよね。

フレームの質感も良さそう。
個人的にはこういうシンプルなカラーリングって好きなんですよ。

ホイールもフルブラックなので、どこかで挿し色入れるともうちょい面白そう。
サドルカラー、バーテープなど変えるとまたイメージが変わりそうですね。

ジオス トルナード アルテグラ


GIOS(ジオス) 2019年モデル TORNADO (トルナード)ULTEGRA アルテグラ (ホイール:RS-100)[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

 

こちらはコンポはアルテグラですが、上のモデルと違ってホイールをシマノ廉価グレードのRS100にしているモデルです。
個人的にはコスミックプロカーボンが付いてくるモデルよりも、こっちを買って自分好みのホイールを選んでいったほうがいいと思います。
コスミックプロカーボンはいいホイールですが、初心者がいきなりディープリムはさすがに乗りづらいと思いますので。

 

なお画像とはホイールが異なります。

フレーム ハイモジュラス30T UDカーボンモノコック
フォーク カーボン
STI アルテグラ
クランク アルテグラ 50-34
FD,RD アルテグラ
スプロケ アルテグラ 11-28
ブレーキ アルテグラ
ホイール シマノRS100
タイヤ  VITTORIA ZAFFIRO 25C
重量
定価(税別) 268,000

ジオス トルナード 105


GIOS(ジオス) 2019年モデル TORNADO (トルナード) 105[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

※こちらも画像とはホイールなど違います。

 

こちらは105完成車。
もちろん2019モデルですのでR7000系105です。

フレーム ハイモジュラス30T UDカーボンモノコック
フォーク カーボン
STI 105
クランク 105 50-34
FD,RD 105
スプロケ 105 11-28
ブレーキ 105
ホイール シマノRS100
タイヤ  VITTORIA ZAFFIRO 25C
重量
定価(税別) 218,000

アルテグラと105では変速性能がそこまで大きく変わるわけではないので、105モデルを買ってホイールをグレードアップしたほうが賢い選択肢かも。

ジオス トルナード フレームセット


GIOS(ジオス) 2019年モデル TORNADO FRAMESET (トルナードフレームセット)[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

 

一番の特徴だと思うのですが、トルナードはフレームセットだけの販売があります。
定価は税別で148000円です。
この価格でカーボンフレームのフレーム単体が買えるメーカーってあまりないんですよね。

 

BB形式もネジ切りJISですので、ほとんどのアルミフレームからパーツ移植がしやすいかと。
シートポストも27.2mmですし。

 

このフレームセットをオススメする人ですが、今現在アルミフレームに乗っていて、振動が結構きついなと感じる人にオススメです。
乗り心地重視のフレームなので振動吸収性の違いに驚くと思います。
それでいて加速性も悪くないですし。

 

初心者の一台目として選ぶなら、個人的には105完成車をオススメします。
値段とスペックのバランスがよく、ホイールを変えるとかなりいいでしょう。

 

完成車付属のホイールというのは、とりあえず走れるようにするためだけのものと考えていいです。
まずは105完成車のままで乗り倒し、ある程度乗ったあたりでどういうホイールが自分好みなのか何となく傾向が出てくると思います。

 

ヒルクライム向けにデュラエースC24などをいれてもいいでしょうし、フレームで振動吸収性を稼いでいるのでホイールはやや硬めにして加速性も重視しても面白い。

 

万人向けのフレームなのかなと思いますね。




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