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多摩サイの新しい愛称は【かわさき多摩川ふれあいロード】になりましたが・・・

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多摩川サイクリングロードの、愛称をネット上で投票していたことをご存知でしょうか?
たぶん、知らないし興味ないという人のほうがほとんどだと思われます。

 

私はこの件、結構前から知っていたのですが、何の効果があるのか不透明だったので、ここで書くことは控えてました。

多摩サイの新しい愛称

そもそもですが、多摩川サイクリングロードというのは通称名でして、正式な名称となると実は難しいところです。
というのも、左岸と右岸では多摩サイを管理している自治体も違うことや、多くの自治体を通過する道路なので、自治体ごとに違うのだろうと思います。

 

たまリバー50キロ、という名称もありますが、これも通称名です。

 

で、昨年10月から、川崎市が多摩川サイクリングロードという通称名だと、自転車が優先であるかのような誤解を生んでいるとのことで、新しい愛称を募集してました。
サイクリングロードとすると、確かにサイクリングが優先であるかのような錯覚を受けますが、多摩川サイクリングロードという名称自体が通名です。
正式名称ではありません。

 

ちなみになんですが、多摩サイの正式名称については、調べてもさっぱり分かりませんでした。
荒川の場合、上流域は埼玉県道155号さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線と県道になっているところもあれば、各自治体が自転車歩行者専用道としている地域もあれば、下流域は河川敷緊急道路という形で、国土交通省が管理しており、本来の目的は災害時の物資の運搬に使う道路です。
それを災害が起こってないときは、歩行者と自転車に開放しているだけというのが、荒川の下流域だったりします。

 

で、川崎市の管理下にある多摩サイというと、神奈川県側の多摩サイ、稲田堤あたりまでの区間だろうと思います。
川崎市の管理下は、多摩川サイクリングコース(幸区の多摩川大橋―多摩区菅の20・2キロ)と多摩川河口青少年サイクリングコース(川崎区殿町3丁目―鈴木町の3・5キロ)の二つだそうです。
多摩区菅というのが、JRの駅でいうと稲田堤になります(実は10年以上前に、1年だけ住んだことがありまして)。
私が知る限り、あそこで途切れているので、どこかで反対岸に向かうような構造だった気がしますが、詳しくは覚えていません。

 

多摩川サイクリングロードだと自転車優先のイメージが強く、歩行者からも苦情がそれなりにあったようです。
それを、新しい愛称にすることで、自転車優先のイメージを変えようということで川崎市が公募していたのが昨年の10月、今年の1月10日~31日までの間には、絞られた候補4つに対して、投票が行われていたわけです。

 

で、恐らくですが、多くのサイクリストはこういった愛称の制定や、ネットで投票していた事実すら知らないでしょう。
総投票数が200票、そして85票を集めて決定したのが、

かわさき多摩川ふれあいロード

だそうです。

これで何かが変わるのか?

私自身は、多摩川サイクリングロードと呼ばれる場所は、ロードバイクのマナーが劣悪な場所だと思ってまして、初心者の頃は何度か行ったことがあります。
時速40キロくらいで爆走する人、子供が歩いていても減速しない人、狭い場所なのに無理な追い越ししてくる人・・・
見ているだけでイラッとするので、精神衛生上良くないので行きません。

 

今は平日休みなので、土日に行くことはないのですが、前に見た土日の多摩サイは酷かった・・・

 

で、この記事で言いたいことなんですが、

かわさき多摩川ふれあいロード

これについて知っている自転車乗りってどれくらいいるんでしょうか?
そもそも、約20日間の投票期間中、総得票数は200票とかなり少なかったわけで、一般市民も含めて非常に関心が薄かったのではないでしょうか??

 

こういう言い方は悪いですが、当サイトのアンケートでも200票なんて1日もあれば行きます。

 

愛称が決まって、自転車が優先ではないという意味なんですよ、あくまでも歩行者が優先なんですよ、と言っても、まずこの愛称に決まった事実をほとんどの自転車乗りは知らないと思うんですね。
知っている人でも、

いろんな人
いろんな人
新しい愛称が出来たらしいけど、なんだっけ??

 

正式な愛称を、何も見ずに言える人のほうが少ないでしょう。

 

で、この新しい愛称を、看板など立てて周知していくようですが、そもそもロードで多摩サイを爆走する人には、そのスピードから目に入らないのかなと・・・
最も見て欲しい人に、恐らく伝わらないのでは??と思っていたので、大変失礼な言い方になりますが、この愛称を決めるという事業自体に意味を感じていませんでした。

 

あと、マナーが悪い人は、この愛称程度ではビクともしないのかなと・・・

 

せっかく自治体が動いて何かをするなら、もっと違う方法はなかったのかなと思うと、非常に残念です。
それこそ、大手の自転車サイトに周知を依頼するとかでもいいでしょうし。

逆でもいいんじゃないかと思ってまして

多摩サイの川崎側って、道が狭くて走りづらいイメージしかありません。
もういっそのこと、【多摩川歩行者道路】くらいに名前を変えてもいいのでは?とすら思ってます。
あくまでも通称名で、実態としては自転車が通行することも出来るということで。

 

こういう事業であっても、予算立てて、お金使って看板など立てて、それで効果はありそうですか??
どうも行政のこういうレベルの仕事、好きになれないんですよ。
きちんと対策はしてます!みたいなアピールにしか見えない。

 

で、何でも【作るべき】という意見は好きになれませんが、多摩川もそうですし、荒川もそうですが、ホンキで歩行者の安全を確保したいなら、完全に歩行者と自転車を区分した作り以外、もう無いと思ってます。
しかしそんな構造も出来ないことも知ってます。

 

そうなると、結局は使う人のマナーやモラルに委ねるしかないという状況です。

 

このサイトでは脱初心者の第一歩として、サイクリングロードに行かなくなることを挙げています。
サイクリングロードって、所詮は歩道みたいなもんです。
歩行者がウジャウジャいる中で、まともにロードバイクなんて走れない。
だからサイクリングロードで飛ばしている人は、歩行者の気持ちも理解しない残念な人だと思ってます。

 

しかし、問題になっていて行政が何かしようとすることはいいのですが、これで何かが変わりそうな気がまったくしない。
それがどうにも気持ち悪いと思ってます。

 





コメント

  1. まるたん より:

    川崎市在住ですが、知りませんでした(^_^;)
    中野島(?)の二ヶ領用水取水口で、以前は分断されてましたが、今は繋がって、矢野口方面まて行く事が出来ます(^-^)/

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      地元民ですら知らないというのは、ホント無意味な名称ですねw
      繋がったというのは、なんかの記事で読んだ気がします。

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