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MAVICのソフトストーンでリムを磨く効果。

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先日、中古ホイールを買ってきてリムをマヴィックのソフトストーンで磨いたわけですが、

中古のホイールをヤ〇オクで購入したので、検品してみました。
先日、キシリウムエリートSのリムが割れてしまったので、ヤフオクでキシリウムエリートSを買いました。同じもの買うなんて芸がない、という意見は全くその通りなんですが、ちょっと今の情勢は高い買い物する勇気がない(訴訟案件)なので、低価格で、かつナ...
読者様
読者様
リムを綺麗にすると、ブレーキ力が上がるのでしょうか?

 

読者様
読者様
これって結構力を使うメンテナンスですか?

 

という質問を頂いてました。
そもそも、リムを磨く効果とはなんでしょう??

リムを磨く効果

リムを磨く道具というと、マヴィックのソフトストーンが最も有名でしょうか。
次いで、ホーザンのラバー砥石とかも有名ですね。

 

さて、ブレーキ力が上がるかどうかですが、結論から言うと上がります。
ただし、磨いて乗って、ブレーキ力が上がったなと感じるのは、せいぜい最初の数百キロとかそんなもんではないでしょうか?

 

当たり前の話ですが、リムブレーキはブレーキシューで挟み込んで制動力を得るので、ブレーキシュー(ゴム)とリム(アルミ)の摩擦で勝手に汚れていきます。
ある程度使えばまた汚れることは間違いないですし、むしろ汚れていく場所です。

ただし、汚れていくことで【ブレーキ力が落ちたな】とはなかなか体感しづらいもんです。
ブレーキ面を磨いて制動力を上げるのは、汚れた状態から一気に綺麗にしているので、効果としてはわかりやすい。
綺麗な状態から汚れていく分には、徐々に汚れていくわけで一気に汚れるわけではないので体感しづらい。
なので気が付いたらブレーキ力が落ちているというところでしょうか。

 

そういうことで、リムを磨いても、その効果自体は最初のうちだけです。

 

むしろ、単に見た目の問題としての意味合いのほうが強いかもしれません。
ブレーキゾーンが汚れているよりは、ピカピカのほうがキモチイイ。
そういう程度の話です。

あくまでも削っていることに注意

マヴィックのソフトストーンですが、やっていることとしてはヤスリで削っているのと同じような効果です。
なので乗るたびに毎回やるということはむしろナシでして、そんなことしていたら恐らくはリムの寿命は縮まってしまうかと。

 

こちらは、真ん中から左がまだ磨いてない状態で、右側が磨いた状態。

結構力を使う作業なのか?という質問ですが、消しゴムで文字を消す程度の力か、それよりちょっとだけ強いかくらいだと思っていただければ。
ものすごく力を入れているという感じはないです。
消しゴムで広範囲を消すことってほぼないと思うので、リムの左右、フロントとリアと考えると、そこそこ時間は掛かってます。

 

今回は中古ホイールについてきたタイヤとチューブは破棄する予定だったので、タイヤを外してリム磨きしてます。
初期状態がこんな汚れでも、

こんな感じにはなります。

リム磨きの作業のポイントですが、まず、新聞紙を敷きます。
というのも、マヴィックのソフトストーンはものすごく削れてカスが出る上に、下手に絨毯とかにカスを落とすと、黒ずんだ汚れが残るので。
あと、ウェットティッシュなどは必須です。

 

新聞紙上でリムを置いて、マヴィックストーンでリムを消していくような作業です。
ホント、消しゴムで文字を消しているような感覚でやっていきます。
私の場合は、20センチくらいの幅をまずマヴィックストーンで擦って、ウェットティッシュで拭く。
これを繰り返していくだけです。
手が汚れるので、嫌な人はゴム手袋かなんかしておいたほうがいいでしょう。

 

そんな感じで一周磨いて、パッと見てまだ汚れが気になる場所があればそこをもう一度やるくらいです。
そして次は反対面へ・・・とやっていきます。

 

タイヤを外さないで作業することも可能なんですが、気をつけて欲しいのはタイヤの側面にマヴィックストーンが当たっていると、タイヤの側面が傷だらけになります。
あくまでもヤスリであることは忘れないよう。

 

これ自体、難しい作業でもないので、単に根気さえあれば出来ます。
当たり前ですが、カーボンリムにはやっちゃダメですし、マヴィックでもエグザリットリムや、カンパ・フルクラムのプラズマ電酸化処理されたリム(レーゼロナイト、シャマルミレ)にもやってはダメです。

せいぜい、半年に一回とか

乗る頻度にもよるでしょうけど、あくまでもヤスリで削っているわけなので、やり過ぎもよろしくない。
せいぜい半年に一回とか、年に一回とかそんなレベルではないでしょうか?

 

普段は、ウェットティッシュで拭くだけにしてます。

 

リムが綺麗であることのメリットは、最初のうちだけブレーキ力が上がることくらいです。
あとはどちらかというと見た目の問題のほうが大きいのではないでしょうか?
ブレーキゾーンが汚いロードバイクって、なんかメンテナンスが行き届いてないような雰囲気になるので。

 

ブレーキがよく効くようになるという効果自体は、結構明確に分かると思います。
雨の日に乗った後とかもかなりリムが汚れていると思うので、そういうときにも効果はあるでしょう。

 

メンテナンスの中では簡単に誰でもできることですし、これの失敗というのも特に考え付くような失敗もないので、リムを綺麗にしたい人はオススメです。
リムに水を掛けながらやる方法もあるのですが、ちょっと面倒だと思いますし、とりあえずは磨く、拭くを繰り返してやるだけでも十分です。

 

こんな状態が、

こうにはなります。

ホイールはこのように、寝かせた状態で擦ったほうがいいです。

カスがホント凄く出るので、フレームに付けたままで擦ると、フレームやハブ付近まで飛び散る可能性もあるので、後処理が面倒。
ホーザンのラバー砥石のほうが安いと思いますが、作業性はマヴィックのソフトストーンのほうがいいと聞くので、マヴィックをオススメします。
たぶんですが、一個持っていれば10年くらいは使えるのではないでしょうか?
それ以上かも。

 




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