痛ましい事故は起きるわけで。
ご冥福をお祈りいたします。
警察によりますと、○○さんは自転車で歩道を走っていた際、何らかの原因で転倒、そのはずみで車道に飛び出し、後ろからきた乗用車にはねられたということです。
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事故の現場
事故現場はこちら。
歩道がありガードレールがありますが、ガードレールの切れ目の部分の様子。
道路外から車道に進出可能な場所ということですかね。
なお、転倒の原因は不明です。
操作ミスなのかもしれないし、何かに驚いた結果なのかもしれないし、理由はわかりません。
過失割合
似たような事案についての判例ですが、歩道から車道に自転車が転倒した事故について、自転車の過失を80%としたものがあります(岡山地裁倉敷支部 平成24年5月15日)。
この判例では、それまで普通に走行していた自転車が突如転倒することは予見できないとしながらも、運転者の注意義務違反を認定。
他の事例になりますが、歩道の縁石が下がっていてガードレールの切れ目の部分からは逆走ノールック横断自転車が進出することは予見可能だとし、車道を通行していた自転車に50%の過失相殺する判例すらあるので、なんとも言えませんが。
自転車ヘルメット
ヤフコメで専門家が「ヘルメット」について触れてますが、この事故についてはそもそもヘルメットの有無は全く報道されてないのであって、ヘルメットをかぶっていたら…みたいな議論は不毛な気がします。
ヘルメットが大事なことについてはその通りですが。
ヘルメットが事故を防ぐわけじゃないのでね。
怪我の程度を小さくする効果はありますが、全ての怪我を小さくできるわけでもない。
つい先日、某所にて神奈川県警のマスコットを見たのですが、
なぜかオーディエンスのほとんどが高齢者で、一体何のイベントなんだろうと疑問に思いつつ。
あまり言いたいことをハッキリ書くとアレなんですが、事故の原因はなんなのでしょうね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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