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コスパと言えば〇×!という時代は終了なのでしょうか。

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私がスポーツサイクルに乗り始めた2011年頃は、【コスパ=ジャイアント】というのが定説でした。
むしろ、他社の追従を許さないほど、コスパといえば誰もがジャイアントと言っていた時代だった気がします。

 

そんな中にメリダが日本へ本格的に進出して、【コスパ=ジャイアント、メリダ】という時代もありました。



最近の傾向を見ると、ジャイアントやメリダのコスパは確かにいいのですが、ジャイアント・メリダだけの時代でもなくなってきているようで。

コスパがいいメーカー

個人的にはこの【コスパがいいメーカー】という表現はあまり好きではないのですが、好きではない理由としては、単に安く買える状態を表わしているようにしか見えないからです。
また、最近はマシになってきていますが、ジャイアントやメリダの場合、クランクとブレーキをケチってサードパーティ製にすることが多かったりするので、それもなんか違う気がしてました。
テクトロのブレーキが付いているなら、購入時に【105以上のブレーキへの交換】がほぼマストになっていたり。

 

最初からパーツ交換が必要になるようなものを付けるというのも、コスパがいいではなくて、単に安く買えるだけなんじゃね?と思ったりしてました。

 

ただし、世間ではジャイアントやメリダについて、コスパがいいと言われていることは事実です。
それを踏まえてですが、近年は【コスパがいいメーカーは?】と聞かれてジャイアントやメリダの名前が出ることが少なくなってきた気がします。

最近はコスパ=〇×

ここ1年くらいですが、【コスパがいいメーカーは?】という質問に対し、GUSTOを挙げる人が増えてきた気がします。
ツアーオブジャパンで結果を残したように、プロ選手の実績がある。
また東レT1000・T800カーボンを使用しながら、アルテグラ&カーボンホイールがついて26万8千円(税別)というのは、ジャイアントやメリダでも出来ないようなプライスタグです。

 

私自身はGUSTOに乗っている人を全く見たことがありませんが、最近は増えてきているという話は聞きます。

 

105完成車でも、ホイールにカンパニョーロのカリマがついて188000円とか、かなりお買い得感が高いことには間違いありません。

 

参考までに188000円という価格帯で、他社のロードバイクを見てみると、

 

・コーダーブルーム FARNA SL2 105

軽量アルミフレームにフル105装備、ホイールは旧アルテグラ(WH-RS500)で定価が175000円(税別)。

 

・ビアンキ IMPULSO 105


ミドルグレードのアルミフレームにフル105装備、ホイールは無名の手組で定価が173000円(税別)。

 

・メリダ スクルトゥーラ4000

エントリー~ミドルグレードのカーボンフレームに、105メイン(クランクのみFSA)、メリダオリジナル手組ホイールで定価が199000円(税別)。

 

・メリダ スクルトゥーラ700


ミドルグレードのアルミフレームにフル105、ホイールはフルクラム レーシング7で179900円(税別)。

 

このように、スペックだけで比較してしまうと、コスパがいいといわれるメリダであっても差が出ます。

GUSTOの惜しい点

GUSTOの惜しい点なのですが、理由は不明ですがホームページが貧弱すぎです。
そもそもですが、【GUSTO ロードバイク】で検索してもグーグル検索で2ページ以内にも出てきません。
普通、メーカー名で検索すれば、トップに出てくるものです。

 

GUSTOは元々の日本の代理店が下ろされて、と、ちょっとややこしい事情があり今に至るのですが、あまりホームページに力を入れていないのか、検索してもまともに出てこないというのがやや難点な気がします。

 

私は商売人なので、ホームページがお粗末なところについては、いろいろ不安視してみてしまうのですが、昨年あたりまでは、GUSTOどうですか?と質問を受けるたびに【もう少し様子を見たほうが】とお伝えしてきました。
理由はホームページの貧弱さで、代理店の実力が不安だったからです。
下手に代理店が撤退するようなことがあると、その後の保証体制が不安だったので。

 

ただ最近はいろんなイベントに出たり、ショップ側もGUSTOを推していたりなどしっかりしているようなので、コスパ重視で買うというのであれば悪くない選択肢かと思います。

 

あと最近だと、海外通販で売っているロードバイクについても、コスパがいいという見方をする方もいるでしょう。
ウイグル、CRCでしか変えないVITUSブランドもそうですね。

 

こういうのについてですが、確かに値段とスペックだけ見るならば、コスパはいいと思います。
ただし、海外通販で買った以上、どうしても何かあったときに頼るショップが無くなります。

 

全部自分で出来るから大丈夫という人にはコスパがいいという見方も出来るでしょうけど、先日も書いたように、海外通販で買ったロードバイクに対し、間違ったメンテナンスを実践している方もいるようで、そういう方には【間違いを指摘してくれるショップがない】ことは不幸な気がします。

 

ボトルケージのネジが永久に回る!そんなとき、瞬間接着剤はNGです。
ロードバイクに結構多いトラブルの中に、ボトルケージ取り付けのネジが止まらない(永久に回る)というものがあります。 これ、ネジ山がバカになっているか、リベットナットのカシメが甘くなっているかのどちらかなんですが、多くの場合は後者な気がします。

 

ネットで調べれば何でも出てくる時代ですが、ネットの情報が必ず正しいとも限りませんし、むしろ嘘情報もたくさんあります。
何が真実で、何が間違いなのかを見極められる人はいいでしょうけど、残念ながら見極められない人も多いわけで。

そもそもコスパでロードバイク選ぶのか?

これも人それぞれ価値観が違うと思うので何ともいえませんが、ロードバイク買うときってコスパで選ぶもんなんでしょうか?
一般的に、例えばスペシャライズドのVENGEとか、ビアンキのオルトレXR4とか、ピナレロのドグマとか、コスパがいいとは言われません。
しかしお値段が高いだけあって、性能はさすがですし、ある意味ではお値段以上の価値です。
掛けた分以上の性能は感じ取れると思うので、ある意味ではコスパがいいロードバイクとも言えます。

 

コスパ重視という選び方がダメとは思いませんが、ロードバイクは皆さん趣味として乗るわけですので、カッコいいなと思ったものを買うのが正解です。
カッコいいとも思ってないけど、スペックが高く安いロードバイクを買うことは、コスパがいいとは思いません。

 

コスパ=コストパフォーマンスですので、パフォーマンスという面には走行性能もそうですが、見た目で気に入るかどうかというのもある意味ではパフォーマンスの1つですので。

 

ジャイアントだろうとメリダだろうと、GUSTOだろうと、ピナレロだろうと、欲しいものを買うのが最もコスパがいいと思っているので、本来はコスパがいいメーカーなんて表現自体がおかしいと思っています。




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