先日書いた記事についてご意見頂きました。
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モーションセンサーの精度
キャットアイのキネティックを使った人の先導で緩い坂を上っている時、坂のピークでセンサーが反応したのかランプが点いたのを何度か見ました。
他にも空走中の初期によく点灯しますね。ちょっと反応が過敏な時があるくせに、赤信号手前では最後の方まで点灯しない時もあります。
加速度センサーなので、減速が掛かると反応してしまうことは当然なのですが、赤信号で減速中に反応していないのは微妙ですね・・・
ブレーキランプって減速した事実を伝えるというより、減速しようとした「運転者の意思」を表示する物だと思います。
だから意図しないタイミングで点灯した事象を見てしまうと、以降制動意思が当てにならないので全然気にしなくなります。
正直自転車にブレーキランプはあまり要らないと思います。
まあ、そういう反応の仕方になるなら、確かに後続車は気にしなくなりますね。
後続車の大多数は自分より速い自動車ですので、ブレーキランプ点灯の有無関係無しに
後続車は前方の自転車より速く、接近する事になります。車にとってはブレーキランプの有無関係無しに前方からくる注意するべき障害物である事は変わらないので、減速意思を表示する意義は薄いと思います。
有効なのがグループライドで後続の自転車に対してですが、これは手信号や声かけで十分間に合う話になりますし。
というお話です。
まあ、これについては前にも書いたように、
結局のところ、モーションセンサーは自分の意思とは必ずしも一致していない上に、自分よりも後ろにあるのでどのように作動しているかを乗り手が検証できない。
そんでもって、車のドライバーも自転車にブレーキライトがあるとも思ってないでしょうから、大きな意味があるのかについては疑問です。
前に違う方からも言われたのですが、グループライドで手信号ではなく大声で知らせるという練習会もあるそうです。
部活みたいだと言ってましたがw
赤信号でブレーキレバーから手を離してまでハンドサインを使う理由があるのかというと、結構疑問だったりします。
8:10辺りから見るとわかるように、下手に片手ブレーキにすることで落車している方もいますし・・・
ハンドサイン出したら、パトカーからスピーカーで【自転車の方、片手運転はやめてください】と注意されたという、ウソみたいな逸話もありますしw
まあ、モーションセンサーのブレーキライトがあることで害があるとも言えないので、あっても損とか害とかはないとは思うのですが。
強いて言うなら、この方が経験したように、意味不明なタイミングで点灯するのを何度も見ると、むしろ全くに気にしなくなる程度の話が害に当たるとも言えなくはない。
けど後続車も、そもそも先行車のブレーキライトをあてにしてないと思うので、気にしなくなっても害とも言えないですし。
今使っているリアライトのうち、一つはこちら。
何か最近、3時間もするとなぜかバッテリー切れを起こすことが度々あって。
点滅モードで日中もデイライトで使ってましたが、あまりにもバッテリー切れが早いため、モーションセンサーが反応しまくりなのかと思ってました。
まあ、バッテリー消費が激しいタイプの点滅を使っていただけっぽくて、違う点滅モードにしたら5時間でも問題なくバッテリーは残ってました。
モーションセンサーがどれくらい作動しているかについては、乗り手には全く分からないですし検証しようもありませんw
こっちのキャットアイのほうはモーションセンサーが付いていませんが、
こっちのほうがバッテリーの持ちは全然いい。
グループライドで多少は役に立つのかもと思ってましたが、私なりの意見としては、
自分の意思で動かしているわけではないものって、信用し過ぎるとむしろ危険。
点いてくれたらいいな、程度の淡い期待感だけのほうがいいかもしれません。
こういうのも、乗り手は乗っているときに検証しようがないので、そこが面倒。
ウインカーの話
通勤で毎日使ってると、欲しいのはウインカーですね。
暗くなった帰宅時、ラッシュ気味の道路で左折する時ウインカー欲しくなります。
ドッペルで手信号用ウインカー付きグローブカバーが出てた時買うか悩みました。
しかし欲しい理由が、交差点曲がる直前に手信号出してられないのが理由なので、買いませんでした。
30m以上、3秒以上前から手信号出して意思表示する様心がけしています。
しかし曲がる1秒前ぐらいにハンドルに手を戻すので、左折意思が後続車や右折待ちの対向車に伝わらずに、突っ込まれた事が多々あります。
大体判っているので危ない目にはまだあっていませんが、直前しか周囲確認しないで右左折しようとするドライバーはかなり多いです。
こんな時左折直前まで左折意思の判るウインカーがあれば良いのですが、あまり良い製品無いんですよね。
ただ手信号でも交差点近くで遅いと思いこんでかぶせるように左折してくる車は減らせてると思いますので、有効ではあります。
過去にウインカー付きリアライトを使っていたことがあるのですが、
これ、致命的な弱点があって、明るさセンサーがあるために日中は作動してくれませんw
どこがセンサーなんだろうと考えてみたのですが、よくわからず。
ビニールテープで塞げば日中でも作動するはずなんですが、結局は面倒だったのが本音。
リアライトとしては大きめで被視認性もいいですし、夜間に使うなら両サイドに出てくるビームライトが結構よかったりしますし(追越し時に側方間隔をしっかり取ってくれる期待感)、一応ウインカー機能もありました。
まあ、最終的には走行中に折れて終了です。
一年数ヶ月の命でした。
構造的にリアライトが大きいため、このブラケットでは若干の不安ですかね。
前に書いた、クラウドファンディングに出ていたサドルバッグも、アームが長い構造なので不安。
リアライトも、1年数ヶ月使えたということでは、十分元を取っているともいえるのですが、1年数ヶ月で壊れるパーツは私の中ではナシ。
1年数ヶ月なので1万数千キロと言えますが、、、キャットアイとか大手の商品がそんな短期間で壊れることはまず想定出来ないことを考えると、ナシ。
まあ、【いづれ折れる】と書いたら、【すぐに折れるとは何事だ!】と発狂されてしまったのですが、【すぐ】なんて一言も書いてないだろうよと・・・
力学的な脆弱性の比較論をしているのに、一体何を言っているんだろうと。
折れたリアライトの構造も、今になって振り返ると同じなんですよね。
支点、力点、作用点から考えると、そもそも無理があった。
ちなみにバイク持ち上げて落として縦方向に振動を与えても、サドルバッグと干渉していないのも確認済み。
なのでもしウインカー機能がついたリアライトを買うにしても、
支点と力点が離れすぎてないもののほうがいいかと。
まあ正直なところでいいますと、自転車用ウインカーで良さそうなものは無いですし、そのうち煩わしくて使わなくなるのがオチじゃないかと思うのですが。
期待し過ぎない
モーションセンサーのブレーキライトは、上で書いたように期待し過ぎないほうがいいですし、点けているから安全性が上がるというものではない気がします。
あって損も害もないけど、そこまで信頼性が高いともいえないし、そもそも検証が出来ませんので。
ウインカーについては、まず良さそうな商品が全くないです。
キャットアイのような大手が手を出さないのも、需要がないからかと思ったりします。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
高はしです。
ブレーキライトですが、ブレーキキャリパーにくっつけて、機械的に動作させるのを見かけますが、どんなものなのでしょうね?
人柱になるか・・・
コメントありがとうございます。
あれはブレーキワイヤーで動かすので、乗り手の意思と連動します。
ただし、キャリパー次第では取り付けできないらしいです。
もちろん、油圧ディスクブレーキは無理です。