読者様から「フラットバーロード」について質問を頂いたのですが、フラットバーロードについては今は下火な気がします。
というのも、フラットバーの自転車はタイヤを太めにした「フラットバーグラベル」に近い方向性のタイプのほうが今は流行りなんだと思う。

マルチに遊べるのがフラットバーグラベルなら、舗装路特化型なのがフラットバーロード。
古くはジャイアントのFCRゼロのような変態度高めなタイプのほうがツウの乙女心を過剰に刺激しては欲しがる人が多かった気もしますが、
Giant BicycleRIDE UNLEASHED わたしたちGIANTは、魅力的で幅広い製品ラインナップを通じて、世界中の人々を自転車というすばらしい冒険へと駆り立ててまいります。
FCRゼロも「フラットバーロード」という領域は超越して、フラットバーTTバイクでしたもんね。
今の時代、尖り過ぎた性能よりもマルチに遊べる自転車のほうがウケるんだと思います。
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今の時代のフラットバーロード
そんなこともあり、ピュアフラットバーロードとして思い浮かぶのは…このあたりでしょうか。
○コーダーブルーム STRAUSS DISC FLAT10
コーダーブルームのディスクロード「ストラウス」と同じ、最薄部「0.85mm」と極限まで薄くトリプルバテッド加工のEAST-SLを使ったアルミフレームに、フロントシングル、リア10速のコンポ採用。
重量も9.2kgと軽量で、タイヤはContinental ULTRASPORT 28C。
○フジ MADCAP
昔でいうところの「ルーベオーラ」です。
リムブレーキ車ですが、重量は8.9kgと軽量。
元々フジのアルミロード「ルーベ」って軽量アルミフレームでしたし、その流れを汲む一台です。
コンポはクラリス(2×8)。
スプロケが11-28Tなので、今の時代からすればちょっとびっくりします。
クラリス組ロードって、たぶん11-34Tみたいなワイドギアのほうが多いですし。
あとはジャイアントのFORMAあたりもフラットバーロードと言えるのかと思いますが、コーダーブルームとフジがカーボンフォークなのに対しFORMAはアルミフォーク。
FORMAはFCRの後継と書いてありますが、FCRの後継を名乗るなら、もっとガツンと乙女心を揺さぶるくらいのインパクトが欲しい。
Giant BicycleRIDE UNLEASHED わたしたちGIANTは、魅力的で幅広い製品ラインナップを通じて、世界中の人々を自転車というすばらしい冒険へと駆り立ててまいります。
今の時代、こういう尖り過ぎたバイクはウケないのだろうか?
マニアックなファン(誉め言葉)は欲しがる気がしますが…
時代が求めているもの
フラットバーロードよりも、時代的にはフラットバーグラベルのようにマルチに遊べる自転車のほうがウケるのかなと思いますが、

フラットバーの自転車は、快速性よりもマルチな方向性に向かっている感があります。
まあ、FCRゼロほど尖り過ぎるのもアレですが、いわゆるフラットバーロードって今はあんまり無い気がします。
フラットバーグラベルも面白いですし、結局は乙女心をどれだけ揺さぶるかの問題なんですけどね。
あっ、乙女心と言ってもネカマの話ではありません。
今もFCRゼロを大切に乗る人はいるのだろうか?

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
コロナが始まった年の2月の頭に、コルナゴ VORREI SORAを買いました。
これもフラットバーロードです。
タイヤは25cでキャリバーブレーキ。
重量はかなり軽く8.9k
フラットバーロードが少ないため、タイヤ、ブレーキシュー、チェーンなどを交換し月に一回の洗車をして、一生乗っていきます。
コメントありがとうございます。
VORREIカッコいいですよね。
今はカタログ落ちしているみたいですが、数年前ならフラットバーロードというとVORREIかフジかでした。
最近はタイヤ太めのグラベル系フラットバーのほうがウケているみたいですが、VORREIは残して欲しかったなあ。