ちょっと前に、あえて中華カーボンホイールを買ってみようかという話を書きました。
正直なところこれについては、知人から【なんでゲテモノに??】などと言われていたのですが、どうせならネット上でも全くと言っていいほどインプレがないようなゲテモノ中のゲテモノに行こうかと思っていました。
ですがなにやら雲行きが怪しいことに・・・
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在庫切れ??販売停止??
実は狙っていたホイールは、サイクリングエクスプレスでしか取り扱いがない【DEUTER STONE 38c】というものでした。
DEUTER STONEで検索してもほぼ日本語記事は出てこない有様だったのですが、サイクリングエクスプレスの売値で6万ちょい、VIP会員なら4万ちょいというプライスタグが気になっていて、まあこれくらいなら人柱覚悟で行ってみるか・・・という感じでした。
リムに変なデザインがなく、薄めのロゴで目立ちにくいというのも一つのポイントでした。
中華カーボンホイールの代表格(?)というとICANかなと勝手に思っていますが、正直なところでいうとこのロゴのデザインが苦手でして。
ICAN(アイカン)カーボン 23幅 38mm深 クリンチャー ロードレース用 ホイールセット UD-マット 20/24H 1ペア
売り上げランキング: 17,872
なんていうか、もっとヒッソリしていて欲しいんですよね。
遠くから見ても【ICANだ!!】と思われるようなホイールに恥ずかしさを感じてしまうので。
もちろん、デザインが気に入っている人もいるのでしょうから、それはそれでいいと思いますが。
前にこのブログの読者からのタレコミ情報で、ICANとIMUSTは同じものであることがわかりました。
まあ、正確には分かったというよりも【まあ、そうだろ・・・】という感じですが、どちらかというとロゴが目立たないIMUSTのほうが好き。
IMUST(アイマシト)カーボン ホイール前後セット クリンチャー リムハイト38mm幅は23mm エアロ効果を発揮する
この手のホイールですが、私自身が直接使ったわけではないので評価はできませんが、恐らくは完成車付属のホイールなんかよりは全然いいです。
ただし、当たり前ですが有名メーカーのカーボンホイールとはやはり差があります。
そもそも値段がまるで違うので、比較するのもおかしいのですが。
Campagnolo – Bora Ultra (ボーラウルトラ) 35 クリンチャーロードホイールセット
重量 | F585g、R785g
1370g(ペア) |
リムハイト | 35mm |
対応タイヤ | クリンチャー |
23cタイヤ | ×(25C以上) |
スポーク数 | 18/21 |
対応スピード | シマノ8-11s |
DEUTERについてはサイクリングエクスプレスさんに在庫切れなのか販売停止なのか聞いているとこですが、まだ返信はありません。
結局気になるのは王道ホイール
一時期勝手に盛り上がっていた中華カーボンホイール熱も今回の一件で急速に燃え尽きてきて、やっぱ王道ホイールでいったほうがいいんじゃないかという話になりまして。
もちろんですが、ボーラとか買えるならボーラ買えばそれで終了します。
ただ、ちょっと予算オーバー。
FFWDもちょっとは考えたのですが、所詮は中〇カーボンリムなわけで。
それをオランダで手組しているのがFFWDですが、考えようによってはそういう中〇カーボンリムを中国で組んでいるのが中華カーボンホイールなわけでして。
いまいちFFWDを欲しいとも思えないんですよね。
ちょっと割高感があります。
FFWD買うなら、もうちょっと頑張ってボーラとか買っちゃいなYO!という感じになるのです。
もちろんですがSA〇RAホイールは論外。
首折れスポークの2:1になったのもマイナス材料だし、そもそも原価から考えたら高すぎるでしょ、となるわけです。
一時期やたらと評価が高かったSA〇RAさんですが、いろんな事実が出てくるとなんだかなぁという感じになります。
ちなみにですが、ちょっと前に台湾在住の自転車に詳しい人とお話ししたのですが、台湾でも中国でも、カーボンリムの製造工場はかなりの数があるそうです。
かなりレベルが高いリムを製造している工場もあるそうで、中華カーボンリムだからダメというようなことはないそうです。
大手メーカーのカーボンリムでも、恐らくは台湾などでOEMで製造されているんでしょうし。
で、結局のところ王道ホイールを買うのが、ハズレを引かないし満足いくだろうという、当たり前すぎる結論に落ち着きそうです。
今使っているのはMAVICのキシリウムエリートですが、マヴィックを使うとわかりますが非常にバランスがいいのです。
キシリウムエリートはリム自体は上位のキシリウムプロと同じものですし、リムが軽いので加速力が高い。
リムの精度も高く、ブレーキの効きすら違います。
なので同じマヴィックで、今期から出たチューブレス(UST)に行くのが自然な流れとも言えるのですが、一つだけどうにも悩むポイントが【ワイドリム】だからなんですね。
今使っているキシエリはワイドリムなんて登場する以前の【キシリウムエリートS】でして、詳しくは覚えていませんが確か2012年くらいのモデル。
ワイドリム&25cは苦手というか、例えば先日試乗したスペシャライズドの新型アレー。
アレーはやたらと振動吸収性が高く、なおかつ加速性があまり良くないと感じたのですが、あれの原因は空気圧が低めだったということもあるでしょうけどワイドリム&25cだったからというのも一つの理由だと思っています。
みなさん絶賛しているバイクなのに私一人酷評みたいになってしまい申し訳ないところですが、明確に加速が鈍いのが気になりました。
タイヤを触った感じでも若干低いのかな??と思ったのですが、普段25cを使っていないので25cの適正空気圧がよくわかりません。
でも今までも25c搭載車の試乗を何度もしていますし、その際はあのような加速性が著しく鈍いという感覚は感じませんでした。
ただ、自分には25cのメリットはあまりないと判断していますが。
話は逸れましたが、マヴィックはほぼすべてがワイドリム化しちゃっています。
ただしそれと同時に、なぜかチューブレス化されたのに軽くなっているんですよね。
普通、チューブレスリムになると構造上重くなるのが普通なのですが、なぜか軽量化されているのもポイント。
リムが軽くなっているのならワイドリムでもいいかなと思えるのですが、軽量化されたのがリムなのかハブなのかもよくわからないので、躊躇しています。
マヴィックの取り扱いがあるサイクリングエクスプレスさんに聞いた時には、USTの入荷は12月を予定と言われました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/2603
まだ2ヶ月も先ですね。
ほかにマヴィックの取り扱いがあるところとなるとベ〇チさんでしょうけど、どうにもあそこは傷物が届くとかそういう噂しか聞かないので、手を出しづらいのも本音。
マ〇ッ〇〇ー〇は論外ですし。
某所から買ってきて転売しているだけのと噂も聞きますが、実際はどうなんでしょうかね。
そういえばシマノホイールだけは、なぜかワイドリム化の流れに乗りません。
前にも個々の読者さんからのタレコミがありましたが、C40などではメーカーサイトで【C17】と書いてありますが、どうも違うようです。
シマノに問い合わせしたときも、【厳密に17mmではないため、23cタイヤは適合内です】と断言されていましたし。
販売店だけが入れるシマノの講習会でも、C17は間違いだったと説明されているとかいないとか。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1928
そうなると結局は何を買うのよ?となるのですが、もうちょっと考えてから決めます。
今のところ最有力候補は、マヴィックのキシリウムプロUSTですかね。
これの旧モデルに当たるキシリウムSLSは試乗したことがありますが、この時は結構硬いなと感じました。
でもこれがチューブレス化すれば話は違うんじゃね?ということです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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