ボトルタイプになっているチェーンオイルって、チェーンの可動部に一滴ずつ垂らしていくのが普通だと思うのですが、
海外の動画をみていると、こんな感じでジャーっと掛けまくるものをしばしば見かける。
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いや、好きにすりゃいいんです。
けど、無駄にチェーンオイルを消費する上に汚れやすくなるだけだと思うのですが、実際のところ
①一滴ずつ垂らす
②動画のようにジャーと掛ける
どっちが多いのだろう。
マックオフの公式インスタなので、マックオフ的にはジャーと掛けるほうが正解と考えているのか、それとも好きにしてくれ的なスタンスなのか?
ちょっと前に見た海外の動画なんですが、チェーンオイルの付け方について興味深いものがありまして。
一滴ずつ垂らすと毛細管現象で内部まで浸透していきますが、「ポンピング」を使うとより早く、しっかりと注油ができるのだと。
「ポンピング」って何よ?という話なんですが、チェーンって横方向に屈折しますよね。
これはチェーンのラインが必ずしもまっすぐになるわけではないから、横方向に屈折するのは当たり前。
横方向に屈折したチェーンがまっすぐに戻るタイミングが「ポンピング効果」を生み、より早くチェーンの可動部にオイルが行き渡るとしてポンピング効果の動画があったのですが、これがまたどこで見たのかさっぱり思い出せなくなり笑。
たすき掛けの位置で注油したほうが、オイルが浸透するのが早いのか?とも思ったのですが、そのような解説でも無さそうだったので後でじっくり見ようと考えていたのに、どこで見た動画なのか思い出せなくなり…
まあ、注油した後に数時間放置しておけば勝手に浸透するので、あまりこだわる話ではないようにも思う。
ところで、よりピンポイントに注油したい人はオイラーに移し変えて注油します。

スプレーオイルでもオイラーに移し変えて使えば最小限で済みますが、これ。
撹拌してガス抜きするか、蓋を開けたまま20分くらい放置するなどしてガス抜きしないと、オイラーから勢いよく噴射するらしい。
私は知らず知らずのうちに勝手にガス抜きしていたらしく勢いよく噴射したことはありませんが、ガス抜きせずにいきなり使うと噴射します。
ボトルタイプのチェーンオイルって、チェーンの可動部のみに一滴ずつ垂らすほうが無駄なく注油できると思うし、プレート部分なんてどうせ勝手にオイルがつくしジャーと掛けまくるのはあまり好きではないけど、メーカーの公式インスタがジャーっとしているところを見ると、こだわらない人はこだわらないもんなのかな。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
自分はオイルが勿体ないので一滴ずつ注油します。
ドバっとつける利点は時間短縮くらいですかね?余分な油はちゃんと拭けば良いので。
邪推するとメーカー的にはジャブジャブ使っていっぱい買ってくれって所かもしれません(笑)
コメントありがとうございます。
なるほど!
確かにメーカー的にはケチるなと言いたいですね笑
表面張力というか毛細管現象を使ってピンとブッシュ間に浸透させようとしてるのをポンピング効果と言ってるのですかね。
時間や液量をケチるならアリなのかなぁ。
オイルとポンピングだと、コールマンのバーナーやランタンのポンピングが渋い時に入れるリュブカント位しか思い浮かばない……。
※燃料を空気で加圧して圧送する仕組みなので、フロアポンプのグリス等と同じ役割ですね。
コメントありがとうございます。
ポンピングは、毛細管現象をアシストするみたいなイメージでした。
どのみち時間が経てば同じです笑
チェーン洗うやつでガラガラやるのが一番浸透しますね。フラッシング効果もあるので、奥まで油が入れ替わると思います。
コメントありがとうございます。
オイルで洗いながら注油する方法もありますよね。