フルクラムがここにきて、新しいカーボンディープホイールを発表してきました。
その名もWIND。
WIND 40DB、WIND 55DB、WIND 40Cの3つのラインアップですが、レーシングクアトロカーボンの後継ホイールという扱いになるようです。
そのため、お値段もかなり安くなってます。
Contents
WINDシリーズ
WINDシリーズでは、以下の3つがラインアップされています。
WIND 40DB | WIND 55DB | WIND 40C | |
ブレーキタイプ | ディスク | ディスク | リム |
リムハイト | 40mm | 55mm | 40mm |
重量 | 1620g | 1680g | 1555g |
リム外幅 | 27mm | 27mm | 24.2mm |
リム内幅 | 19mm | 19mm | ETRTO17c |
推奨タイヤ幅 | 23~50mm | 23~50mm | 25~50mm |
タイヤタイプ | 2WAY-FIT | 2WAY-FIT | クリンチャー |
スポーク数 | F24(2:1)
R24(2:1) |
F24(2:1)
R24(2:1) |
F18
R21(2:1) |
ブレーキ面 | ー | ー | AC3 |
定価(税別) | 168,000 | 171,000 | 167,000 |
ディスクブレーキ用は全て2WAY-FITになっていますが、リムブレーキ用はクリンチャーのみとなっています。
ちょっと前にETRTOに従わないホイールについて書きましたが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/9095
ディスクブレーキ用のWINDは関係ないようですね。
逆にリムブレーキ用のWIND40Cは【ETRTO17C】となっているので、そのまんま従うという規格ですね。
クアトロカーボンの後継ホイールなので、重量もやや重めです。
カーボンディープ系のセカンドグレードというところでしょうか。
スポークパターンはフルクラムが得意とする2:1。
駆動剛性重視ですね。
何となく予感はありましたが
ちょっと前から、ウイグルでクアトロカーボンが激安になっていたので、何かあるなと正直思ってました。
予想ではクアトロカーボンが廃止になるだけだと思っていましたが、WINDシリーズとして再登場なわけで。
大手ブランドのカーボンホイールだと、どうしても20万円台後半とか30万円台になってきてしまうので、定価が16万、17万あたりはなかなかいいところを突いてきている気がします。
今年だと、ジャイアント傘下のCADEXがニューホイールを出してきますが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/9826
日本での定価はまだ発表されていませんが、台湾での定価を見る限り、恐らくは30万円台前半でしょう。
CADEXの場合はカーボンスポークを使っていて剛性も軽量性も良さそうですが、なかなか買える価格帯ではないのも確かなこと。
ミドルグレードのカーボンホイールとして、WINDも良さそうですね。
しかし、なぜリムブレーキ用のWIND40Cは2WAYではないのでしょうか??
前作のクアトロカーボンとリムスペックや重量が同じなので、リムは変わっていないというところなのでしょうか?
クアトロカーボンも重量は1555gでしたし、リム幅も24.2mmでしたし。
リムハイトも40mmでしたしね。
カンパ・フルクラムの傾向を見ていると、ホイールに関してはややディスクブレーキ寄りの設計というか、ディスクブレーキ用ホイールに最新の流行を注ぎ込む印象です。
前にボーラがチューブレス化してくれないのかという質問を頂きましたが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/9512
リムブレーキ用よりもディスクブレーキ用ならアリそうなのかもしれません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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