ちょっと前にクリティカルマスがどうのこうのとありましたが、なんか知らんけど報道されてますね。
別に
たくさんの人数で自転車に乗るならどうぞご自由になんだけど、こんなルール無視の走り方したところで日本で受け入れられるわけがないじゃんね。
しまいには暴走族顔負けのテクニックまであるらしいけど、
(ライド中に)参加者が進み続けている時、数人のグループがわずかな間、(赤信号で参加者が途切れないように)脇道の交通を止めることが時々あるが、この行動はコルキング(Corking)と言われている。
3/31 Critical Mass Ride!! | バイシクルフレンドリーナゴヤ
結局のところ、こういうのでも「クリティカルマスだ」と言い張れば正当化できるのかな。
クリティカルマスで炎上していた人も、信号無視したりクラクション鳴らされて喜んでいたので大差ないし、日本で受け入れられるわけがないじゃんね。
ところで
いろんな社会的活動って世の中にはありますが、昭和40年代に頻発した訴訟として「歩道橋反対」があります。
訴訟形態は様々ですが、ようは横断歩道を廃止して歩道橋を建設することに反対していたわけで、通行権の侵害だからと建設工事差し止め請求訴訟とかもあるし、横断歩道を廃止して歩道橋を建設することをある種の「行政処分」と捉えて処分取消請求訴訟の形態をとったものとかもあります。
これら全国各地で起きた訴訟って、結果だけをみれば「却下」「棄却」なので敗訴。
ただまあ、じゃあ無意味な裁判だったのかというとそうではなくて、その後の方向性に影響を及ぼしたとも言えます。
自転車が大量に集まって、意図しているのかしてないのかは知らんけど信号無視やら並走やらやらかしまくったとして、日本では「チャリカスが集団違法行為してるわ」くらいにしか思われないのであって、全く無意味というかむしろ逆効果にしか思えないけど、なにか主張したいなら適法にやれば耳を傾ける人も出てくるもんなのにねぇ。
特に主張もなく集団違法行為しているだけなら、それはそれでビックリするけど。
自転車の存在をアピールする運動「クリティカルマス」
とありますが、バカが大量発生したことをアピールする運動としか見られないのが日本。
信号無視して、クラクション鳴らされて喜んで…それで「自転車の利用促進も訴え、道路改良や駐輪場整備の必要性を行政にアピールする狙い」というのはアレなんかな。
無法者を抑えるには行政がカネを掛けないと難しいことなんだとアピールしているのだろうか。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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