ロードバイクに乗る以上、パンクはいつか必ず起こります。
初心者さんの中には、パンクした時のチューブ交換が出来ない!とか、チューブ交換の自信がない!という方もいるのですが、そういう方でも家に帰れる方法、あるにはあります。
ただし、事前準備してないとどうにもならないという点だけは、どれも同じです。
クイックショット
効果としてはさほど期待できませんが、マルニにクイックショットという、瞬間パンク修理剤があります。
シーラント的なものですが、クリンチャーでも使えます。
ただし、メーカーの説明では穴が1mm以下じゃないと防げないようですし、実際に試したという方の話を聞くと、タイヤ表面から泡が吹き出すだけだったという話もあるので、大きな期待は禁物。
チューブ交換に比べると、信頼性は大きく下がるかと。
これ、たぶんですが、パンクしていきなりクイックショットをぶち込む前に、タイヤ表面を確認して、異物があったら取り除いたほうがいいように思うのですが、説明書ではどうなっているのでしょうか?
ガラス片などが食い込んでいる状態でいくらぶち込んでも、ガラス片がタイヤに刺さったままなら、すぐにパンクしそうな気がします。
これですが、当然先に買っておかないと何とも出来ません。
ロードサービス付き保険に加入する
最近の自転車保険の中には、ロードサービスがついているものもあります。
また、ロードサービスだけの保険もあります。
ただしこういうロードサービスですが、頼んでから到着まで2時間くらいかかることは普通みたいです。
また、何らかの事情により、ロードサービスを頼んでも断られることもあるようで、確実性はありません。
当サイトの読者様から聞いた話ですが、昨年、大型台風がありましたよね。
その後数日間、物流など麻痺状態が続いていましたが、その状況でロードサービスを頼んだところ、早くても数日かかると断られたそうです。
約款にも、必ずロードサービスが来ると保証はしていないので、確実性はありません。
私は、いわゆる賠償保険のほうは自宅の火災保険で加入しているので、こちらでロードサービスだけを加入しています。
結局、チューブ交換したほうが早いし確実
穴が塞がるかどうか未知数のパンク修理剤、来るのか来ないのか保証されていない上に、来るとしても数時間後のロードサービス、これらを選ぶくらいなら、チューブ交換の練習をしたほうがマシです。
このパンク修理剤とかロードサービスは、あくまでも最終手段。
まずはチューブ交換の練習をして、替えのチューブ、空気入れ、Co2インフレーターなどを持っていくようにする。
その上で、万が一のためにロードサービスに加入するのがいいのかなと。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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