UNO-X プロサイクリングチームは「DARE」のロードバイクに乗っています。
そもそも日本ではほとんど馴染みがないブランドと言っていいと思いますが、「DARE」とは誰なのでしょうか?
台湾の新興ブランド「DARE」
DAREは台湾発2011年創業のまだ新しいブランドですが、カーボンフレームのOEMで成長してきた会社。
ニールプライドやラピエールなどのOEMを経て成長した技術力が高い会社と言えるかと。
ここ数年は、日本の代理店は塩野自転車さんです。
2018年にベルギーに支社を設け、UNO-X プロサイクリングチームのスポンサーとしてフレームを供給するようになり、ワールドツアーでも活躍するようになっています。
正直なところ、日本ではほとんど知られてないブランドの一つと言えそうな。
ちなみにDAREは「ディアー」と読みます。
「誰」ではないのでご注意を。
DAREのロードバイク
エアロ VSRu
VSRu | DARE Bikes【 Aerodynamic 】 We’ve used “u” for “ultra” to define the design’s incredible performance and style! The VSRu’s exclusive...
まずはエアロのVSRu。
「u」だけ小文字になっているのは一応理由があって、「ウルトラ」を意味するために区別しているらしい。
最近のエアロって各社でそこまで大きな差を見つけることは難しいのですが、DAREのTTバイク「TSRf」からロードバイクに適した形状とジオメトリに再設計したものがVSRu。
ちょっと特徴的かなと思うのは、Di2バッテリーを従来のシートチューブ内ではなくダウンチューブ内に持ってくることで不便さを解消。
あと、VSRu専用のVETOXエアロハンドルバーは、サイコンやライト、カメラなどのマウントを装備している点。
ステムは80、90、105、120、135mm、ハンドル幅は380、400、420、440mmの中から選択可能です。
なお、フレームはカラーオーダー可能。
軽量オールラウンド MA-AFO
MA-AFO | DARE Bikes【 AFO All Around 】 Carrying an uncompromising spirit of craftsmanship and the MR1sDB/GFX’s experienced evolution, we've ...
こちらはプロレースで使うメインフレーム、MA-AFO。
サイズSでフレーム重量は730g。
グラベルバイク GFX
GFX | DARE Bikes【 Gravel 】 The end of the asphalt can’t stop us from exploring our beautiful world, and the gravel path ahead promises e...
フレーム重量は1150g(サイズ48)。
このフレームの特徴ですが、チェーンステイ長が410~425mmまで10段階に可変するところ。
「Variable チェーンステイ」とありますが、エンドの部分で調整するみたい。
使うタイヤ幅や求める乗り味次第で調整可能にしている点が面白い。
基本はオーダー?
カラーオーダーの件もそうですが、吊るしでショップに置いてあるというよりも基本はオーダーになると思われます。
実物はなかなか見かけないので。
何年か前にチラホラ話題になっていたDAREですが、あまり乗っている人の話が出てこないので日本ではメジャーとまでは言えませんが、プロチームが採用するブランドです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
デザインはいいのですが、カタカナ読みすると「ダレ」。
軽量モデルは、「まーアフォ」になりますね…。
失礼ですけど、名前がネタっぽく感じます。ただ、モデル名変えれば売れそう。
コメントありがとうございます。
後者はあえて避けて書かなかったのです笑。
「ダレのアフォに乗ってます」では問題になりますから笑。