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タイヤパウダーと、タイヤとチューブの摩擦説

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いまさらながらの話をしようと思う。

タイヤパウダーと転がり抵抗

いろんな人
いろんな人
チューブにタイヤパウダーをまぶすことにより、タイヤとチューブの摩擦が減り転がり抵抗が減り転がりが良くなる。

よく通説的にこのような表現を見かけます。
ぶっちゃけていいですか?

管理人
管理人
どういう理論なのか、よくわからない…

タイヤとチューブの摩擦が減ると、なぜ転がり抵抗が減るのか?
いまいちこの原理については、頭の中で想像つかなくて。

 

しかもイメージ的な話になりますが、むしろタイヤとくっついて一体化しているほうが余計な抵抗が減りそうな予感すらします。
あっ、根拠がない単なる脳内イメージでの話です。

 

そう言えばこれについて、某滅亡したブランドさんがコラムに書いていたのですよ。
低摩擦パウダーをまぶして転がり抵抗を計測したところ、パウダー無しよりも転がり抵抗が悪化したと。

 

超低摩擦パウダーをタイヤに塗る - SACRA Cycling
タイヤの転がり抵抗はタイヤ・チューブが自転車の自重で変形するときに発生するヒステリシスロスによるタイヤ前後の圧力差により発生します。そこでこのヒステリシスロスを低減するためタイヤとチューブの間に低摩擦のパウダーを塗りチューブをより動き...

 

ただし通常のタルク粉ではこのような結果にはならないとも。

タイヤパウダーの役目

タイヤパウダーの役目って、装置時の作業性向上と貼り付き防止以外には何か「効果」はあるのでしょうか?
本当に転がり抵抗が減るなら、どういう理屈なんだろう?

 

ちなみに以前はベビーパウダーをまぶしてから装置していたこともあるのですが、次第に面倒になり今はノーパウダーでフィニッシュです。
新品チューブにわずかについているモノ以外には、何も足さないし何も引かない。

タイヤパウダーがあることにより、タイヤが変形して戻る際の「戻り」に僅かな差が出る…としたら、それはどういう理屈で起きるのかわからない。
よくわかりませんが、タイヤパウダーは転がり抵抗軽減を目的に使うのか?と聞かれると、なんか違うような気もします。

 

ちなみにパナレーサーのホームページによると、

タイヤの内側に塗布していただくことにより、チューブをタイヤに装着しやすくし、チューブのタイヤへの張り付きを防ぎます。

 

Panaracer Corporation パナレーサー株式会社
自転車用タイヤ・チューブおよびサイクル用品の製造~販売を手がけるPanaracer(パナレーサー)。多彩なラインナップを紹介。

やはり作業性と貼り付き防止が目的になっています。
転がり抵抗軽減に効果があるなら、「転がり抵抗軽減を目指すあなたに!」くらいのキャッチコピーでも行けそうなはずだけど。


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