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【ふたごじてんしゃ】という双子乗せの自転車。

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前から報道などで見て気になっていたのですが、ふたごじてんしゃというものがあります。
その名の通り、双子を乗せる自転車。
後ろに子供を二人載せる自転車で、3輪です。

 

個人的にこの自転車について、評価しているポイントがありまして。

危険性をきちんと伝えようとしている

3輪自転車って、後輪の片輪が浮くとズッコケます。
片輪が浮くと一気にバランスを失って転倒リスクがあるのですが、メーカーがきちんとリスクを伝えているというところが高評価のポイントでして。

 

2輪でも3輪でも、絶対にコケない自転車なんてあり得ない。
どういう使い方をすると転倒しやすいのかをきちんと動画でもそうだし、メーカーサイトでも伝えているというところが私なりの高評価ポイント。

 

ちなみに自転車はOGKさんとの共同開発(?)のような形で作っているようです。
OGKさんというと、ちょっと前にサイクルトレーラーを発表しています。

 

サイクルトレーラー、OGK キャミリー。歩道を走ることは一切不可ですが。
OGKからキャミリーというサイクルトレーラーが販売されるようです。ちょっと前にロードバイクに、このようなサイクルトレーラーを付けて引っ張っているのを見まして。日本でも使う人っているんだぁなと思いつつ、少しだけ危惧していることもあります。OG...

 

これ、使い方次第では非常に便利なものだし、普通のママチャリにやたらと荷物を積載してフラフラ乗っている人よりも安全そうだなと思うのですが、一番の問題点は法律関係。

 

サイクルトレーラーについての危惧。
OGKがサイクルトレーラーを発売開始して、それなりに話題になっているように思います。こういうものはうまく使えばいいものだし、おかしなことをすれば凶器にもなりうるもの。サイクルトレーラーの法的位置づけOGK技研 Camilyサイクルトレーラー...

 

歩道の通行は一切出来ないし、歩道を押し歩きするのも歩行者扱いされません。
OGKさんのサイトでは当たり前のようにこれを書いていますが、どうも報道レベルになるとこの記載が抜け落ちる。
前後に長い分だけ、歩道を爆走されるとどうしても歩行者が危険に晒されますし。

 

ふたごじてんしゃですが、リスクを伝えようとしているところを高評価しています。
どうしてもこういうのって、メリットばかりを伝えようとしてしまいがちですが、リスク因子を伝えないと親子もろとも吹っ飛んで大怪我したり命を落とす結果になるので。

 

※当サイトでは大怪我等を爆死と表現するのですが、何となくふさわしくない気がするので今回は控えます。

アセスメント販売というシステム

この自転車ですが、自転車屋に行ってすぐに買えないというシステムになっているのがポイント。

 

アセスメント販売というシステムで、購入前診断が必要になっているようです。

 

ふたごじてんしゃについて | ふたごじてんしゃ

 

自転車の特性を理解してもらって、さらに道交法の基礎をしっかり確認してアセスメント終了証を受け取らないと購入できないシステム。

 

メリットとデメリットをしっかり伝えようとしている姿勢に共感します。

ぶっちゃけた話

個人的には子供乗せ自転車について疑問を持つことがそれなりにあって以前も書いたと思います。

 

歩行者に対するベルの使用。ちょっと思ったことを炎上覚悟で書きますが。
結構前に書いた記事ですが、歩道での自転車と歩行者の事故の話がありました。これについてコメントを頂いたのですが、どうにも私には理解しがたい部分がありまして。(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).pu...

 

逆走ママチャリについてコメントを頂きました。
先日書いた自転車のベルの使用についてですが、一部、本筋から外れて、逆走ママチャリについて書いている部分があります。ここについてコメントを頂きました。(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push(...

 

保育園か幼稚園に急いでいるんだと思いますが、車道を斜め横断して逆走しながら、鬼気迫る顔で全力で漕いでくるお母さんによく出くわしてまして。
自転車の逆走・・・恐ろしく危険です。
これ、以前住んでいたところでも似たようなことがあって、そちらの方は同じく子供乗せ自転車なんですが、やはり急いでいるのか歩道を全力疾走。

 

歩行者がビックリして避けるんですよ。
ドケドケ!みたいな感じで。

 

いやいや、急いでいることは法律を守らなくていい言い訳にはならんだろうということを書いたのですが、しまいにはこんなコメントまで来る始末。

記事を拝見したところ、保育園の送迎をしている者、子を持つ親の視点から感想を書きます。

筆者は子育て経験がありますか?
あれば正論が通らないことが分かるはず。
まず決め付けはよろしくないと思います。
こうやって私に決め付けられたら嫌ではありませんか?

子育て中、朝の1秒は昼の10分と同じくらいの重さがあるんですよ。
それを10分早く起きろは大変乱暴です。

いろいろな意見があるのは、それぞれに思うことがあり、それぞれに事情があると思うんです。

君子危うきに近寄らずと言います。
過去と他人は変えられません。
相手を諭したり自論で制することはやめて、それぞれもっと寛容に考えてはいかがでしょうか?

事情があったら車道&路側帯を逆走したり、歩道を全力疾走してもいい言い訳になるわけもないし、なんでそのために法律を守っている人が配慮しなくてはいけないのか意味が分かりません。

 

車道&路側帯逆走の件は、怖いので逆走自転車が見えた瞬間に左端に停めて停止して待ちます。
ドケ!と怒鳴られましたが・・・

 

歩道爆走の件は、いつもビクビクして歩道の端で停止して通り過ぎるのを待ちます。
(このとき私は歩行者でした)

 

あと最近は見かけませんが、以前よく見た子供乗せ自転車のケースでは、前後子供乗せ&抱っこひも。
計4人が乗車しているわけですが、転倒リスクがある上に転倒したら全員とんでもない結果に陥る可能性があるから禁止されているわけですし・・・

 

朝の1秒は昼の10分に相当するとか、10分早く起きろは乱暴とか言いますが、これはちゃんとやっているお母さんお父さんに大変失礼な話ですよマジで
言い訳すれば道交法違反が成立しないとでも思うのか知りませんが。

 

まあ、大半のお父さんお母さんは真面目にやっていると思いたいですし、悪いものは目につきやすいという側面もあるのですが。

 

実際、2018年の報道ですが、子供乗せ自転車での事故による救急搬送、東京都内だけで6年で1300件だそうです。

幼児用座席のついた自転車の事故で病院に救急搬送された子どもが、2016年までの6年間に東京都内だけで1349人に上ることが、消費者庁のまとめでわかりました。

 

子ども乗せた自転車転倒、都内で過去6年1300人けが:朝日新聞デジタル
幼児用座席のついた自転車の事故で病院に救急搬送された子どもが、2016年までの6年間に東京都内だけで1349人に上ることが、消費者庁のまとめでわかりました。買い物や送り迎えなどで子どもと自転車に同乗…

あくまでも救急搬送事例のみ。
死んでしまったら意味が無いので、きちんとリスクや自転車の特性を伝えて納得して購入してもらうシステムには共感します。
もちろん、購入した人がどう使うのかについてまではチェックできないでしょうけど、伝えるべき点を伝える姿勢はいいなと思ってます。
以前取り上げたように、子供乗せ自転車で赤信号無視(過失)で横断歩道の歩行者に衝突した事件もありますが、子供を守るためにも信号は見落としたらアウト。
自分のみならず子供を乗せているなら、より高い注意を払うべき話。

 

電動アシスト自転車の脅威。
やはり自転車事故への刑罰は、甘いのが現実。2020年11月、鎌倉市内の県道を自転車で走行中に赤信号を見過ごし、横断歩行中の女性に衝突して約7カ月の重傷を負わせたとして、重過失傷害罪に問われた同市、無職女性(39)の判決公判が15日、横浜地裁...

 

車両だという意識が薄いまま、子供を載せるというのは大変恐ろしいことだと私は考えていますが、どうも世間のママチャリって歩行者の延長レベルにしか考えていないような気がして、好きになれない。
けどリスクをきちんと伝えている点で、ふたごじてんしゃについては評価しています。

 

さらに書きますと、こういう事故を防ぐためにも自転車道を作れという人もいますが、そんな簡単にできる話でもなくて、実際には作りようがない道路も普通にある。
うちの近所なんてバス同士がすれ違い出来ないレベルのところもありますが、そんなところでも子供乗せ自転車が平気で逆走してくるのを見ると、呆れるというか悲しくなる。
現状の道路構造でどのように安全に乗るかという話。

 

今回の3輪自転車についても、高速度で曲がろうとすれば転倒リスクは高くなる。
速度の目安とか、転倒リスクなど細かく説明しているのはいいことです。

 




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