電車に自転車を持ち込むには輪行が日本では主流ですが、最近はサイクルトレインもチラホラ出てきました。
国土交通省がサイクルトレインやサイクルバスの事例をまとめたものとして、
を公表しています。
道路:サイクルトレインサイクルバス - 国土交通省
事例の紹介
あくまでも「こういう事例がありますよ」という内容紹介なので、へぇ、程度に見てもらえば。
サイクルトレインを見たときに、以下に分けることが出来るかと思いますが、
①日常使用を想定したサイクルトレイン
②スポーツサイクリストを想定したサイクルトレイン
西武線やつくばエクスプレスなどは、明らかに日常使用ではなくスポーツサイクリスト向け。
B.B.BASEなんかもそっちの方向ですね。
なんかビミョーに覚えにくい気がします。
逆に平日でも時間帯をさほど限定せずにやっているサイクルトレインについては、メインとして日常使用を想定したものだと理解できます。
現実問題としてですが、駅構内にしても自転車を押して歩きやすいような構造ではないところも多いので、いわゆる日常使用としてママチャリを持ち込みしたい人がどれだけいるのかはわかりませんが、個人的には車椅子の人が一人で通行できないような駅構造と合わせて、できる範囲でかまわないので改良していって欲しいなと思ってます。
特定小型原付が
とはいっても「日常使用としてのサイクルトレイン」については、特定小型原付であれば折り畳みして気軽に持ち込める利点があるわけで、むしろそっちのほうが伸びる要素があるのではないかと思ったりします。
一応は輪行袋に入れて持ち込めるルールみたいだけど、駅構内で運びやすいのは自転車よりも特定小型原付だし、電車内で省スペースなのも特定小型原付のほう。
どんだけの需要があるのかは蓋を開けてみないとわからないけど、特定小型原付って自転車と違ってチェーンで汚れるみたいなリスクもないし、むしろ特定小型原付を活用する方向にした方がいいんじゃないかと思っていたりするのですが、世間は電動キックボードに対して冷ややかに見ている人が多い気がします。
国土交通省の事例紹介は、あくまでも鉄道事業者や自治体などに向けたものだと理解しますが、現実的には通勤ラッシュに持ち込みなんてあるわけもないし、ある程度制約が掛かるのは当然。
そうなると日常使用としてのサイクルトレインが可能な路線ってかなり限定されてしまうし、日常使用としてのサイクルトレインであればシェアサイクルではダメなのだろうか。
なお、B.B.BASEについてなんですが、「BBAみたいな名前のサイクルトレインなんだっけアレ?」とネットで検索して確認するのは私だけでしょうか?
私だけであればしんでしまった方が良さそうです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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