PVアクセスランキング にほんブログ村
スポンサーリンク

自転車屋に欲しい実車がなくて取り寄せの場合、サイズ選びはどうやってやるの??【質問いただきました】

blog
スポンサーリンク

ロードバイクのサイズ選びについて質問を頂きました。

欲しいロードバイクが自転車屋になくて取り寄せの場合についてです。
この場合、サイズ合わせ、サイズ選びはどうやってやるのでしょうか?

メーカーのホームページで見る限りですが、2つのサイズが自分に合いそうなんですが、どっちを選ぶのかは両方に跨って決めると思っているのですが。
両方取り寄せてもらって、両方に跨るのでしょうか??




回答いたします。

ロードバイクのサイズ選び


《在庫あり》【ボトルプレゼント】Bianchi(ビアンキ) 2019年モデル VIA NIRONE7 PRO105 (ヴィアニローネ7プロ105)[アルミフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

サイス選びって大切ですよね。
ここを間違うと、後々苦労することになりかねません。

 

さて、質問者さんの考えるサイズ選びについてですが、洋服屋さんのようにとりあえずサイズがある分を試着して選ぶと考えているのだと思います。
これは残念ながら不正解です。

 

というのも、洋服と違ってロードバイクの場合は一つ一つが高価なうえにデカいので、物理的にも経済的にも全ての車種のすべてのサイズの在庫が自転車屋にあるわけもありません。
また、自転車屋がメーカーに取り寄せを行う場合、形式的には自転車屋がメーカーから買い取っているわけです。
売れるかどうかわからないものをポンポンと取り寄せする自転車屋はないでしょう。

 

身長から見て二つのサイズが適応しそうだと思った場合、自転車屋ではいくつかの方法でサイズを決定し、決定したサイズのみを取り寄せします。

 

1、ショップのフィッティングシステムを使う

 

最近は大手のプロショップなどで増えてきているものですが、身長やら股下やらを計測し、機械的にどのサイズがよさそうかをはじき出してくれるシステムを使っている自転車屋もあります。

 

サイズ決定用のデモバイクみたいなのがあって、サイズを可変式にしているものもありますね。

 

こういうのを使って、あなたに適正と思われるトップチューブ長をはじき出し、そのトップチューブ長に近いフレームサイズを選ぶという方法があります。

 

トップチューブ長というのは、図のB1の部分です。

一般的にはホリゾンタルトップチューブ長(水平換算トップチューブ長)と言います。

 

2、ショップ店員の長年の知識と経験で決める

 

プロショップ店員は長年の経験から、この身長ならこっちのほうがいいとかこだわりを持っています。
そういう経験と知識に基づいて、【こっちのフレームサイズのほうがいいね】などとアドバイスしてくれます。

 

3、似たようなジオメトリを持つ違う車種に跨らせてくれる

 

ショップによっては、似たようなジオメトリ、フレームサイズのバイクに跨らせて、それを元に決める場合もあるようです。
例えばですがメリダのスクルトゥーラ400のサイズ52と54で迷っていたとします。

52 54
トップチューブ長 545mm 560mm

たまたまどちらも在庫がなかったとして、ほかのメーカーの車種で似たようなジオメトリのものがあった場合、【全く同じではないけど】という条件のもと、跨らせて小さいフレームと大きいフレームでどっちがしっくりきそうか確認する場合もあります。

 

このように、様々な方法でサイズ選びをしていくわけですが、最近は有料のフィッティングシステムを勧めてくる自転車屋もあるそうです。
それくらい、無料でやってやれよ・・・と思ってしまうのですが。

 

ちなみにですが、機械で出された数字だともっともらしいというか説得力があるような気になりますが、私自身はさほど当てにしていません。
というのも、機械で出された数字というのは、あくまでも統計学の集大成です。
統計学的に、これくらいがいいだろうと導き出してくれるわけですが、その数字があなたに合うかは別問題です。

 

統計学ってそういうもんです。
標準的にこれくらいがいいだろうというのは出してくれますが、あなた自身が標準的な数字で合うかどうかは別問題だったりします。

困ったらベテラン店員さんの意見を

ベテランの店員さんだと、細かい数字を計測しなくても【その車種なら、君はこのサイズがいいと思うよ】と的確にアドバイスしてくれます。
その時に、もしあなたが小さいフレームがいいとかそういう希望があるなら、その意見を店員さんにぶつけることです。

 

そうすれば、小さいフレームを選ぶとどういうメリットがあって、どういうデメリットがあるのかなど教えてくれます。

 

私自身は適正サイズで乗るのがベストと考えていますが、中にはワンサイズ小さいフレームを選び、ステムを伸ばしたりサドルを上げるのがかっこいいと考える人もいます。
それはそれとして、どういうメリット、デメリットがあるのか店員さんにきちんと聞いたほうがいいでしょう。

 

ただし、ごく一部だとは思いますが、店頭在庫を捌きたいがゆえに、サイズがベストとはいいづらいものをお客さんに勧めるショップもあるようです。
これはごく一部だと思いますが、予め予備知識として、メーカーサイトに書かれている適応身長も見ておいたほうがいいでしょう。

 

前に聞いた話ですが、あるメーカーのロードバイクをショップ店員さんにサイズ選びしてもらって買った後、メーカーサイトに書かれている適応身長の範囲に入っていなかったというケースを聞きました。
これはプロショップではなくて大手チェーン店のようなところだったようなので、店員さんの知識不足なのかもしれませんし、店頭在庫を捌きたいだけなのかもしれませんし。

最初の一台目はジャストサイズを

サイズ選びには様々な考え方があり、わざとワンサイズ小さいものを選ぶ人もいれば、その逆という人もいます。
特に漫画の影響なのか、2サイズくらい小さいロードバイクを選んでサドルを上げたいという人の相談も時々あります。

 

ジャストサイズ以外で選ぶということには、メリットもありますがデメリットもあります。
それを身体で理解していない一台目選びは、ジャストサイズで選んだほうがいいです。

 

頭の中ではサイズが小さいもののデメリットをわかっても、身体でそれを理解しないと後悔する羽目になりかねません。

 

よく言われることですが、以下の3つがあるとします。
・ジャストサイズ
・1サイズ小さい+ステムを長く
・1サイズ大きい+ステムを短く

 

この3つでは、サドルからハンドルまでの距離をほぼ同じにすることは可能ですが、全く同じ乗り味にはなりません。
全部違います。
ステムを短くし過ぎるとハンドリングがクイックになり不安定になる場合もありますし、ホイールベースもそれぞれ変わるので同じ乗り味にはなりません。

 

特に中古品や特価品などで、サイズが1サイズ合わないけど安いから欲しい・・・という人は要注意なのです。
中級者以上の方が理解して買う分には問題ありませんが、初心者さんにはオススメしない方法です。


BIANCHI ビアンキ 2019年モデル OLTRE XR3 105 DISC オルトレXR3 105ディスク ロードバイク




コメント

タイトルとURLをコピーしました