先ほど読者様からのタレコミで、ロードタイヤとして人気が高いコンチネンタルより、グランプリ5000という新しいタイヤが出るという話を頂きました。
えっ?マジ??と思い調べてみましたが、確かにGrand Prix 5000 TLというタイヤが既に海外では出ているようです。
そんなニュータイヤを見ていきましょう。
Grand Prix 5000
Continental Grand Prix 5000 tyre with tubeless option launched https://t.co/kaze7mhuvC #cycling pic.twitter.com/W8WKiCtTGR
— road.cc (@roadcc) November 8, 2018
グランプリ4000S2が登場してから早14年。
このタイミングでグランプリ5000が登場という話のようです。
Continental’s Grand Prix 5000 Tubeless: the tyre that was 14 years in the making https://t.co/LvWpsqvi7u pic.twitter.com/sdxcAUYoNc
— Cycling Weekly (@cyclingweekly) November 7, 2018
このGP5000ですが、タイヤタイプはクリンチャーとチューブレスの二つ。
クリンチャーのほうは23c、25c、28c、32cとなっており、TPIは330。
チューブレスは同じく25c、28c、32cとなっていて、TPIは180。
近年、ワイドリムと幅広タイヤが主流になってきていて、完成車でも28c装備とか見かけるようになってきましたが、チューブレスはあえて23cは排除して25c以上で作ってきたところがなかなかのポイントかと。
650bもあるようです。
スペックをまとめてみました。
タイプ | サイズ | 重量 | TPI |
GP5000
(クリンチャー) |
25c | 200g | 330 |
25c | 215g | ||
28c | 235g | ||
32c | 290g | ||
GP5000 TL
(チューブレス) |
25c | 300g | 180 |
28c | 345g | ||
32c | 370g |
転がり抵抗
前作のGP4000S2も転がり抵抗が低いタイヤとして有名でしたが、クリンチャーのGP5000ではGP4000S2に比べて12%の転がり抵抗の向上、耐パンク性は20%向上しているそうです。
チューブレスのほうは、5%の転がり抵抗の向上、5%の耐パンク性の向上とのこと。
転がり抵抗 | 耐パンク性 | |
GP5000 CL | 12%向上 | 20%向上 |
GP5000 TL | 5%向上 | 5%向上 |
転がり抵抗の原因となるヒステリシス・ロスがありますが、これはタイヤが変形して戻るときの熱損失です。
GP5000ではいかにヒシテリシスロスを少なくするかとグリップ力の両立を目指して開発されたようで、ヒステリシスロスが少ないとよく転がる一方グリップ力が失われる傾向にあり、ヒステリシスロスが大きいと転がりが悪いけどグリップ力が増すということになるため、その両立を目指して設計されているそうです。
GP5000TLのほうですが、耐パンクベルトのVectran Brakerがあるため、シーラント不要のチューブレスタイヤのようです。
チューブレスレディタイヤではなく、チューブレスタイヤの模様。
なおチューブレスレディリムとも互換性があり使えるようです。
タイヤの溝のパターン
One of the world's greatest road tires just got a massive refresh. Check out the new Continental Grand Prix 5000, now with a tubeless version.https://t.co/TU19WFvALS pic.twitter.com/nnFNWax7oW
— CyclingTips (@cyclingtips) November 7, 2018
コンチネンタルのタイヤは独特のパターンの溝になっていますが、GP5000ではLazer Gripという技術でレーザーで掘っているような加工で、空力とグリップ力を高める工夫が施されているそうです。
GP4000S2はレースタイヤながらも耐久性の高さも人気の秘密でしたが、GP5000もなかなか良さそうですね。
いつ頃販売開始??
どうもイギリスでは本日発売という噂を聞いたので、ウイグルを調べてみました。
うん、まだないですねw
とりあえずまだ情報が海外にしかないようで、珍しくいろいろ翻訳しながら記事を作成した関係で、何か重大な間違いを書いている可能性もあります。
また詳細が明らかになり次第、修正や補足していきますね。
コンチネンタルのGP5000は、2019年の大本命タイヤになりうる存在ではないでしょうか?
タイヤとチューブ2本セット Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 4000 S II グランプリ4000S2 (700×25C-仏式60mm)
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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