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ビンディングペダルが嵌りにくい。外れやすいという症状が出たら、クリート交換の時期です。

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TIMEのクリートは擦り減りやすい、というのは良く知られた事実ですが、使っているうちにクリートが外れやすいとか、嵌りにくい間隔が出始めたら、クリートの交換の時期です。
最近、嵌りにくさを感じてきたので、もういいやということでクリートを交換しました。



TIMEの擦り減りやすさは異常

タイムのクリートというと、カフェクリートといって、メーカーいわく、歩きやすく擦り減りにくいと言ってます。
歩きやすいという点は同意しますが、擦り減りの早さは異常です。
しかもタイムの場合、メーカー純正のクリートカバーもないという残念な事態でして。

 

まあ、シマノのクリートカバーを加工すれば、このようにタイムのクリートでも使えるのですが。

一応、サードパーティからタイム用のクリートカバーが販売されています。

premier プレミア クリートカバー TIME (タイム) 用
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ただしこれ、読者様提供の画像ですが、たった2回使用しただけでこの有様だったそうです。

これはいけてないですね・・・
http://roadbike-navi.xyz/archives/6260

 

なのでタイムユーザーは、シマノのクリートカバーを加工するほうが絶対にいいです。
手順はこちらにまとめてあります。
http://roadbike-navi.xyz/archives/6260

 

タイムのペダルというと、左右への独特のフローティング機構で膝に優しいとか、脱着が軽いとか、他者にはないメリットがあります。
なのでタイムのペダルに嵌ったら、正直他社のペダルは違和感が大きくて使えないという人が多いでしょう。

 

まあ、タイムでもフローティング角度ゼロのクリートがあるのですが・・・

タイム使うならやはり独特のフローティング機構でしょうから、固定クリート使いたいなら他社のペダルでもいいような気がします。

クリートも消耗品

今回ですが、交換時期としてはちょっと早めに交換しています。
実際にはもうちょっと使えますが、新品クリートのパチンという感覚が好きなので、まだ使えるけど交換。

クリートの先端が壊れると、本格的に嵌らなくなります。
この状態はやや先端に劣化がある程度で、本来はまだ使えますが、今回は早めの交換です。

 

クリートカバーしていたのでかなり持ちましたが、カバーなしだと半年持つかどうかというところです。
タイムのクリートはやや高いので、カバー必須です。
安全のためには、被せないとダメですね。

 

今回のために買ったのではなくて、家に新品クリートの在庫が残っていたのでそれを使用。

 

これ、左右の区別があるといえばあるし、ないといえばありません。
どっちがどっちだか忘れましたが、クリートのiclikと書いてあるところの斜め上に、丸いマークがありますよね。
左側のクリートだと、iclikの左斜め上です。

 

これによって左右を区別するというか、どっち側にもつけることは出来るのですが、これをどっちにつけるかでQファクターを調整できます。
(詳しくはクリートの説明書に書いてあります)
私はQファクターが狭くなるように元々セッティングしていたわけですが、シューズをみてどっちにどっちをつけていたのかを確認するだけです。

 

こちらのシューズには、右斜め上にマークがあるクリートがついていたので、

同じく右斜め上マークのクリートを付けます。

当たり前ですが、左右同時にクリートを外せば、意味不明になってしまうこともあるので、一顧ずつ交換したほうが無難です。

 

クリートの位置ですが、シューズによってはこのように目盛がついています。

この目盛はシューズの内側と外側の両方についてますが、古いクリートを外す前に、クリートの線の位置とシューズの目盛を記録します。
左4、右2みたいな。

 

それを記録というか記憶して、新品クリートをつけるときも同じ目盛にすれば完了です。

 

ちなみに新品クリートには、ネジなどもついてくるのですが、

今回はネジは、古いものを使いまわしました。
一応、固着防止なども含めて、ねじ山にはグリス塗ります。

 

ちなみに、四角形のワッシャーは一番上のネジのところで必須で使うのですが、

妙な形のパーツがあると思います。
お月様のようなもの。

これは何に使うかというと、シムです。
例えば、何らかの理由で、クリートの内側をわずかに上げたいという場合に、シューズとクリートの間にこれを挟みます。

 

私は使ったことがありませんが、妙な膝の痛みが出る人などの中には、クリートの前後、左右のほかに内側・外側の高さを調整したほうがいい場合もあるそうです。
これはちょっと難しいので、専門ショップで見て貰った上で使ったほうがいいと思います。

 

クリートを交換したら、

カバー被せて終了です。

外れやすくなったら完全アウト

タイムのクリートは、削れていくと、コーナーリングで外れやすくなることがあります。
これは何度か峠の下りで経験してますが、左コーナーで右ペダルが外れるみたいな感じでした。

 

クリートをメンテナンスすると言う感覚ってなかなかない人もいるかもしれませんが、使っているうちにネジが緩んで外れることもあります。
なので、クリートのネジも定期的に増し締め必須です。

あと、私はSIDIのシューズを使ってますが、ヒールは擦り減ったら交換できます。

これもまだ使えそうですが、一度擦り減りすぎてネジの頭がなくなってしまったことがあるので、早めの交換推奨です。
ネジの頭がなくなっても外す技があるのですが、その前に交換したほうがいいですね。




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