読者様からロードバイクのタイヤ幅は何cがベストなのか?という質問を頂いてちょっと思ったこと。
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それはフレームとホイール次第なのでは?
「ポガチャルでも28cから30cに変更!」みたいな話、つまりプロ選手でもどんどんタイヤが太くなっているわけですが、
そもそも物理的にクリアランス(フレームの)がなければ太いタイヤは入らないのだし、何cがベストか?という問いには「それはフレームとホイール次第なんじゃね?」としか答えようがない気がする。
ちなみにちょっと前に某大手ブランドのタイヤを扱う代理店の人に聞いたのですが、いまだに売れ筋は25cだそうです。
要は太いタイヤが入るクリアランスが確保された最新機材を使っている人ばかりじゃなく、それこそ巷のロードバイクを見渡せばリムブレーキ車なんていくらでもいるし、最近の「サイクルイベント」でもリムブレーキ車なんて多数。
「ロードレース」になればほぼ100%がディスクブレーキ車だろうけど、リムブレーキ車なんてクリアランスの制限がかなりあるのだから25cが上限のフレームなんてザラだと思うし、25cが売れ筋なんだとさ。
クリアランスの問題をクリアした上でなら、あとは好みの問題でしかない気がするけど…
そもそもの話
たぶん最新のフレームとホイールなら28~30cが最適解になるだろうけど、これら最新機材は28~30cを前提に設計しているから28~30cと相性がいいのは当たり前なのよ。
逆に23c~25cを前提にした機材は23c~25cと相性がいいのは当たり前。
そういうバイクに太いタイヤを投入しても、なんかモッサリするだけでうまくいかないのよね。
「タイヤは何cがベストか?」という質問には、「フレームとホイール次第なので質問が変なんじゃね?」と思う。
タイヤが単独で走っていくならまだしも、ロードバイクにおいてタイヤは一つのパーツに過ぎないのだから、タイヤ単独を語っても意味がない。
ラーメンと同じだと思う。
太麺、細麺があるけど、スープとの相性次第なのでどちらかが絶対的な正義にはならないと思うのよね。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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