ビンディングペダル初心者に人気が高いのは、片面フラット・片面ビンディングになっているペダルです。
まあ、安心感が高いですし、スニーカーでも使えるメリットがあります。
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片面フラット・片面ビンディングペダルのメリット
片面フラット・片面ビンディングになっているペダルのメリットですが、気分次第、状況次第でどちらでも使えるという安心感ではないでしょうか?
例えばビンディング初心者さんが、やっぱりビンディングは恐いなと思ったら、そのままフラット面に切り替えて使うことが出来ます。
あとはロングライドするときにはビンディング面を使うけど、街乗りするときはスニーカーにしたいなどのケースですね。
基本的に片面フラット、片面ビンディングになっているペダルについては、SPDタイプしかありません。
SPD-SLタイプでは、見たことが無いです。
恐らくこの理由としては、SPD-SLタイプの場合、そもそもクリートがシューズの裏から大きく出っ張っています。
そのため、走行中にフラット面を使っても、滑ってマトモに乗れないでしょうから。
SPDタイプだとクリートがシューズの窪みに隠れているので、そのままフラット面でもペダルを踏めますし。
ちなみに前にも書いたとおり、ビンディングにステップインするときに焦ると、たまたま金曜日に悶絶する結果になります。

片面フラット・片面ビンディングペダル
シマノ PD-EH500
恐らく今だと、コレを使っている人が多いのではないかと思うほど代表的な片面フラットSPDペダル。
付いて来るクリートもマルチリリースなので初心者向きかも。
重量 | 383g |
付属クリート | SM-SH56(マルチリリース) |
タイプ | ライトアクション、ロード、ツーリング |
シマノ PD-M324
デオーレシリーズになる片面フラット、片面ビンディングペダル。
ちょっと重量は重いですが・・・
重量 | 533g |
付属クリート | SM-SH56(マルチリリース) |
タイプ | ツーリング、トレッキング |
シマノ PD-T421
こちらもグレードはデオーレとなっているのですが、より軽いステップイン、ステップアウトを実現したクリッカーシリーズです。
反射板がついているなど、安全性重視のモデルともいえます。
重量 | 418g |
付属クリート | SM-SH56(マルチリリース) |
タイプ | クリッカーシリーズ、ツーリング、トレッキング |
シマノ PD-T8000
こちらはデオーレXTグレードの片面フラットSPDペダルなんですが、軽量性重視のモデルで、かつ反射板つき。
重量 | 392g |
付属クリート | SM-SH56(マルチリリース) |
タイプ | ツーリング、トレッキング |
三ヶ島 SOLUTION Ezy Superior
ペダルといえば三ヶ島というほど定番どころですが、三ヶ島待望の片面フラット、片面SPDペダル。
スパイクピンを配置したフラット面と、シマノSPD互換のビンディング。
カラーバリエーションが豊富で、ブラック、シルバー、レッド、ブルー、グリーンの5色展開。
またEZY SUPERIORシリーズなので、工具が無くてもペダルをワンタッチで外すことが可能です。
一度取り付けてしまえば、それ以降は外すのも付けるのも工具は不要。
重量 | 552g |
付属クリート | ? |
タイプ | EZY SUPERIORシリーズ |
KCNC クリップレスプラットフォーム
KCNCの片面フラット、片面SPDペダルで、クリートはシマノ互換。
CNC削り出しで軽量に仕上がっているペダルです。
重量 | 326g |
付属クリート | ? |
タイプ |
三ヶ島 Urban Step-in A Ezy Superior
こちらも三ヶ島の片面フラット、片面SPDペダル。
クリートはシマノ互換ではなく、オリジナルの2つ穴タイプのようですが、アマゾンの説明文ではTIMEのATACと互換があることになってますが、公式サイトには記載がありません。
イジースーペリアシリーズなので、工具無しでペダルを外すことが可能です。
重量 | 461g |
付属クリート | MKS US-Aクリートセット |
タイプ | EZY SUPERIORシリーズ |
TIME LINK
タイムが数年前に出した、片面フラット、片面ビンディングペダル。
タイムというとバリバリのレーサーブランドですが、タイム唯一の街乗り用のペダルといえます。
アタック イージー クリート付属。
重量 | 388g |
付属クリート | アタックイージークリート |
タイプ |
アダプター(シマノSPD-SL、LOOK対応)
シマノのSPD-SLペダルか、LOOKのKEOペダルに被せてフラット化するパーツ。
この手のものはアマゾンにたくさんあります。
被せてため、スニーカーで乗るときは被せて、ビンディングシューズを使うときは外すという形。
定番はシマノPD-EH500
古くはシマノPD-A530が定番どころでしたが、今だとPD-EH500が片面フラット界のド定番かと。
三ヶ島も最近はこういう片面フラットに力を入れているっぽいです。
片面フラットは便利といえば便利だし、初心者さんが安心できるともいえます。
交通量が多い道路ではフラット面を使い、安心できそうな場面だけビンディング面を使うという対応も出来ますし。
このタイプのペダルでは、リフレクターを装備できるタイプもあったりするので、通勤&夜間とかだと意外と便利かもしれません。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
片面フラットはPd-a530ですよ。
コメントありがとうございます。
すみません!思いっきりタイプミスしてましたので修正しました。
530と打ったつもりで520になってましたw