フジの2025年モデルにAKILAH(アキラ)というフラットバーロードが登場しているのですが、フジは完全に独自路線だなぁと思わせる一台でして。
2025 FUJI AKILAH
AKILAH - FUJI BIKES フジ自転車
いや、何の変哲もないリムブレーキのフラットバーロードと言ってしまえばそれまでだし、過去にあったルーベオーラの系譜を継ぐ一台とも言えますが、昨今のフラットバーバイクはフラットバーグラベル/フラットバーオールロードとしてタイヤ太め&ディスクブレーキが主流。
そこをあえてリムブレーキ&25cのフラットバーロードを出してくるのだから、たまらない。
以前は他社にも、こういうタイプの自転車はまあまああったわけですよ。
ジャイアントには変態性強めのFCRさんが君臨し、その後もフラットバーバイクのmova…いやFORMAがありましたが、どちらも既に廃盤。
ビアンキにもニローネフラットバーがあったり、フラットバーロードが盛り上がった時期がありましたが、いまや全員滅亡。
最後に残ったのがフジなんですね。
タイヤ太めのフラットバーバイクの楽しさを認めつつも、タイヤ細めでスタイリッシュなリムブレーキのフラットバーロード「アキラ」を用意している点がフジの独自路線だなぁと。
クラリス2×8速、カーボンフォークで重量は9.0kg。
フラットバーロード勢最後の希望みたいな存在なんですかね。
スプロケも11-28Tになっているし最近のトレンドとは真逆になってますが、一方ではタイヤ太めのミニベログラベルを用意しているからフジは面白い。

なぜか完成車スペックとは違うホイール
フジのアキラは前後ともにスポークホイールになってますが、
AKILAH - FUJI BIKES フジ自転車
一方では完成車スペックとは異なるバトルホイール仕様の画像を強調する。
ここもフジの戦略なのだろうか?
カスタムの一例を示す意味合いなのかなと思うけど、わりといるのよね。
「この画像のホイールが欲しい!」という人は。
そしてちゃんとヘルメットをかぶったオニーサンがスタイリッシュに乗りこなす画像を載せていたり、デザイン性だけをプッシュしているわけではないという…
自転車の楽しみ方は人それぞれですが、フジは独自路線。
個人的にはフジの「ツーリング」を日本でも出して欲しい。
Touring Disc LTDWith geometry that's perfect for multiple long days in the saddle and carrying a heavy load to your destination, the Tou...
スチールフレームにリアキャリアをつけ、ダイナモライト仕様になってますが、日本でも需要があるような。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
コメント失礼します。
ルーべオーラ⇒マッドキャップの後継かと思ったら、フレームが全然違うし公式サイトにも残ってるので、マッドキャップもそのまま残るんですかね。。
フレームが違うから乗り味は違うのでしょうけど、値段やパーツ構成などは似ていてターゲットが被ると思うのですがどう棲み分けるのでしょう…
コメントありがとうございます。
あれ?マッドキャップは2025で消えてませんか??
STREET CROSSOVERの目次にはありませんが、VIEW ALL⇒にすると下の方に出てきますよ。
2021 PRODUCT LINEUPとなっているのはご愛嬌ですが、同じページにアキラも載っているので、在庫がなくなり次第終了って感じでしょうか。
コメントありがとうございます。
なるほど…マッドキャップは終了かと思ってましたが、ちょっと聞いてみます。
しょうむない話なのですが・・・。
「ちゃんとヘルメットをかぶったオニーサン」のところ、
「オータニサン」と空目してしまい、
えー、メジャーリーガーを広告に使えるほど儲かってるのか、と勘違いしてしまいました。
すぐに気づきましたけど。
コメントありがとうございます。
なんで大谷をオータニサンと呼ぶようになったか謎です笑