KCNCのAsymmetric pulley(偏心プーリー)って…3ポジション？

最近になりスギノも偏心プーリーを出しましたが、

SUGINOから登場する「CAPACITY BOOSTER」。偏心プーリーの理由。

スギノから偏心プーリー「CAPACITY BOOSTER」が登場するのですが、偏心プーリーはこういうもの。 (ブツはGearoopのもの) デフォルトのRDケージのままプーリーだけを交換してビッグプーリー化できるものですが、なぜスギノが偏...

偏心プーリーといえば、何年か前にそこそこ話題になったGEAROOP。

で。
TRiPEAKからも偏心プーリーが出てますが、アシンメトリックプーリーで探すと、KCNCからも出ています。

ただしKCNCのサイトには掲載されてない。
というよりもKCNCの台湾サイトって更新が2018年頃から止まっているように見えるので、このプーリーについては海外通販にしか情報がありません。

見てわかるように、偏心プーリーの取り付け位置が「3ポジション」なんですよ笑。
オフセットが3mm、4mm、5mmの3ポジションを選択できるらしいけど、3ポジション選択できるメリットについてはよくわからないという…
11/12速のシマノ・スラムディレーラーに対応し、12T、14T、16Tの３種あるらしいけど、3ポジションから選択可能にすることで様々なディレーラーに対応するという意味なのだろうか？

値段は日本円にすると6000円弱なので、お買い得ではある。

で。
偏心プーリーって、純正プーリーケージのままビッグプーリー化できるという怪しくも魅惑のパーツですが、劇的な効果を期待できる…ものではないです。
そもそもビッグプーリーに否定的な人もいますし。
怪しくも安価に試したい人向けのパーツですが、TRiPEAKの偏心プーリーは三万弱だし、費用対効果よりもドレスアップ的な意味合いのほうが強い気がする。

KCNCの怪しい偏心プーリーについてはほとんど情報がないのでよくわからないけど、台湾ブランドを中心に謎の偏心プーリーを流行らせたい雰囲気があるのかもしれません。
スギノの偏心プーリーについては、楕円チェーンリングを使ったときのチェーンの弛みに対応する目的なのでちょっと意味合いが違う気もするけど。