たぶん趣味の分野ならどんな業界にもある話なんだけど、自転車界隈にも怪しい宗教性を帯びた話はいくつもありますよね。
セラ玉もある意味では宗教性があるし、プーリーにつけたエアロカバーなんてものもある意味では怪しい。
怪しいと知りつつも、なぜ人は怪しいパーツに惹かれるのでしょうか?
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怪しいパーツと宗教性
実は私も怪しいパーツに手を出した経験がありまして、
これはなんなのかというと、フレームコーティング剤です。
フレームにこれをつけることで、静電気を除去して空力性能を上げるらしい。
普通に考えれば、こんなもんで速くなるとは考えない。
オカルトパーツと知りつつも買ってしまったのは、値段的に安いことと、少なくとも「害」はないだろうとの判断。
けど人間ってなかなか恐ろしくて、こんな怪しいパーツでも「気のせい以上、明確未満に空力がいい気がする」のよ笑。
たぶん気のせいなんです。
そもそも、走行中の自転車フレームに静電気がどのように発生しているのかわからないし、静電気がどの程度空力に影響しているのかもわからない。
けど、なんかちょっと効果があるかもしれないという錯覚に陥る。
けど私も凄まじいバカではないので、「これは凄い!」とか「素晴らしい効果だ!」なんてことはとても言えません。
怪しいし効果が期待できないことを知りつつも買ってしまうのはなぜかというと、
そこには謎のロマンがあるから
なのかもしれません。
けどこういうパーツでも「素晴らしい効果だ!」と語る人もいるわけで、なかなか凄いよね。
誇張する人も多いので…
人間の感覚なんてあてにならないし、人によっては効果をやたら誇張しがちな人もいますが、冷静かつ感情を抜きにして評価できる人と、感情をフル発揮して誇張する人もいるのでややこしい。
謎のロマンに惹かれる気持ちはわかるけど、冷静になってしまうとなかなかツラい気がする。
他人の意見なんて一歩引いて聞くくらいがちょうどいい。
なお、静電気除去コーティング剤については、単なるフレーム保護のコーティング剤なんだと捉えれば悪くない選択肢です笑。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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