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マジックリンでチェーン洗浄した場合の残留アルカリ。

先日の件にさらに追加。

先日の記事ですが、 どこの何なのか?と質問を頂きましたが、それについては書きません。 強アルカリ ...

実験として、チェーンをマジックリンで洗浄した場合の残留アルカリを見てみました。

チェーンメーカーはアルカリ洗剤を使うなとアナウンスしていますので、当然推奨しません。
単なる実験です。

マジックリンでチェーン洗浄

どこのご家庭にもたぶんあるよね、マジックリン。
要らないチェーンを引っ張ってきました。
うーん、汚いw
長いと洗うのが面倒なので、数リンクでカットしました。

さて、まずはマジックリン単体のph。
10~11あたりでしょうか。
メーカーサイトを見ると10.7とありました。

何回かやって見ました。
まずマジックリンで洗浄後に、洗面台に水を貯めてジャブジャブ2回+シャワーでの流水を2分間やったあと。

試験紙を当てにくいのですが、8~9くらいなのかな。
6~8が中性なので、限りなく中性に近い弱アルカリというところか?

一応チェーンを分解して中に残留した成分にも試験紙を当ててます。
チェーンの内部と外側で優位な差があるようには見えないけど、だいぶ念入りに水で流した成果なのだろうか?
洗面台に水を貯めてジャブジャブを2回+シャワーでの流水を2分間なのですが、チェーンを短くしたからここまでできるのかと。

順番が前後しますが、流水で30秒流しただけの状態。

この程度では話にならないかな。
たった数リンクなので、30秒程度流水で流しただけでもまあまあしっかり流せたのでは?と思いきや、その程度では残留アルカリがまあまああるのかと。
ちなみにph試験紙を当てたのはチェーン内部ではなく外側。

あとは乾燥させてオイルを添加した後にどうなんだ?という問題があるわけですが、たぶん、こうした工程についての「個人差」や使用環境などによって実用上の問題が発生するかしないかが変わるのだろうと思われます。
乾燥させる段階で残留アルカリ成分が濃縮されるかもしれないし、そのあたりまではわかりません。

結局のところ

「マジックリンで洗浄しているけどクラックなんて一度もない!」という実験をする人はいるだろうけど、必ずクラックが入るワケもないし、正直なところ結果論に過ぎないとも言えます。

一応調べた範囲では、チェーンメーカーの恐らく全てが

いろんな人
いろんな人
酸やアルカリはダメ。
中性にしてね!

と説明書に書いてあります。
シマーノさんに確認したところ、錆落としみたいな強いものだけを禁止しているわけではなく、酸やアルカリなら全部避けてくれという趣旨だそうな。

割れたことがないからマジックリン等のアルカリ洗剤を使うという人がいても、正直なところ勝手にしてくれとしか思わないのですが、メーカーがダメというのをあえて他人に勧める理由もない。
なので、私としてはオススメしていません。

ちなみにKMCについても同様だそうです。

読者様
読者様
KMC製のチェーンを使っている者です。
KMCチェーンのメンテマニュアルでは、チェーンを洗剤(ガソリン、軽油など有機溶剤も)に浸すのも禁止されているので、こっちも、紹介してほしいです。
(ただし、日本語版ではイラストのみになっています)

マニュアルでは、汚れをブラシで落として、中性洗剤を含ませた布で、表面を拭くとされています。

メーカー側の意図として、リスクを多めにとっている可能性も当然あります。
要は水できちんと流したという「さじ加減」が人それぞれ違う上に、チェーン洗浄後に毎回試験紙を当てて検証する暇人もいないし。

かなり念入りに水で流しても推定8~9くらいなので、バイクにチェーンを付けたままマジックリンで洗浄しホースで水を掛けたくらいだと「流す」という工程としては不足している可能性がありそうです。

アルカリの残留成分がチェーンオイルを分解するという問題もありますし。

あっ、何度も書いておきますが、趣旨としてはメーカーがダメというものを他人にオススメするかのような無責任なことはしたくないということです。
どうしてもアルカリ洗剤にこだわり、今まで問題が起きたこともないから使い続ける人がいたとしても、私が強制的に止めさせる権限なんてないんでね。
もちろん、タイーホされることもありません笑。

安物のスクラップ材扱いされるメーカーは悲惨ですね。
同情します。