ちょっと前に謎のポエムを発表して炎上していた人がいましたが、

この人を立ち位置がよくわからないんだけど、「タイヤ側面に記載されている空気圧の上限ギリギリで空気を入れている」としている。
来月でÉmondaが納車して2年になります。
Trek Bicycle直営店のライドイベントや自走で茨城県の不動峠に行ったりと走ってきましたけど一度もパンクが起きたことがないです。… pic.twitter.com/bHIe3E8gHk
— Daichi × Bicycle (@Daichi_Bicycle) June 27, 2025
これ、初心者さんが陥りやすい間違いだし私も昔そうだったのですが、耐パンク対策という観点でいえば、空気圧を高めておいたほうが異物を弾くしリム打ちパンクを防げると言える。
しかし空気圧をタイヤの上限ギリギリまで上げているとグリップ力は落ちるし、路面の凹凸で跳ねるためヒステリシスロスから効率は落ちる。
グリップ力が落ちるから危険性は増すという見方も成り立つのよね。
体重が重い人がタイヤの上限ギリギリになってしまうことはあり得ても、そうではない人はタイヤ記載の上限にこだわらないほうがいいと思う。
以前聞いた話ですが、元プロが教えるロードバイク教室みたいな場所では、まず空気圧のチェックから入るらしい。
初心者さんは概ね「空気圧が高すぎる」ことが多いらしく、まずは適正空気圧にセットするところから始めるのだと…
ちなみにタイヤによっては空気圧のセッティングがシビアというか、いい感じのところをちょっと越えただけでガチガチに硬くなるものもあるし、空気圧のセッティングが低いなら腰砕けみたいになる。
空気圧の「ベスト」は人それぞれ違いますが、高すぎるのはちょっと危ないのよね。
わりと初心者さんが陥りがちなミスなので、要注意。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
コメント失礼します。
ちょっと気になって、今自分が使っているグランプリ5000・23Cの適正空気圧を調べてみると、110-120PSI⇒約7.6-8.3barとかなり狭いことを知りました汗
普段は前7.2、後7.5barで運用して何も問題は感じていませんでしたが、メーカー様の指示に従って次からは前後7.6barにします…たぶん。。
コメントありがとうございます。
推奨より低くて問題が起きてないなら、無理に空気圧を上げないほうがいいですよ。
ありがとうございます。
緩く調べてみると、適正空気圧の上限はあるけど下限は示していないタイヤが多いですね。
極端に下げるのでなければ問題無さそうなので、これまで通りでいこうと思います。
コメントありがとうございます。
要はリム打ちパンクリスクは増えますが、リム打ちパンクしてないなら関係ないんですよね。
室温で上限まで入れて、炎天下に出たら、タイヤの状態によっては爆発しそう。
初心者の人は、SRAMかRene Herseの空気圧計算機を参考にするといいかも。
入力するタイヤ幅は実測値じゃないと誤差が出るので注意。
空気圧計は校正しない限り誤差があるし、空気圧は気温・路面温度でも変化する。
計算機もあくまで参考値なので、実際に乗って試すのが一番だと思う。
コメントありがとうございます。
実際のところ、タイヤに記載されている上限にしても安全マージンを含めていると思われますが、体重が普通くらいなら上限は入れすぎなんですよね。