最近というか、チェーンとアルカリ洗浄について書くと必ずといっていいほどクレームのコメントやメールが来るのですが。
そもそも
チェーンメーカーが「アルカリ禁止」にしていることは有名な話。
自転車用チェーンに限らず、大手チェーンメーカーもアルカリ禁止にしてますし、わざわざ「アルカリに強い」コーティングを施したチェーンすらあって、そのようなチェーンですら「アルカリ洗浄禁止」にしていたりする。
チェーンメーカーは長年の知見から、アルカリ洗浄剤を使って割れた事例やらクレームの事例やらあるわけで、そりゃ「ダメ絶対」と言うよね。
一方、例えば某社のディグリーザー(おそらく販売量はかなり多い。安いし。)なんてガッツリとアルカリ性なわけですが、それを使った人全てがクラックに至るわけではない。
たぶん、
・ペダリングによるチェーンの引張
・変速時のショック
・洗浄成分をきちんと流しきれてない
・そもそもオイル不足
・その他使用環境
など様々な要素によってクラックに至るんじゃないかと思いますが、チェーンメーカーの方がいうには、静的状態でもピンが打ち込まれているのでプレートには負荷がかかっているとのこと。
これらの話を総合して、あとはご自身でお考えください。
何が正しい
2年くらい前かな。
チェーンとアルカリについて書いた記事について、いろいろコメントしてきた方がいまして。
その方の意見自体はまあまあ興味深く見ていました。
ただね、最後の最後にあり得ないコメントをしてきたので、「さすがにそれは違うだろが」と注意したことがあります。
「このコメントはチェーンメーカーに対する誹謗中傷の可能性がある」みたいな書き出しで始まったコメントでしたが、
続くコメントの内容は、某チェーンメーカーとやり取りしたメールの添付。
メールを勝手に公開しながら誹謗中傷するという意味不明なことをコメント欄でされましたが、あとから知ったのはこのコメントをしてきた人。
洗剤メーカーの人間なんですね。
どことは書きませんが、本人も同一人物であることは認めてます。
アルカリ以前の問題というか、一般人を装ってなにしてんねんという話ですよ。
で。
他人がアルカリ洗浄剤を使っていようと知ったこっちゃないのですが、こちらとしては「メーカーが禁止している」という事実、「具体的事例がある」という事実、「おそらくかなり流通していると思われるアルカリ洗浄剤で、必ずクラックに至るわけではない」という事実を書いた上で、あとはご自身で考えてくださいというスタンスです。
そもそも「絶対に大丈夫」なんてあるわけもないし。
あれですかね?
先日も「テロリストになれ」という「フリ」を頂いた気がしますが、テロリストらしく全部ぶちまけてしまいなさい的な話なのかもしれませんが(笑)、そういうのはやめておきます。
「急に正月が来た」と騒ぐ人がいたり、自転車業界って不思議過ぎて笑えません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
某ショップ店員です。
ディグリーザーに3ヶ月浸け置きされたお客様様がいましてチェーンがパリパリに割れてました。
自分はディグリーザーを使う時は車体から外してボトルの中でディグリーザー»中性洗剤»お湯»お湯の順番で短時間でキレイにを心がけるようにしてます。
コメントありがとうございます。
実際に実例があるのに、なぜアルカリ性を使う人がいるのかは理解しがたいですが、そもそもなぜ3ヶ月間ディグリーザーに浸け置きしたのか気になります笑
3ヶ月間浸け置きでパリパリになったチェーンの断面が気になります。また、食塩水や水道水に漬けておいても割れるのか?
コメントありがとうございます。
ちょっと試してみましょうかね。
時間は掛かりますが。