FELTのアルミロードというとFRシリーズですが、2020年モデルまではリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルがありました。
2020年のラインアップでは、FR30DISC(105)、FR30(105)、FR60(クラリス)とありましたが、2021年モデルではリムブレーキが消滅。
FR30というと、105油圧ディスク完成車になったわけで。
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2021 FELT FR30
2020年ではFR30DISCと名乗ってましたが、リムブレーキ版が消滅したので、2021年からはFR30=ディスクブレーキ車となってます。
フレームやフォークは昨年からの継続モデル。
2020年モデルとのスペック比較をしてみます。
2021 FR30 | 2020 FR30 | |
フレーム | アルミ | |
フォーク | フルカーボン | |
STI | 105 | |
クランク | 105 52-36T | |
FD,RD | 105 | |
スプロケ | 105 11-30T | |
ブレーキ | 105油圧ディスク | |
ホイール | Devox WheelRDS.A1、23mmハイト、内幅19mm、チューブレスレディ、Shimano RS470 ハブ、28h | Devox Road RSL1.9、チューブレスレディ、リム内幅19mm、リム高さ23mm、ハブDevox RSL3D |
タイヤ | Vittoria Rubino IV、25c | Rubino IV G+ folding、25c |
重量 | 9.01キロ | 8.7キロ |
値段(税別) | 20.8万 | 20.8万 |
値段は昨年同様、20.8万(税別)。
大きな変更点は、正直そんなでもないですが、ホイールのハブが変わったとかそんな程度。
FELTって伝統的に、オリジナルの手組ホイールをセットして販売することが多い。
手組ホイールなんでハブなども選定が出来るわけで。
もしかしたらこの変更で重量増加しているのかもしれないんですけど、そもそも完成車付属のホイールは交換すること前提みたいなモン。
とりあえず走れるカッコウだけ整えたみたいな話なんで、あとから好きなホイールに交換すればよい。
あとハンドルなども微妙に変更になってます。
FELTのアルミフレームって結構出来がいいですし、溶接痕処理もキレイに仕上がっているしバランスもいいんですが、なぜかあんまり見かけない。
そこが不思議といえば不思議ポイント。
ちなみにSTIですが、サイズ47だけは105のショートリーチレバー採用です。
これも昨年と同様ですが、2021年モデルからは他社もこのような流れに追従してきた印象があります。
手が小さい人向けのショートリーチレバーなので、フレームサイズが小さい場合はもはや必須かと。
105で20万の時代
油圧ディスクコンポはどうしてもリムブレーキ版より高いので、アルミフレーム&105完成車といっても20万を超えてくる時代に入りました。
他社だと、アルミフレームの中で評価が高いトレックのエモンダALR5(105油圧ディスク)で税別21.9万。
キャノンデールのCAAD13 105 DISCで税込24.2万(税別22万)。
メリダのスクルトゥーラ700(105油圧ディスク)で税別23.9万。
リムブレーキ時代だと17万程度で買えていたアルミフレーム&105が、20万を越すのが当たり前の時代に入ってしまいまして。
参考までに、キャノンデールのCAAD13(105リム)は税込15.84万です。
こちらでもまとめていますが、
20万アンダーでリムブレーキ車ですが、カーボンフレーム&105完成車が買えてしまうので、このあたりの価格帯はいろいろ悩みどころが多いかもしれません。
リムるかディスるかは、ホント難しいところ。
このあたりの価格帯、初心者さん泣かせですよね・・・
リムるかディスるか、アルミるかカーボるかも悩みどころですが、迷ったときはデザインだけで決めるのが一番満足度は高いような気がします。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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