一昔前のプロレースというと、チューブラー一択でした。
パンクしづらいことや、パンクしてもスローパンクになることが多いのがチューブラー。
リムが軽くなるメリットもある。
プロレースの場合、パンクしても自力で直すわけでもないですしね。
サポートカーからホイールが供給されてホイールを交換しておしまい。
けど近年はチューブレス・クリンチャーでプロレースに出る事例も。
ドゥクーニンク・クイックステップの場合
【無金利キャンペーン対象】ROVAL RAPIDE CLX FRONT SATIN CARBON/GLOSS BLK 700Cロード ホイール
ドゥクーニンク・クイックステップの場合、ホイールはROVAL。
Rapide CLXが投入されていますが、これ、クリンチャータイヤしか対応しません。
なので必然的にクリンチャータイヤを使うわけで、タイヤもスペシャライズドのTURBO COTTONかS-WORKS TURBOが使われている。
インナーチューブって何を使っているんですかね?
未確認情報ではラテックスチューブのようですが・・・正確には不明。
プロの機材ってそれなりには情報が出回ってますが、インナーチューブが何か?タイヤ幅は?空気圧は?なんてところまで詳細を開示してもらえると意外と面白い。
スペシャライズドのタイヤ
スペシャライズドのタイヤなんですが、かなりいいよと読者様から聞く一方、全く使ったことがありません。
スペシャライズドのオンラインストアなら買えますが、アマゾンなどに出回ることもほぼ無いですし。
TURBO COTTON
気になっているのはこのTURBO COTTON。
スペシャの公式サイトでも、結構強気に書いてある。
はっきり言って、当社のGRIPTONは最高のコンパウンドです。
TURBO COTTON TIRE 700X24Cタイヤ ロード
断言っぷりが凄いw
はっきり言って最高なんですよ。
控えめに言うつもりも無さそう。
24c | 26c | 28c | |
重量 | 220g | 240g | 260g |
空気圧 | psi 115~125 | psi 95~115 | psi 85~95 |
TPI | 320 | ||
コンパウンド | GRIPTON |
スペシャライズドの最高峰のタイヤですが、お値段は税込み10,450円。
クリンチャーとしてはお高い部類に入る一本ですが、前に読者様がこれを絶賛してました。
S-WORKS TURBO TIRE
S-WORKS TURBO TIREはお値段が税込5,720円とまあまあお買い得な部類に入るタイヤ。
上で書いたTURBO COTTONがケーシング320TPIなのに対し、こちらは120TPI。
22c | 24c | 26c | |
重量 | 200g | 210g | 220g |
空気圧 | psi 100~125 | psi 100~125 | psi 100~125 |
TPI | 120 | ||
コンパウンド | GRIPTON |
この二つがプロレースで投入されているようです。
転がり抵抗の問題
チューブラーよりもクリンチャーのほうが転がり抵抗は低いし、ラテックスチューブにするとなおさら良いというのが定説になりつつあるのですが、プロレースでもちょいちょいクリンチャータイヤが使われているみたいな話も出てきてますよね。
チューブレスも今後増えていくでしょうけど、まだプロレースではチューブラー派が最も多い状況には変わりありません。
トレック傘下のボントレガータイヤもかなりいいと噂を聞くのですが、ボントレガーについては通販に出回ることはほぼ無く、トレック取扱店に行かない限り入手不可能。
スペシャもボントレガーも、アマゾンで売ってくれたらもっと売れると思うのですが・・・
アメリカンブランドはどうもこういうところには硬い。
けど品質管理とか、値崩れするリスクとかも考えると、こうなるのも仕方がないところなのかも。
通販禁止ブランドも、タイヤとか小物くらいは通販しても良さそうなのに・・・
Continental(コンチネンタル) GrandPrix 5000(グランプリ 5000) 700C クリンチャータイヤ 2本セット +zitensyadepoステッカー [並行輸入品]

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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