だそうな。
東京23区の通行帯134路線のうち、85%にあたる114路線に違法駐車があり、台数は延べ1372台に上ることが分かりました。
エラー|NHK NEWS WEB
Contents
シンプルな話として
じゃあこのように、自転車レーンを構造分離して違法駐車自体を不可能にしろよ!と思うのは誰でも思い付く発想ですが、
現実問題としてはそうなっていない。
構造分離しようとしても、それを妨げる要素が出てきては頓挫する結果になるわけですが、仮に構造分離してもこんなオチ。
駐車車両のドアアタックの懸念や、直前横断リスクからまともに通行できない普通自転車専用通行帯や、
狭すぎてまともに離合できないような自転車道。
何がどうなってこうなるのかについてはそれぞれ事情や妨げる要素があるわけで、そこに着目して妨げる要素を排除しない限りは変わらないのよね。
構造分離しようとして頓挫せざるを得ない状況になった普通自転車専用通行帯もありますが、何が、誰がそれを阻んだのかを理解しないと、結局は毎回おかしな自転車レーンが作られては酷評されての連続でしかないのだから。
そういう話なのに、こういう雑な意見しかできない人は理解しているのでしょうか、、、
なんでも批判するのは簡単。
批判するなら、こうすればいいと具体的に図で書いてみればいい。
危険性も少なくて利用率も高い自転車走行スペースを。https://t.co/8MveIZ6EdT— たぬたぬ (@cI9gncRcxEiBMcN) May 18, 2023
アホの極みですよ。
ところで
停止車両に突っ込んで重軽傷を負う人たちというのは、前すら見ないで自転車に乗っているのでしょうか?
交通事故総合分析センターの集計によりますと、自転車専用通行帯で自転車が止まっていた車に衝突する事故も起きていて、去年までの5年間に、全国で57人が重軽傷を負っているということです。
エラー|NHK NEWS WEB
割り込み急ブレーキみたいな話なら別ですが、単に停止している車両に突っ込む自転車がいて、5年間で57人が「重軽傷」という事実のほうが驚愕します。
まあ、でも確かに以前、信号待ち停止車両に突っ込んで逆ギレしている自転車を見たような。
自転車レーンではなくても信号待ち停止車両に突っ込む自転車がいるので、それがたまたま自転車レーンで起きた件数をピックアップしたのかな。
構造分離すれば違法駐車自体が不可能になるけど、「構造分離しろ」と言ったところでそれを妨げる要素が出ては頓挫したり、仮に構造分離したにしてもまともに離合できないような自転車道を作ってみたり。
なぜそうなるかは道路次第でビミョーに理由が違いますが、「理想の図面を発表してみろ!」なんてレベルの人はお気楽でいいよなと感じました。
申し訳ないが視野が狭すぎて話にならない。
誰が、なぜ、妨げる要素になるのか。
そこを掘り下げるのが報道なんだろうな。
作れだの、理想の図面を発表してみろだのいうのはド素人でもできるのだから。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント