SCOPE CYCLINGから「ARTECH」が発表に。65mmで1244g！？

オランダのSCOPE CYCLINGから、新しいカーボンホイールの「ARTECH」が発表されました。
「テクノロジーがアートになる」ということから「ART」+「Technology」でARTECH。

リムハイトから見るとかなり軽い。
ARTECHはロード、オールロード、グラベル、トライアスロンの4つのカテゴリーに分かれますが、先行してロードとオールロードが発表されました。
目的別に4つのカテゴリーを用意し、それぞれリムハイト別になっています。

ARTECH　ロード

ARTECHのロードカテゴリーはリムハイト別にARTECH2、ARTECH4、ARTECH6が用意されてます。

ARTECH2

Scope Cycling | Artech 2

Included: 30 days free trial Lifetime Warranty Lifetime Crash Replacement Certificate of Authenticity Free worldwide shi...

www.scopecycling.com

最近ローハイトリムという概念がもはやなくなっている気がしてますが、ARTECH2はリムハイトが22mm、重量が965gの超軽量ホイール。
近年のトレンドを踏まえてリム内幅が23mmのワイド仕様で、カーボンスポーク採用、フックありリム。

フックレスリムvsフックありリムの論争もある中、SCOPEはフックレスリムには消極的なのかな？

ちょっと驚いたのは、この軽量ホイールには体重制限なしと書いてあるところ。
Local Reinforcementカーボン技術により、リム内側のスポーク穴の周囲のカーボン層の数を増やして強度と剛性を維持しながら軽量化したとありますが、一般的にはフレーム側に重量制限があるので無制限にはならないとは言え自信作なのでしょうか。

ハブ体は3Dプリント。
チタン製でダイヤモンド様カーボンコーティングされたダイヤモンド ラチェット SLは36Tで、ダイレクトな加速性を生み大幅な軽量化に貢献。

若干気になるのは、スペック表にはリム内幅/外幅が23/28.8mmとある一方、イラストでは25/30mmになっている点。
どちらが正解なんだろう。

なお、セラミックスピードのベアリングにアップチャージ可能で、ロゴカラーはホワイト/ブラックの選択が可能。

ARTECH4

Scope Cycling | Artech 4

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ロードシリーズのミドルハイトARTECH4はリムハイトが45mm、重量が1120gとかなり軽量。
SCOPE的にはARTECH4をオールラウンダーとしている。

空力最適化のためか、軽量モデルのARTECH2とはリム外幅が変えてあり31mmとなっている。

ARTECH6

Scope Cycling | Artech 6

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そしてロードシリーズで最もリムハイトが高いのがARTECH6。
65mmで1244gなのでかなり軽い。

なお、これらのホイールには生涯保証やクラッシュリプレイスメントがつき、ホイールバッグも付属。
お値段は3998ユーロなので日本円にして65万くらいか。

SCOPEってわりとお買い得なプライスだったイメージがあるけど、従来のモデルとは一線を画したフラッグシップモデルになるのですかね。

ARTECH　オールロード

次にARTECHのオールロードモデル。
こちらもリムハイト別に3種類あります。
オールロードモデルは3つの比較でご紹介。

オールロードモデルは30mmタイヤに最適化したリム設計で、ロードモデルとの重量差もわずか。
ハブはロードモデルと同じみたい。

値段も同じく3998ユーロ。

スコープはオランダの比較的新しいブランドです。
従来のモデルより大幅に値段もアップしてますが、フラッグシップの自信作なのだろうか？