先日書いた記事で、保冷ボトルを使ってみての感想を書いたのですが、

記事中でも書いたのですが、これの一番の問題点は、

これなんですよ。
最初買った時も、ワンタッチで開かないなと思ってまして、何度か使っているうちにワンタッチで開くようになってきて。
今はまた、開かない時期ですw
これの理由もよくわからない。
で、私の奴とは別のものですが、比較的有名な保冷ボトルの中に、サーモスってありますよね。
それのストローボトルを使っている方から、コメント頂きました。
※間違えて本名を入れてしまったとのことで、【匿名】と変更させていただきました。
サーモス ストローボトルのレビュー

こちらもワンタッチでは蓋が開かないことが多く、ストローを折りたたんで蓋を閉める構造になっているせいか、ストロー内部がくっついて中身を吸い込めないことがあるため、必ず事前にきちんと吸い込むことが出来るか確認する必要があります。


サーモスも、ワンタッチで開かないことが多いとか・・・
ストロータイプはちょっと難がありそうだなと思ってますが、やはり難はありそうですね。
サーモスのレビューも某密林で見てみましたが、ワンタッチで開かないという話は出てこない。
私が使っているB.Freeのものも、あまりそういう話を聞かない。
これが個体差なのか、使い方が悪いのか、皆さん気にしてないのか、一体何が正解なのかわかりません。
私も当初、全然ワンタッチで開かないと思って、30回くらいは開け閉めしたら、やっとワンタッチで開くようになった!と喜んでいました。
その当時の記事がこちら。

で、それから何度も使うたびに、やっぱワンタッチでは開かない日のほうが多いw
よくわかりませんが、私の場合は日によってワンタッチ率は大きく違います。
一つ思ったのですが。
保冷ボトルなので、中に氷を詰めていれば、中の空気が冷却されて陰圧になりますよね。
それがワンタッチで開きづらくしている要因では??と思ってみたり。
なので、まずは空の状態でやってみます。
これはサーモスではなくて、私が使っているB.Freeのもの。
やっぱ空の状態だと、空きやすいかも。
で、氷を数個入れてしばし放置して、同じことしてみます。
やっぱ空きづらい気が。
最後は蓋を振り落とすように振って開けてますw
ガチャガチャ音がするのは、中の氷です。
ただし、一度【空き癖】みたいなのが付くと、しばらくは空きやすい気が。
しばし放置すると、また同じ感じ。
これももうちょっと使えば空きやすくなるのかは、要観察です。
ちなみにですが、撮影の都合上、左手でボタンをプッシュしてますが、
右手の親指のほうが、空きやすい気が。
上のボタンを、斜め下方向に押すようなイメージのほうが空きやすい。
ていうか、走行中ってどっちの手でボトル取っているんだろう・・・と考えると、右手だよな・・・
まあ、これだけ強力なバネで開くので、陰圧とか関係ない気もするんですが。
ワンタッチで開くことは期待しなくても
どちらの保冷ボトルでもそうなんですが、もしワンタッチで開いたとしても、閉めるには両手じゃないと閉まりません。
厳密に言えば、片手でもやろうと思えばできます。
あとは蓋のほうをアゴとかで押し込むとか。
ワンタッチで開いたとしても、閉めるには両手が必要なので、結局は走行中には飲めないんですよね。
より正確に言うと、走行中でも飲もうと思えば飲めますし、閉めようと思えば閉まります。
しかし、ノーマルボトルのような利便性はないので、道路状況次第では使いたくありません。
どうしても蓋の操作で手間がかかる分、下手すりゃ飲みながらふらついているかもしれない。
なので車通りが多い道路で、走行中に無理して飲みに行くのもリスクがある。
なので信号待ちでの停止時限定のボトルなんだと思えば、別にワンタッチで開く必要がないのかもと思うわけです。
というより、ワンタッチであるか否かよりも、冷たいドリンクを飲めるというメリットがあり、デメリットをメリットが凌駕する。
たぶんそういう話。
しかし、人によってはメリットよりもデメリットが上回ってしまう。
走行中に手軽に飲むことが優先の人なら、明らかにバツです。
たぶん、放り投げて捨てたくなるほどイラっとするでしょうw
信号待ちでの停車時限定で、冷たいものを飲むことを優先するなら、かなりアリです。
走行中はノーマルボトルを使い、信号待ちでは保冷ボトルを使うという棲み分けになるかと。
まあ、ダウンチューブにロングボトルを入れているので、結構取りづらいですが・・・
つまり、こういう保冷ボトルが向く人は、
ドリンクの温度 >>>> 利便性
利便性よりもドリンク温度が圧倒的優先度の人には、オススメします。
これが、【ドリンク温度 > 利便性】とか【ドリンク温度 = 利便性】、これくらいの人だと、微妙に感じ始めるかと。
もちろん矢印が逆転する人の場合は、完全にナシだと思われます。
たぶんこれ、ストロータイプよりも直飲みタイプのほうがいいのではないかと思いますが。
こちらは私が買ったやつの、小型版。
フレームが小さくて・・・などの制約がある人はこっちかもしれませんが、370mlだとだいぶ少ない気がする。
結局のところ、この動画を見てもらってもわかると思うのですが、
片手で開けることが出来ても、片手で閉めることは難しい。
厳密には、難しいというほどでもないですが、無駄にふらつく原因になりかねないし、オススメできません。
そうなると、結局は信号待ちなどでしか飲めないものなので、ワンタッチでスパッと開かないことがあったとしても、それほど大きな問題でもない。
なので利便性よりも冷たいドリンクを欲する人には、保冷ボトルは十分アリです。
なので、保冷ボトルとノーマルボトルのダブル体制で、
・信号待ちなど停車中 ⇒ 保冷ボトル
・走行中 ⇒ ノーマルボトル
このように使い分ければ、全然使える。
キャメルバックの保冷ボトルも気にはなってましたが、
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムアイス 自転車用保冷保温ボトル 保冷効果4倍 エアロジェル採用 620ml(21oz) ブラック 18892125
保冷力は、当然サーモボトルのほうがはるかに上。
しかし、走行中などの飲みやすさでは、こういうキャメルバックなどのいわゆるボトルのほうがはるかに上。
どっちを優先するか次第ですね。
サーモスにしてもB.Freeにしても、ボトルというよりは魔法瓶なんですよね。
そりゃ保冷力は高いに決まっている。
ていうか、キャメルバックの保冷ボトルも買ってみようかな・・・
今までノン保冷ボトル愛好家でしたが、使ってみるといいところも悪いところも見えてくる。
正直なところ、万人受けするボトルだとは思っていなくて、利便性よりも温度管理が優先の人には最高かと。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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