以前から問題視されていたことですが、各国の大使館職員による、駐車違反などの踏み倒し問題。
外交官特権があるので、強制的な手段が使えないわけですよ。
記事によると、飲酒運転すら疑わしいようで。
これに対して、違反金を支払うまでガソリン税の免除証明書の発行をしない強硬策に出るそうです。
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恐らくですが
違反金踏み倒しの過半数はロシアと中国らしい。
総額で4千万を超えるらしいが・・・
外交官特権を間違った方向に使っている悪例ですよね。
これに対して、違反金を収めるまでガソリン税の免除証明書を発行しないとありました。
うーん、いたちごっこになりませんかね?
というのも彼らは外交官特権を持っているので、証明書を偽造しても逮捕されないはず。
せいぜい、ペルソナノングラーダの発動で退去させるしかない。
偽物を作るのが得意な国もありますし、シマノさんの製品なんてだいぶパクられてましたし・・・
免税カードってこういうものっぽいですが、
http://www.tokyokenso.com/dfcard_sample.pdf
普通に偽造で作れそうな・・・
偽造発覚でも不逮捕特権ですし。
あと、違反金を払うのとどっちが得なんだ?という問題も。
外交官特権って凄まじいですよね。
こういうのって
日本以外の国でも、違反金踏み倒しって起きているんですかね?
日本の外交官は、海外ではちゃんと払っている・・・と信じたいところですが、そういうデータも出ると面白いのに。
ちょっと話は変わりますが
先日もちょっと書いた件です。
右直事故を警戒してハイビームを使うという話。
まあ、私は否定します。
ハイビーム以外でも事故を防ぐ方法はあると思うので。
2019年、滋賀県大津市で起こった右直事故はご存じの方も多いと思います。
直進車に対し、対向右折車が衝突。
結果歩道にいた園児2人が死亡、園児ら14人が重軽傷を負った痛ましい事故。
この件、右折車の運転手は既に刑が確定(禁錮4年6月)しています。
この事故、園児に突っ込んだのは直進車のほうです。
けど対向右折車が衝突してきて避けようとしてハンドルを切ったことが原因なので、さすがに直進車の運転手に刑罰を科すのは難しいだろうとのことで不起訴処分となっていましたが、遺族は処分を不服として審査を申し立てています。
申立書では、直進車の女性に対し、「事故現場の100メートル以上手前から、少なくとも2台の右折を確認していたにもかかわらず、(衝突することになる3台目が)右折しないと軽信し、減速など事故を未然に防ぐ注意義務を怠った」と指摘。「いかに右折車の過失が大であろうと、事故結果の重大性に鑑み、同法違反の罪で公判請求されるべきだ」と主張した。
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ご遺族の方々の気持ちはわかりますが、この件で直進車が刑罰に問われるというのは、さすがに厳しいような。
民事上の過失責任は発生します。
右直事故の場合、原則としては右折車に進行妨害してはならない義務を課しています。
それと同時に、直進車にも注意義務を課している。
4 車両等は、交差点に入ろうとし、及び交差点内を通行するときは、当該交差点の状況に応じ、交差道路を通行する車両等、反対方向から進行してきて右折する車両等及び当該交差点又はその直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。
速度違反があったなら別ですが、速度違反はなかったとなっているので、直進車も刑罰に問われるのはちょっと無理筋に感じます。
ただこれ、もし直進車がロードバイクだった場合、どうなるんだろうなと。
ロード乗りは大怪我もしくは死亡リスクも高い。
対向二輪車の距離感はわかりづらいという大前提があるので、対向右折車はこちらの状況を誤認して、右折開始する可能性が高いと思って交差点に進入するようにしたほうがいいです。
日中でも夜間でも。
過失がどうとかは事故った後の話。
事故る前にどうすべきなのかを考えるべき。
大津事故の件は、今後の進捗次第では、直進車も刑罰に問われる可能性があるので、注目しておいたほうがいいかも。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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