ちょっと前から気になっていたのですが、LAND CASTのマジックポンプという携帯用ポンプが、劇的に軽い力で入れることが出来ると評判になってます。
いたるところで評価が高いマジックポンプなので、せっかくなので紹介を。
携帯用ポンプの問題点
携帯用ポンプにはいろいろ種類があります。
私が使っているのはトピークのこちらですが、
正直なところ、これでマックスまで空気圧を上げたことは一度もありません。
普段これを使うのは当然パンクしたときだけですが、このポンプでチューブを膨らませて、空気圧を上げるのはCo2インフレーターにしているからです。
クロスバイクに乗っていたときは、これを使っていたこともあります。
TOPEAK(トピーク) ターボ モーフ G PPF02100
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ターボモーフGです。
これは足置きが付いていて、ミニフロアポンプとして体重を乗せて空気を入れることが出来ますし、空気圧計も付いています。
確かに体重乗せることができるので一般的な携帯ポンプよりも空気は入れやすいですが、膝くらいの高さにしかならないので、かなり屈んでやるようになるし、携帯用だから安定性は悪いし、何より見た目がデカイ。
なのでロードバイクに乗り換えたときに、このポンプは似合わないと思って手放しました。
携帯ポンプ全般に言えることですが、空気の入れやすさを重視するなら大きくなります。
大きいものをフレームにつけているとやっぱカッコ悪いです。
見た目重視で小さいタイプにすると、今度は空気を入れにくいので、見た目重視なのか、機能性重視なのかの二択になっていたわけですね。
空気を入れやすいし、見た目もスタイリッシュだというものは皆無だったわけですが、LAND CASTのマジックポンプがなかなか良さそうなわけです。
LAND CAST マジックポンプ
LANDCAST 自転車 空気入れ 仏式・米式 携帯ポンプ 300psi ロードバイク・クロスバイクに軽い力で高圧まで空気が入る
今までの携帯ポンプですが、高圧になるほど押し込むのがクソ重いというのが最大の弱点でした。
上で挙げたターボモーフGのような体重を乗せることが出来るタイプでも、4Bar越えたあたりからはかなり重くなります。
最後は全力で体重で押し込むようにしないと入らなかったわけで、クソ疲れます。
体重乗せることができないタイプでは、
かなりの回数をシコシコしないとイケない上に、最後のほうのシコシコが恐ろしく硬いわけです。
私自身も、シコシコしていて最後のほうはかなり硬いです。
で、このLAND CASTのマジックポンプですが、一番いいところは最後のほうまで軽い力でポンピングできるそうです。
従来の携帯ポンプは、力強いシコシコのせいで、翌日は筋肉痛になるほどだったりしますが、与圧式デュアルチャンバー構造の恩恵で最後まで軽くシコシコ可能。
そして軽い力でシコシコ可能な上に、サイズも大きくありません。
全長20センチ、重量は110gと小型&軽量なので、ロードバイクの見た目を壊すこともありません。
専用のブラケットを使えば、フレームに装着可能だそうです。
今までの携帯ポンプは、小さい&入れづらい、大きい&入れやすい、この二択でした。
ですが小さい&入れやすいという面が画期的なわけですね。
それなりにシコシコする必要はある
入れやすいといっても、それはポンピングに要する力の話です。
ポンピング自体の回数は、そこそこ必要になります。
これは小型なので仕方ないところ。
メーカー発表の目安では、
ポンピング回数 | 封入空気圧の目安 |
100回 | 44psi(3Bar) |
200回 | 72psi(5Bar) |
300回 | 102psi(7Bar) |
このようになってますので、そこそこの回数はシコシコする必要はあります。
でも、シコるときに使うパワーが軽減されるので、疲労感はだいぶ抑えられそうですね。
個人的にはCo2を推しますが
個人的には、携帯ポンプはチューブを膨らますときだけに使い、空気圧上げるのはCo2のほうが絶対にいいと思ってます。
CO2だと、一瞬で空気圧は8Barくらいまで行きますし。
なので携帯ポンプは、空気圧膨らますときと、何らかの事情でCo2のカートリッジを切らしているときくらいですね。
まあ、Co2は常に二本持っているので、切らしたこと自体がありませんが。
CO2だと失敗するからオススメしないという人もいますが、C02ってどうやったら失敗するのか、いまだにわかりません。
何一つ難しいこともありません。
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ただし、最初のチューブを膨らますときにもCo2を使うと、入れすぎてしまって失敗する可能性はあります。
当サイトの読者様の中には、【チューブを膨らますのは風船と同じく口呼吸です!】と言っていた方もいるのですが、まあ緊急時は仕方ないにせよオススメはしません笑。
Co2で失敗したとネット上で書いている人を見ると、どう考えてもCo2の失敗ではないケースも目立ちます。
例えば、
Co2インフレーターで空気を入れたら、爆発音がしてパンクしました。
空気が入りすぎてパンクするなんて欠陥商品です。
こんなもの二度と買いません!
こういう口コミがあったとして、これはわかっている人が読めば、Co2のせいではないことは明らかです。
というのも、爆発音がするパンクというのは、タイヤとチューブが噛み込みしているケースくらいしかありません。
なので噛んでいることに気が付かずに空気を入れた人が悪いわけであって、Co2のせいではありません。
普通にフロアポンプで入れても同じ結果です。
最初にチューブを膨らますときには携帯ポンプが必要ですし、緊急でCo2がない場合もあるでしょうから、念のためと言うことでこのように軽い力でシコシコ可能なLAND CASTのマジックポンプも視野に入れていいのではないでしょうか?
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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