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オールラウンドに使えてハイスペックなアルミクリンチャー、MAVICキシリウムエリート

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初心者が完成車を買ってから、まず変えるべきパーツはホイールです。
ホイールを変えると走りが一変します。
それくらい重要なパーツ。




完成車付属のホイールは、2キロオーバーのものばかりです。
頑丈だけど重い、それが完成車付属ホイールの掟。

その完成車付属ホイールからホイールを買い替えるにあたり、ゾンダが最低ランクであることは前にも書いたように思います。
最低でもゾンダ。
ゾンダ自体は安価でいいものですが、それよりももう1,2ランク上がるのがMAVICのキシリウムエリートです。
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マヴィックは元々はリムメーカーであり、今の「完組ホイールブーム」を作ったのがマヴィックです。
それ以前は、自分でリムやハブを選んで組み立てる「手組ホイール」が主流でした。

ゾンダよりもキシリウムエリートを勧める理由ですが、ゾンダとキシリウムエリートではリムの重量がだいぶ違います。

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ゾンダはだいたい460g程度ありますが、キシリウムエリートは410g程度です。
軽量リムで有名なデュラエースc24がリム重量385g程度ですが、c24はリムテープが必要で20g弱加算されます。
キシリウムエリートはリムテープ不要なので、c24とのリム重要の差はほぼありません。

c24は「リムが柔らかい」ことで有名ですが、キシリウムエリートのリムは硬いです。
c24もいいホイールですが、走りの軽さはキシリウムエリートのほうが上です。
持って軽いホイールと、走って軽いホイールは必ずしも一致しません。ホイールの剛性が重要です。



キシリウムエリートの良さ

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アルミクリンチャーホイールには、アルミリム+スチールスポークアルミリム+アルミスポークがあります。
代表的な例で挙げると
スチールスポーク⇒ゾンダ、c24などシマノホイール全部、キシリウムエリートなど
アルミスポーク⇒シャマル、レーシングゼロ、キシリウムプロなど

アルミスポークはホイール全体の剛性が上がるため、走りがとにかく軽くなります。
そのかわり、振動は結構来ます。

スチールスポーク系ホイールの中で最高峰と言えるのがキシリウムエリートです。

走りが軽く、漕ぎ出し、巡行、登り全てにおいて軽く感じます。
元々同じマヴィックのアクシウムを使っていてキシリウムエリートに変えたときに
・漕ぎ出し⇒軽すぎて笑っちゃうレベル
・巡行⇒ギアが2枚重くできました。
・登り⇒長い登り坂で最後は17キロ程度まで落ちていたところを、キシエリにしてから27キロくらいで登れました。

100キロ程度のロングライドを走り終えて帰ってきたときに、「キシエリ買ってよかったわ~」と感動できたホイールです。

マヴィックはリムの精度がいいため、ブレーキもよく効きます。
構造が単純なのでメンテしやすいのもいい点かも。

キシリウムエリートのダメな点

F41204あえてネガティブな面も書きます。
まずはハブ。
カンパニョーロに比べたら回りません。
一部では「マヴィックのハブはクソ」といって避ける人もいます。

これについて一応弁解しておきますが、カンパなどに比べて回転が重いのは、接触式シールドベアリングだからです。
カンパなどのカップアンドコーンに比べたら回らないのは当然です。
マヴィックは「メンテフリーな構造を目指し、防水防塵性を優先したハブ」なのに対し、カンパなどは「防水防塵性よりも回転性を重視したハブ。そのかわりメンテ頻度は上がるよ」という考え方の違いです。

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実際の走行ですが、ハブの違いは「長い下り坂でペダリングを止めているとき」以外ではよくわかりません。
長い下り坂では、回転がいいカンパのホイールのほうが進む感じがしますが、平坦や登りでは全く分かりません。

どうしても回転性を上げたいなら、ベアリングを非接触式シールドベアリングに替えればかなり変わります。

マヴィックはタイヤ付きでの販売のみなので割高感が出てしまいますが、アルミリム+スチールスポーク系のホイールの中では王者と言ってよいでしょう。

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<追記>
キシリウムエリートは2018年モデルよりキシリウムエリートUSTとなりチューブレスホイールとなりました。
基本的な性能はキシリウムエリートと同じですが、チューブレス化したので振動吸収性がグッと増しています。

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