ステムをTNIの軽量ステム、ヘリウムに変えて約半年が経ちました。
このステムですが、とにかく軽いことで有名です。
単に軽いだけのステムなら、黒中華系にも探せばあると思いますが、ブラックチャイナ系はさすがに怖いと思う人もいるのではないでしょうか?
ヘリウムという名が付く自転車パーツやらフレームは時々ありますが、やはり名前の通り軽量であるものが多いわけで。
TNI ヘリウムのいいところ
ヘリウムというステムのいいところですが、まずは安いということ。
アルミステムですが、定価は驚きの4200円(税別)。
そんでもって、軽いというのが大きな特徴ですね。
私が使っているのはTNI ヘリウム6の100mmですが、メーカー値で90gとなっています。
在庫限りで終了。
艶ナシのほうがわずかに重く、100mでメーカー値は97gですね。
ちなみに実測値は86gだったと記憶してます。
メーカー値はこちらに。
ヘリウム6艶アリ | ヘリウム6艶ナシ | ヘリウム17艶アリ | ヘリウム17艶ナシ | |
40mm | – | 71g | – | – |
50mm | – | 75g | – | – |
60mm | – | 80g | – | – |
70mm | – | 84g | – | – |
80mm | – | 90g | 86g | 86g |
90mm | – | 94g | – | 92g |
100mm | – | 97g | – | 99g |
110mm | – | 105g | – | 105g |
120mm | 99g | 107g | – | – |
130mm | – | 112g | – | – |
ライズ角は6度と17度があります。
この数字を見ても、そもそも一般的なステムってどれくらいの重量なのかわかんないと思うのですが、完成車についてくるようなアルミステムだと、170g程度とかかなと。
カーボンステムよりも、このヘリウムのほうが軽いです。
というのも、カーボンステムの場合は強度確保でそれほど軽いステムってあまりないのが現状。
TNIのヘリウムさんは、7075アルミを使い剛性と強度を確保しているわけです。
で、実際に使ってみての剛性ですが、中程度かなというのが率直な印象。
高いカーボンステムだと、そこそこ軽量ということに加えて、剛性が高いものが多いです。
ステムの剛性ってわかりづらいかもしれませんが、ダンシングしたときにカッチリ感がわかります。
TNI ヘリウムのダメなところ
これは簡単でして、驚くほど高級感は皆無です。
安物感満載のステムですけど、安物感と言うより、そもそも安いというのが正解ですw
ただし、現行モデルはほぼ艶ナシ塗装に移行しているようなので、
艶ナシのほうがまだ多少チープ感が少ないかと・・・
良くも悪くも無いけど、間違いやすいポイント
このステムですが、六角ボルトではありません。
トルクスネジになっているので要注意です。
ネットでのインプレを見ていると、どうもトルクスに気が付かずに六角を突っ込んでんじゃないかと思わしきものすらありましたが・・・
あと、凄く剛性が高いステムではありません。
中程度かなと思うくらいなので、この辺は好みが別れるかもしれません。
剛性が高いステムは、ヒルクライムとかでダンシングするとわかりやすいですが、平坦を普通に走っている分には正直わかりません。
ヘリウムが向く人
これは簡単です。
これに尽きます。
あとポジションが固まってないけど、試しにステム長を変えてみたい人にもいいかもしれません。
トルクスレンチがないと話にならないのですが、値段と軽さのバランスで言うならピカイチかと。
TNIってアルミリムでも有名で、前にも書いたのですが、TNI AL22という手組み用リムを使った完組ホイールもそこそこ多いです。
このリムは385g程度と劇的に軽く、重量だけで言うならデュラエースC24のリムと同等。
それが4000円くらいで買えてしまうという驚きのリムでして、結構評判もいいです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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