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FOCUSのグラベルロード、ATLASとATLSの謎。

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ドイツブランドのフォーカスにはアルミフレームのグラベルロードがありますが、

 

【2021】FOCUS ATLS。フォーカス初のグラベルロードはアルミフレームで。
近年のグラベルロードブーム(?)により、ドイツブランドのフォーカスもグラベルロードに参戦してきたわけですが。 フォーカスのグラベルロード【ATLS】はアルミフレーム&カーボンフォークで登場です。 2021 FOCUS ALTS 6.8 AT...

 

以前から不思議に思ってまして。

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FOCUSのグラベルロード、ATLASとATLSの謎

何が不思議なのかというと、本国ページでは「ATLAS」なのですが

 

FOCUS Bikes - ATLAS 6.7
FOCUS Bikes is the leading premium brand of high end mountain bikes and road bikes with excellent quality - German Engin...

 

日本の代理店サイトでは「ATLS」なのです。

 

ATLS WHITE PAPER of focus-bikes.jp
ドイツのスポーツバイクブランド「FOCUS(フォーカス)」の「IZALCO MAX DISC(イザルコマックスディスク)」のホワイトペーパーです。

 

なぜか日本では「A」が抜けている。

 

どう見てもフレーム形状は同じだし、ジオメトリも同じ。

ATLS WHITE PAPER of focus-bikes.jp
ドイツのスポーツバイクブランド「FOCUS(フォーカス)」の「IZALCO MAX DISC(イザルコマックスディスク)」のホワイトペーパーです。

完成車重量はビミョーに違いますが、たぶんこれは計測サイズの違いだと思う。
日本では3サイズしか用意されてないけど、本国ページでは5サイズあるので。
ジャパニーズ相手にデカいサイズは売れにくいとか、そういう事情なんじゃないかと思う。

 

しかし、どう見ても同じフレームについて「ATLAS」と「ATLS」に分けている理由がわからない。

 

もちろん、「そんなのエーじゃないか!?」という程度の話なので基本的にはどうでもいい話になりますが、気になって夜も眠れない。

海外車って

ちなみに日本では販売されていませんが、この「ATLAS」には最初からマッドガード、リアキャリア、スタンド、ダイナモライトがついたモデムもありまして、

FOCUS Bikes - ATLAS 6.7 EQP
FOCUS Bikes is the leading premium brand of high end mountain bikes and road bikes with excellent quality - German Engin...

同じくドイツのセンチュリオンやCUBEなんかにもリアキャリア、マッドガード、ダイナモライトが標準装備されたグラベルロードがありますが、ドイツだとこういうパッケージ化されたモデルの需要が大きいのだろうか。

 

ちなみにちょっと前に、なぜジャパニーズママチャリは前かごがデフォルトなのに、ヨーロッパ車は前かご無しのリアキャリア付きが多いのか?という話を書きましたが、

 

前カゴ文化の日本と、リアキャリア文化のヨーロッパ。
以前から不思議に思っているのですが、日本の自転車は前カゴがスタンダード。 しかしヨーロッパの自転車をみると、前カゴ派はかなり少なくリアキャリアがスタンダードに思えます。 前カゴ派は少数だし、前カゴ風に見えてハンドルバッグがチラホラくらいか。...

 

様々なご意見を頂きましたが、どれも興味深いところ。
あえて説得力があるかなと思ったのは、ジャパニーズママチャリはリアに「子供載せシート」を付けることを想定して、荷物を前に置くからじゃないか?というご意見を頂きました。

 

あとは興味深いところだとこちら。

ちと調べてみたところ50年代ごろに
女性用自転車としてトップチューブがない非ダイヤモンド形の自転車を販売する際に取り外し可能な前カゴを付けたことで主婦層を中心に人気が出たようで、
その影響で前カゴありの自転車(ママチャリ)が増えていったみたいです。

https://cycle-info.bpaj.or.jp/file_upload/100178/_main/100178_01.pdf

画期的だったのは、従来は無かった、取り外し可能な前カゴをつけたことです。それまでは、自前で用意した買い物カゴを設置する人も多く、主婦層を中心に人気が爆発しました。

 

「前カゴ」「嫁入り道具作戦」で大流行!ママチャリのルーツが面白い
今や不動の人気を誇る「ママチャリ」。町中には、車体の前後にカゴを据え付け、買い物袋や子どもを運ぶ人たちがあふれています。「自転車といえばママチャリ」という認識は、どのようにして広がったのでしょうか?調べてみると、女性ならではの視点が大き…

1950年代(昭和25~35年)に前カゴが普及し、オプションとして幼児載せ座席がオプションとして販売されていたともありますが、先に幼児載せシートありきではなく前カゴが普及したのが先行なんですかね?
ほぼ同時期とも言えるのでどっちが先なのかは詳しくわかりませんが、皆さんの考察に比べると、このようなどうしようもない発想しか浮かばない私はしんでしまったほうが良さそうですね。

前カゴ文化の日本と、リアキャリア文化のヨーロッパ。
以前から不思議に思っているのですが、日本の自転車は前カゴがスタンダード。 しかしヨーロッパの自転車をみると、前カゴ派はかなり少なくリアキャリアがスタンダードに思えます。 前カゴ派は少数だし、前カゴ風に見えてハンドルバッグがチラホラくらいか。...

話が盛大にそれました。
グラベルロードでダイナモライト、マッドガード、リアキャリアみたいなスペックだとツーリング的な用途のみならず通勤通学でも使いやすそうな気がしますが、センチュリオンなんかもそうだけど日本には入ってこない。
日本だとあまりウケないのかな。
やはり前カゴ文化ですし。

 

ところで、結局のところ「ATLAS」と「ATLS」に分けている理由は全くわかりません。
「エーじゃないかそんなもんは!?」でいいのかもしれないけど、なぜジャパニーズモデルには「A」がないのでしょうか?


コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    商標?

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      実はそれも思ったのですが、アトラスってまあまあ一般的な用語なんじゃないかと思うと、どうなのかなと思いまして。
      その分野に詳しくないのでわかりません。

  2. 山中和彦 より:

    おそらく商標関連だと思います。
    日産自動車が、自転車も含むカテゴリで、ATLAS・アトラスを登録してます。
    https://www.j-platpat.inpit.go.jp/ で、
    簡易検索のところで、「商標」のラジオボタンをクリックしたうえで、
    テキスト「アトラス 日産自動車」で検索すると3件の結果が出てきますで、そのうちの1つに「自転車」が出てきます。
    いや、日産自動車は自転車を発売しないだろ、と思うのですが。
    また、Aを抜くだけで、商標を回避できるのか、不思議なところもありますが。
    また、他にも、新家工業が「階段用ゴム製滑り止め材」で登録してました。自転車メーカーなのに、と思ったら、建材なども売っているようですね。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      商標でしたか。
      なんかあっけない幕切れで申し訳ありません…

      フレームに車種名は書いてないのですかね。

      • 山中和彦 より:

        日債には、トラックの商品で、アトラスがあるので、そのついでにおそらく同じカテゴリ(輸送用機器)で登録できる自転車も一緒に登録したのだと思います。
        こんな場合は、「使っていない商標は、取り消して」と特許庁に対して申請することができるはずですが、そこまではしていないようです。

        >フレームに車種名は書いてないのですかね。
        車体には、本国同様の商品名が貼ってあるかもしれませんね。

        • roadbikenavi より:

          コメントありがとうございます。

          フレームの「A」が消されていたら面白いのですが、さすがに無いと思うので現物をみたいですね。

  3. より:

    他ブランドの自転車でいうと
    CASATI/ESPRESSO(日本:ESSENZA)
    R&M/Birdy(日本:BD-1※現Birdy)

    と同じく商標だと思われます。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      皆さん詳しいようで、お恥ずかしい限りです。
      ありがとうございました。

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