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クリティカルマスって。

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ちょっと前にクリティカルマスがどうのこうのとありましたが、なんか知らんけど報道されてますね。

 

名古屋の街を走り、自転車利用アピール 「車中心」に風穴を - 日本経済新聞
たくさんの自転車が街中を集まって走り、自転車の存在をアピールする運動「クリティカルマス」が月1回、名古屋市中心部で行われている。呼びかけ人は自転車で書類などを運ぶ「メッセンジャー」の嶋崎出さん(46)。「車中心」の名古屋の道路環境に風穴をあ...

 

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別に

たくさんの人数で自転車に乗るならどうぞご自由になんだけど、こんなルール無視の走り方したところで日本で受け入れられるわけがないじゃんね。

 

しまいには暴走族顔負けのテクニックまであるらしいけど、

(ライド中に)参加者が進み続けている時、数人のグループがわずかな間、(赤信号で参加者が途切れないように)脇道の交通を止めることが時々あるが、この行動はコルキング(Corking)と言われている。

 

3/31 Critical Mass Ride!! | バイシクルフレンドリーナゴヤ

結局のところ、こういうのでも「クリティカルマスだ」と言い張れば正当化できるのかな。

クリティカルマスで炎上していた人も、信号無視したりクラクション鳴らされて喜んでいたので大差ないし、日本で受け入れられるわけがないじゃんね。

ところで

いろんな社会的活動って世の中にはありますが、昭和40年代に頻発した訴訟として「歩道橋反対」があります。
訴訟形態は様々ですが、ようは横断歩道を廃止して歩道橋を建設することに反対していたわけで、通行権の侵害だからと建設工事差し止め請求訴訟とかもあるし、横断歩道を廃止して歩道橋を建設することをある種の「行政処分」と捉えて処分取消請求訴訟の形態をとったものとかもあります。

 

「歩道橋は明らかにヒューマニズムに反する」。
古い判例って、時々凄いな。 歩道橋は反ヒューマニズム 判例タイムズの解説にチラっと掲載されている判例なのですが。 判決年月日はなぜか書いてありません。 事件番号は大分地裁 昭和43年(わ)423号です。 事案の概要。 歩道橋を使わずに道路を...

 

これら全国各地で起きた訴訟って、結果だけをみれば「却下」「棄却」なので敗訴。
ただまあ、じゃあ無意味な裁判だったのかというとそうではなくて、その後の方向性に影響を及ぼしたとも言えます。

 

自転車が大量に集まって、意図しているのかしてないのかは知らんけど信号無視やら並走やらやらかしまくったとして、日本では「チャリカスが集団違法行為してるわ」くらいにしか思われないのであって、全く無意味というかむしろ逆効果にしか思えないけど、なにか主張したいなら適法にやれば耳を傾ける人も出てくるもんなのにねぇ。
特に主張もなく集団違法行為しているだけなら、それはそれでビックリするけど。

 

自転車の存在をアピールする運動「クリティカルマス」

 

とありますが、バカが大量発生したことをアピールする運動としか見られないのが日本。
信号無視して、クラクション鳴らされて喜んで…それで「自転車の利用促進も訴え、道路改良や駐輪場整備の必要性を行政にアピールする狙い」というのはアレなんかな。

 

無法者を抑えるには行政がカネを掛けないと難しいことなんだとアピールしているのだろうか。

 


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