なんかこんなのさ、日常茶飯事なんかな。
タクシー運転手って周り見えてんのかなっていつも思う、客しかみてないよな、、
今年で一番カッコイイ舐めんなもらいました🤣 pic.twitter.com/ZwazqjJn5j— やおいた (@Yao_Canyon) January 6, 2023
アホクサ
0.3m、速度差20キロの追い抜きについて、一審(竜ヶ崎簡裁)が認定した風圧による平衡喪失を否定し、心理的動揺から平衡喪失させたとして有罪にした判例があるのですが、
0.3mの追い抜きにより驚愕狼狽せしめ、心理的動揺からハンドル操作を誤り平衡を失わしめ
東京高裁 昭和48年2月5日
この状況で追い抜きするからこんなことになるわけで。
当然このような場合、「追い抜きを控えるべき注意義務」があるのは当然のこと。
原判決の認定によると、被告人は、大型貨物自動車を運転して本件道路を走行中、先行する被害者運転の自転車を追い抜こうとして警笛を吹鳴したのに対し被害者が道路左側の有蓋側溝上に避譲して走行したので、同人を追い抜くことができるものと思つて追い抜きを始め、自車左側端と被害者の自転車の右ハンドルグリツプとの間に60ないし70センチメートルの間隔をあけて、その右側を徐行し、かつ、被害者の動向をサイドミラー等で確認しつつ、右自転車と並進したところ、被害者は、自転車走行の安定を失い自転車もろとも転倒して、被告人車左後輪に轢圧されたというのであるが、本件道路は大型貨物自動車の通行が禁止されている幅員4m弱の狭隘な道路であり、被害者走行の有蓋側溝に接して民家のブロツク塀が設置されていて、道路左端からブロツク塀までは約90センチメートルの間隔しかなかつたこと、側溝上は、蓋と蓋の間や側溝縁と蓋の間に隙間や高低差があつて自転車の安全走行に適さない状況であつたこと、被害者は72歳の老人であつたことなど原判決の判示する本件の状況下においては、被告人車が追い抜く際に被害者が走行の安定を失い転倒して事故に至る危険が大きいと認められるのであるから、たとえ、同人が被告人車の警笛に応じ避譲して走行していた場合であつても、大型貨物自動車の運転者たる被告人としては、被害者転倒による事故発生の危険を予測して、その追い抜きを差し控えるべき業務上の注意義務があつた
昭和60年4月30日 最高裁判所第一小法廷
最近、こうした話は多いよね。
最近だけじゃないけど。

どうでもいい話なんですが、これを正当防衛と主張するのはそもそも理解しがたい。
正当防衛は違法性阻却事由ですが、そもそもこの程度の叩く行為が何の犯罪に該当すると思うのだろ。
そっちのほうが不思議。
ところで
この動画の人って以前バスに幅寄せされたとか騒いでいた人だと思いますが、あれの結末を知らない。
調べてみたところ、
「不起訴」
だそうな。
まあ、そりゃそうだよなとしか思いませんが。
不起訴といってもいくつかのパターンがあるので、嫌疑不十分なのか起訴猶予なのかは知りませんが、結局のところ不起訴処分って何も公共性はない。
当事者が取り調べやら社会的な非難を受けたという点では無価値とは思わないけど、裁判以前で終わるのだから、判例でも何でもない。
そもそも暴行の起訴率って30%とかそんなもんだし、起訴されても公判請求は20%以下。
人それぞれ何に価値を求めるかは違うだろうけど、私としては形(判例)に残らないものに価値を見いだせない。
そもそも、こうした事例で道路交通法違反すら取れないところに問題があるわけですが。
ちなみに「叩く」行為については全くオススメしません。
事故る危険性が高まるだけなんで。
2輪車が片手運転になれば自明ですね。
不利になりうる行動をする理由もなければ、叩かないと回避できないわけでもない。
そんなところで戦っていたところで、社会的には何も解決しない。
何も変わらないのですよ。
相変わらず定期的に「幅寄せされた!」みたいな動画が出回ってはネット上で非難しての繰り返し。
ちなみに非接触の似たような事案について民事訴訟で争った判例もありますが、一審二審ともに「請求棄却」、つまりはゼロ円。
ガッツリと雑誌にも掲載されてますが、違う意味で判例を作っているとも取れるわけで。
これについては詳細は書きませんが、残念ながら「そりゃそうなるわ」くらいの内容でしかない。
ルールが明確とは言えないからこうなるのでしょうね。
そして相変わらず、こんな話は繰り返すだけなんでしょ。
そこにどのような価値があるのやら。
同じ歴史が繰り返されるということは、法律が悪いのか、法律の運用が悪いのか、道路構造が悪いのか。
どれかかもしれないし全部かもしれないけど、同じ歴史が繰り返されるだけなら根本的に変えなきゃいけないのだろうな。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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