自転車用スパイクタイヤの続きです。
世の中には、「スプレー式タイヤチェーン」というものもあります。
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スプレー式タイヤチェーン
これなんて、自転車でも使えることになってますね。
スプレー式タイヤチェーンってそもそもどういう仕組みなのか?
こちらの製品をみると、原材料は「ノルウェー産木材樹脂使用」と書いてあります。
なぜスプレーするだけでグリップ力が高まるのかというと、細かい樹脂をスプレーすることでタイヤ表面に細かな凹凸を作り、ざらつかせるようなイメージになるみたい。
まあ、無いよりはマシなのかもしれませんが、ロードバイクのような細いタイヤではそもそも無理があると思う。
もし25cくらいでスパイクタイヤがあったとしても、接地面積の小ささはやっぱ無理筋。
グラベルロードやマウンテンバイクならともかく。
あと、この手のスプレーは粘着性がかなり高い成分を使っているため、フレームなどに飛び散ると落ちなくなる可能性もありますし。
用途に合わせた自転車を
雪道やアイスバーンでロードバイクに乗りたいか?と聞かれたら、基本「止めとけ」と言います。
乗りたい人がいるのかすら怪しいけど。
以前何かの雑誌の特集で、雪道でのファットバイク遊びが取り上げられてましたが、ファットバイク、マウンテンバイクで何とかなるかどうかの話。
まあいろいろ書いていて思い出したのですが、昨冬に雪が降った翌々日。
ママチャリで歩道を通行していた人が、アイスバーンで盛大に転倒w
段差の都合上、やや斜めになっている場所でしたが、華麗に、きれいに、これ以上ない芸術的な転倒で周りがびっくりするレベル。
あれが仮にスパイクタイヤだったら滑らないのか?スプレー式タイヤチェーンを使えば滑らないのか?については「無いよりはマシ」程度でしかないと思う。
タイヤが太い自転車で雪道遊びするのはあるといえばありますが、そこそこの太さがないと厳しいので、ロードバイクで雪道遊びはやめたほうがいいでしょう笑。
もちろんアレです。
「雪道遊びして転倒してフレームが割れても、生涯保証だから安心♪」なんてバカな話もありませんし。
余裕で保証の対象外。
ついでに思い出した。
以前住んでいたところの隣人なんですが、雪が降ると雪かきが面倒なのか、ホースで水を撒き散らすアホがいまして。
それをしたら凍結することすら理解できない…
一応アレ、道路交通法違反なんだよね。
東京都公安委員会規則
第17条 法第76条第4項第7号の規定による道路における禁止行為は、次に掲げるとおりとする。
(1) 氷結するおそれのあるとき、道路に水をまくこと。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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