ツールド北海道についてはいろいろありますが、
当たり前の話ですが、ツールド北海道協会が来年の開催は困難だと発表しました。
自転車ロードレース「ツール・ド・北海道2023」で先月発生した選手の死亡事故を受け、大会を主催するツール・ド・北海道協会が「来年の開催は厳しい」との見通しを示していることが7日、分かった。
安全対策に時間を要し、開催準備が間に合わないことなどが主な理由。協会幹部が明らかにした。
<独自>ツール・ド・北海道 来年「困難」 事故受け協会 安全対策に時間(北海道新聞) - Yahoo!ニュース自転車ロードレース「ツール・ド・北海道2023」で先月発生した選手の死亡事故を受け、大会を主催するツール・ド・北海道協会が「来年の開催は厳しい」との見通しを示していることが7日、分かった。 安
ツール・ド・北海道 24年「困難」 事故受け協会 安全対策に時間:北海道新聞デジタル自転車ロードレース「ツール・ド・北海道2023」で先月発生した選手の死亡事故を受け、大会を主催するツール・ド・北海道協会が「来年の開催は厳しい」との見通しを示していることが7日、分かった。安全対策に時...
これについては現状として当たり前な気がしますが、原因究明がなされてない状況で開催することはできないし、原因究明がなされてないなら対策も何もない。
というよりも、今まで明らかになった内容を見るに、「対策」レベルではなく抜本的に見直しが必要という気がしますが。
実際のところ、一年以上前から勧告されていたとか、
「落車、事故の危険リスクを伴う」
「大幅な改善が必要」
A4判の内部資料には、強い文言が並ぶ。
資料をつくったのは、日本自転車競技連盟(JCF)の専門部会「ロード部会」。昨年6月、「ツール・ド・北海道協会」に対してレースで事故が起きる危険性を指摘したものだ。
「事故起きるリスク伴う」ツール・ド・北海道、いかせなかった指摘:朝日新聞デジタル「落車、事故の危険リスクを伴う」 「大幅な改善が必要」 A4判の内部資料には、強い文言が並ぶ。 資料をつくったのは、日本自転車競技連盟(JCF)の専門部会「ロード部会」。昨年6月、「ツール・ド・北海…
対向車線の「規制」なんて名ばかりのものだったとか、
ガードマンの方がいらっしゃいまして、なんか、なんかされてるみたいなんですよね。ちょっと止まって声を掛けまして、これ行けるんですか?ったら「行けるよ」って言うからそのまま、登ってきました。そうしましたらちょうどツールド北海道23ていう自転車競技が開催されていたみたいで、上の方からものすごいスピードで自転車が降りてまいりました。交通規制はですね、片側だけの交通規制ということで、まあ、こっちのほうは、山に登って行くほうは解放されて自由に走れると。まあ下りのほうは規制されているということでした。
リスクから辞退したチームがあるとか、
今年チームが北海道出場を辞退した理由に『対向車が危険だから』と聞かされた時は少なからず抵抗したし、なぜこんなに素晴らしいレースとUCIポイントを捨てるのかとやるせない気持ちになりましたが、いまは当時の自分の考えを恥じています。安全に対する意識は、磨き続けて初めて意味をなす。
— 増田 成幸 / Nariyuki Masuda (@masuyukii) September 9, 2023
リスクは以前から指摘されていた中で起きた事故。
同じ形態で来年も開催するなんて許されないレベルとしか言えませんが、結局、主催者がリスクをどこまで考えていたのかについてはだいぶ疑問としか言えません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
自分は大丈夫。今まで事故が起こらなかったから大丈夫。こういう典型的な事故に至る考え方だったのでしょうね。
コメントありがとうございます。
今まで事故にならなかったことがおかしな成功体験に繋がり甘く見たとしか言えませんね。