イギリスで開催されたNational Hill Climb championshipsにて勝利を収めたのは、サーベロの2008年モデルのリムブレーキ車。
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そもそもUCIルールが適用されないヒルクライムレースなので重量制限がなく、リムブレーキ車を使う選手も多いらしいけど(中には固定ギアを使って軽量化する選手も…)、サーベロの2008年モデルですからね。
当然リムブレーキ。
16年前のフレームが勝利を収めるのだから自転車は面白い。
とはいえ、フレームにもヒルクライム仕様の特別な加工がされていて、塗装を剥がして軽量化。
「軽量化に命を捧げるサイクリストがいたのは10年前の話で、今は空力の時代だよね」なんて話も払拭するかのように、今でも軽量化に執念を燃やすサイクリストはいる。
コンポはSram Red eTapですが、チェーンリングは38Tのシングルを採用。
ヒルクライムだとフロントシングルが最適解でしょう。
ダブルにしても使わない。
リアは11-28T。
アッセンブルしたホイールは、シマノデュラエースC24のカーボンチューブラー。
チューブラーという響きはもはや死語なんじゃないかと言われそうだけど、C24という響きもどこか懐かしい匂いがする。
軽量化してパワー勝負のレースだったようですが、この分野は軽さ重視でリムブレーキだよね。
ある意味興味深いレースですが、軽量化のためにヤバい加工をする人もいるので、あくまでも「極端なレースにおいての話」なんだと捉えたほうがよい。


2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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