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千葉市にて「着座型」特定小型原付の実証実験を開始。

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千葉市にて、「着座型」の特定小型原付を使って実証実験をするらしい。

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特定小型原付を使って実証実験

実証実験といっても特例を設けて何かを試す…みたいな話ではなくて、

道路交通法の一部を改正する法律(令和4年法律第32号)が令和5年7月1日に施行され、電動キックボード等を取り巻く環境が変化したことに伴い、シェアリング方式での特定小型原動機付自転車の利用状況、回遊性の向上、交通行動の変化、安全性、事業の採算性等について検証し、多様なモビリティ導入の有効性および課題を明らかにすることを目的として、実施するものです。

 

「千葉市特定小型原動機付自転車シェアサービス実証実験」の運営事業者を募集します

大雑把にいってしまえば、特定小型原付のシェアサービスを導入して利用者数や行動、安全性などを検証してみるとの話。

 

あえてこれに着目する理由ですが、特定小型原付の中でもキックボードタイプではなくて「着座型」を導入するところ。

「千葉市特定小型原動機付自転車シェアサービス実証実験」の運営事業者を募集します

ペダル無しの特定小型原付です。
歩道通行モード(時速6キロモード)がついているタイプのようなので、「自転車通行可」の標識がある歩道は時速6キロモードで通行可能になります。

歩道通行モードへの切り替えは、停止しないとできません。

タイヤ径は14インチだそうな。

 

キックボードタイプは「転倒しやすく危険性ガー!」という意見もありますし、あえての着座型なんですかね。

 

実証実験の期間は令和6年1月(予定)~令和7年3月末となっているので、まだちょっと先になります。

結局のところ

キックボードタイプだろうと着座型だろうと、この手のシェアサービスモビリティはシェアサイクルと競合する部分があると思うので、自転車を選ぶか特定小型原付を選ぶかになると思う。
着座型の特定小型原付については、事実上自転車にかなり近いものとも言えます。
着座してペダルを回すか着座してアクセル使うかの違いでしかなく、細かいルールで差はありますがほとんどのルールが共通ですから。

(2)サービスについて
・市内約450カ所、月間利用回数3万人を超える千葉市シェアサイクル事業と同一のアプリ・ポートを活用。
・将来の千葉市全域での展開を視野に入れ、令和7年3月までに600台を投入し、モビリティ導入の有効性を検証する。

 

「千葉市特定小型原動機付自転車シェアサービス実証実験」の運営事業者を募集します

幕張新都心エリアを中心に行うようですが、ちょっと興味深い実証実験です。
ちなみに特定小型原付のルールがあまり周知されてないのではないか?という話はチラホラ耳にしますが、確かに、十分理解している人と全くわかってない人の両極端になっているのではないか?と勝手に思っているのですが、歩道通行時のルールは自転車のような「やむを得ないときは可」(63条の4第1項3号)がないので理解が進んでない気がしますし、歩道通行時のモード変更も知られていないような気がする。

 

そのあたりの周知はまだ足りてない気がするけど、そもそも大都市以外はまだ特定小型原付をほとんど見かけないです。
私なんて、7月の施行後に特定小型原付は1台しか見かけていませんが、着座型なら乗ってもいいかなと思っています。


コメント

  1. 山中和彦 より:

    先ほど、ランチに出た際に、L●●P社の電動キックボードを、
    ◆2人で立ち乗り、◆歩道走行、◆走っても追いつけそうになかったので、歩道モードでなく通常モード、で走っていくのを目にしました。
    大阪市の都心部ですが、さすがは大阪クオリティ。
    自転車にも甘い大阪府警ですが、取り締まってほしいものです。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      バカばかりなんだなと思う一方、せっかくなので二人まとめて転倒するといいのにと思う自分が怖いです。

  2. 山中和彦 より:

    古いブログへのコメント失礼します。
    このブログのHelloCyclingが、日経ビジネス電子版に出てましたのでお知らせします。

    日経ビジネスの記事では、電動キックボードと比較して
    「利便性だけでなく秩序とのバランスを取る必要がある」
    「電動キックボードは「国内の環境にそれほど適していない。課題が相当多い」
    「タイヤが小さい電動キックボードでは転倒しやすいといった課題もある」
    だそうです。
    電動キックボード ダメダメ論を展開してて面白い。
    https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00297/020600162/

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      まともなところはすでに着座型に目を向けてます。
      キックボードタイプはさほど需要がないと思いますので、なんだかんだ着座型の時代です。

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