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ビアンキのFENICE PROって硬いですか?【質問いただきました】

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ビアンキのFENICE PROが気になっているのですが、お店の人に聞いたら【硬いバイクですよ】と言われました。
ロングライドには向きませんか?という質問をいただきました。




実際のところどうなのか、私が過去に試乗した限りですが書いていきます。

FENICE PRO 105のスペック


【特価セール】【送料無料】【特典付】ロードレーサー 2016年モデル BIANCHI ビアンキ FENICE PRO 105 11SP フェニーチェプロ105 11SP チェレステ

フレーム アルミ(スカンジウム)
フォーク フルカーボン
STI 105
クランク 105(52-36)
フロントディレーラー 105
リアディレーラー 105
スプロケ 105(11-28)
ホイール フルクラムレーシング7
タイヤ ザフィーロ 23c
重量 8.02キロ
定価 税抜250,000円

スペックは2017年モデルです。

FENICE PROの最大の特徴ですが、スカンジウムフレームということです。
アルミフレームというのは、アルミニウム100%ではありません。
アルミにほかの金属を混ぜた合金ですが、スカンジウムフレームというのはレアメタルであるスカンジウムをアルミに混ぜた合金です。

なんでスカンジウムフレームにするかというと、剛性が上がるからです。
薄く作っても強度に問題がないため、軽量化もできます。

何年か前まではスカンジウムフレームというものが他社でもあったのですが、ここ最近はめっきり見なくなっていました。
FENICE PROはビアンキが自信を持って出してきたニューフレームです。

コンポは105でまとめてあります。
ホイールはフルクラムのレーシング7。
フルクラムの中では最もグレードが低いホイールですが、よく完成車についてくる【メーカーオリジナルの手組ホイール】よりはちょこっとグレードが上だと考えればいいです。

ちなみにアルテグラモデルもあります。

フレーム アルミ(スカンジウム)
フォーク フルカーボン
STI アルテグラ
クランク アルテグラ

(52-36)

フロントディレーラー アルテグラ
リアディレーラー アルテグラ
スプロケ アルテグラ

11-28

ホイール TOKEN C22A
タイヤ ルビノプロ 23c
重量 7.1キロ
定価 税抜360,000円

105モデルとアルテグラモデルではシートポストやハンドルなどの違いもありますが、大きな違いはコンポとホイールと考えていいです。
TOKEN C22Aはかなり軽いホイールで前後で1384gしかありません。

ていうか、アルミ完成車で7.1キロって凄いですよね。

硬いのか?

ぶっちゃけていいますが、硬めではあります
個人的な印象ですが、例えば同じアルミモデルのインプルーソよりはずっと硬いですし、オルトレXR1よりも硬さは感じます。
ですがスカンジウムフレームの持つイメージよりは柔らかく、思っているよりは嫌な硬さには感じませんし、それなりに振動吸収性はあります。

硬いか柔らかいかって、結局は何かと比較するわけです。
何と比較するか次第ではありますが、例えば某社のハイエンドカーボンフレームよりは硬くないですし、一般的なアルミフレームよりは硬いです。

ロングライドに向くかどうかですが、この辺は個人差がありすぎてコメントしづらいところです。
ロングライドで楽したいなら、同じアルミフレームのインプルーソのほうが楽だと思います。

ビアンキ 2017年モデル インプルーソ 105 / IMPULSO 105【ロードバイク/ROAD】【Bianchi】

ですがFENICE PROの持ち味は、加速性です。
ぶっちゃけていうなら、オルトレXR1より加速力は上に感じます。
スカンジウムフレームの良さは加速性とかペダリングの軽さなんです。

私が考えるに、FENICE PROを選んでもらいたい人は
・学生さん(体力があるので)
・剛脚さん向け
・加速性を大切にしたい人

逆に向かないのは
・まったり走りたい人
・体力に自信がない人

FENICE PROはフレームの出来が非常にいいので、個人的にはどんな人でも一回は体感してもらいたいです。

105モデルなのか、アルテグラモデルなのか?

105とアルテグラ、どっちがいいか悩んだ場合、私は105をオススメします。

この理由ですが、まず105とアルテグラではコンポの性能には大きな差は出ません。
ブレーキとフロント変速は体感できる違いがありますが、それ以外はそんなに大きな差にはならないため、コスパ的には105のほうがいいように感じるからです。

アルテグラモデルにはトーケンC22Aという軽量ホイールが付いています。
確かに重量だけ見たら驚くほど軽いですし、定価も5万しないくらいのホイールなのに、重量だけ見たらデュラエースC24と同格です。

なんですが、私はトーケンC22Aを評価していません
このホイール、あまり詳しいことは書きづらいのですが、剛性がかなり低く、乗っているとかなりたわみます。
そのため、ペダルを踏み込んだパワーがホイールに吸収されるような感覚になり、持つと軽いのに走ると軽くないホイールです。

FENICEは硬めのフレームが自慢なのに、なんで柔らかいホイールをセットしているのか私には理解できませんが、税抜き定価ベースで11万の差がある105モデルとアルテグラモデルです。
どうしてもコンポがアルテグラじゃないと嫌だという人は仕方ありませんが、個人的には105モデルを買って差額でホイール買ったほうが満足できると思うからです。

例えば硬めのホイールであるレーシングゼロをセットして、より加速性を強化するとか。
レーシングゼロをサイクリングエクスプレスで見るなので本命は105モデルですね。
ちなみに、2016モデルなら192,500円まで下がっています。
これはお買い得間違いなし。

※こちらは2018年モデルです。

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