読者様から面白いものをご紹介いただきました。
ネットで輪行袋を物色していたら面白い物が出てきました
輪行袋とは書かずに「サイクルバック」と称している所がズルいな~~と笑っています
いつ使う物なのか疑問が出ただけでなく
お値段を見たら選ぶ可能性は限りなく低く大笑いしています
さて、どんなものでしょうか?
Contents
絶対にアウトな輪行袋
こちらです。
一番のウリは、【分解せずに収納できる】ということ。
後輪なんて外しませんし、前輪も外しませんよ。
袋にそのままロードバイクを置いて、締めるだけw
収納のしやすさ、生地の丈夫さ、持ち運びやすさ、収納の手間、見た目、全ての項目で二重丸の評価。
他社の輪行袋なんて話になりませんよ。
注意事項はこちらです。
本製品を輪行用としてご使用される際は、ご利用される各交通機関の定める自転車輪行時のルールに基づき、自転車の前輪、後輪を外し、バッグを折りたたむなどをして、規定の手荷物サイズを超えないようにご使用ください。
そのままの状態で電車で使えるなんて、一言も書いてませんし。
収納しやすさは断トツですが、その収納方法では電車で使うことは出来ません。
ネタとしては
後輪を外さない輪行袋でも、似たような注意書きが書いてあります。
メーカーが説明書で書いている収納方法が、鉄道会社の規則内で使えるとは保証していないという奴ですね。
前に読者様から聞いていますが、

どことは書きませんが、メーカー側も鉄道会社の規則通りには使えないことを承知していると。
うーん、バカなんじゃないですかね。
上で紹介したモノについては、鉄道会社では完全NG。
メーカーが推奨する方法で収納すると、絶対に規則内には収まらないという・・・
これってフル電動自転車とか電動キックボードでもそうなんですが、買ってそのまま公道で乗れるとは一言も書いていない。
ちゃんと読むと、私有地でしか使えないと書いてあったりする。
まあ、上で紹介したモノについては、値段もお高いので買う人がいるのかは疑問。
前に知人の新幹線駅の駅員から聞いていますが、明らかに解体していない状態で袋に詰めた自転車を持ち込もうとする外国人を拒否したと言ってました。
知人は非サイクリストなのでイマイチ状況はわかりませんでしたが、上のようなものかもしれないし、後輪を外さないタイプだったのかもしれませんがよくわかりません。
まあ、メーカーですら鉄道会社の規則内に収まらないことを承知しているのに、ド素人が意味不明な屁理屈で規則内と言い張るケースもあるので、本当にややこしい。
けどまあ、解体せずに収納は、ある意味では清々しいですね。
なんでこうなってしまうのやら。
ちなみになんですが、後輪を外さない輪行袋について、

こういう間違った見解を述べる人もいます。
駅員とか車掌って、そもそも見逃していることも多いのですが、それ以上にトラブルになるのが目に見えているから言い出しにくいというのもあるみたいですよ。
それダメだよ、乗れませんと言えば確実に揉める。
まあ、そもそも【OK】と明言するとは思えませんが。
駅員も車掌も、警察官ではないので取り締まるわけにもいかないし、トラブルが起これば本社にクレームが入ってややこしくなる。
面倒だから見なかったことにするというのも普通にあるとか。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント