ちょっと前に、リムブレーキ車を魔改造してディスクブレーキ化した話を紹介しましたが、
まあ、クロモリフォークだから出来る技。
ちなみにWilierには一つのフレームでリムブレーキとディスクブレーキの両方に対応するという珍しいものがあります。
Wilier Cento1NDRとCento10NDRはリム・ディスク両方対応
WilierのCento1NDRとCento10NDRはリム・ディスク両方対応の二刀流フレームになっています。
もう何のこっちゃレベルの話ですが、フレーム&フォークにはフラットマウントのディスクブレーキ台座があり、リムブレーキ(ダイレクトマウント)も取り付け可能。
フレーム&フォークのエンド部分が交換式になっていて、別売のスルーアクスルキットを買えばディスクブレーキ化できるという、かなり珍しいフレームです。
Wilier Japan
完成車販売は、リムブレーキ完成車とディスクブレーキ完成車があるという充実(?)ぶり。
○Cento1NDR
Wilier Japan
コンポ | 値段(税込) | |
フレームセット | - | 341000円 |
ディスクブレーキ完成車 | アルテグラDISC Di2(12s) | 632500円 |
105 DISC Di2(12s) | 550000円 | |
105 DISC(11s) | 451000円 | |
リムブレーキ完成車 | アルテグラ Di2(12s) | 588500円 |
アルテグラ(11s) | 456500円 | |
105(11s) | 412500円 |
○Cento10NDR
コンポ/ホイール | 値段(税込) | |
フレームセット | - | 440000円 |
ディスクブレーキ完成車 | アルテグラDISC Di2(12s) | 682000円 |
リムブレーキ完成車 | アルテグラ Di2(12s) | 654500円 |
アルテグラ(11s) | 533500円 |
リムブレーキ完成車を購入後、専用のスルーアクスルキットを買えばディスクブレーキ化が可能。
とは言え、ホイール買い換えてコンポも一部買い換えてになるので、リム→ディスクブレーキに換装する人がどれだけいるのかについては果てしなく謎ですが、一般的なフレームならリムブレーキ→ディスクブレーキ化はノーチャンスのところ、一応は可能という点がメリットなんですかね。
理屈の上では、フロントだけディスク化みたいなことも可能。
その需要があるかないかは別として。
フロントだけディスク化して制動性と軽量性のバランスを追及するみたいな人が世界のどこかにいるのかもしれないし、いないかもしれないです笑。
ディスクブレーキにしても、ワイヤー引きディスクブレーキならリムブレーキ用のレバーをそのまま使えたりしますし。
ていうか、一部ではワイヤー引きディスクブレーキのほうを勧める方もいますよね。
油圧ディスクのレバーの重さを嫌って。
リムディスク二刀流
ロードバイクではなくクロスバイクですが、センチュリオンのクロスライン30はVブレーキ仕様ですが、実はフォークにディスクブレーキ台座がついていたりします。
これはだいぶ前からそうだったはずですが、二刀流ですかね。
ロードバイクでも、ディスクブレーキ初期の頃に二刀流フレームが何かあった気がしますが、たぶん現存する二刀流フレームってWilierくらいじゃないかと。
現実問題として、二刀流だからリム⇔ディスクで切り替えて使う需要があるかないかはなんとも言えませんが、一応はこんなものもあるにはあると言うことで。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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