ちょっと興味深い話。
「新品タイヤの皮むき」ってありますよね。
新品タイヤはタイヤ製造時に金型から外すために剥離剤が塗られていて、それが滑りやすくするという説です。
ただまあ、某タイヤメーカーいわく「滑りやすいようなものを使ってないため、皮むきは不要」なんだと。
気になって調べてみたのですが、ヴィットリアについては以下の記述がある。
タイヤ/チューブラーは古くなるのか? 保管方法は?
タイヤが正しく保管されていれば、高品質ラバーの特性は10年間維持することができます。その為には温度や湿度の変化が少なく、乾燥した場所で、必ず日光や蛍光灯の灯りに当たらない様に保管して下さい。
未使用なのにタイヤの表面に亀裂などが出た場合は、正しい状態で保管されていなかったということになります。
タイヤの表面には薄いワックスがかかっていますので、走り始めから正しいグリップ力を発揮するため、使用前に取り除くようにして下さい。
保管時にタイヤに少し空気を入れておくと、装着しておかなくても変形を防ぐことができます。 Vittoria(ヴィットリア)Bicycle TiresイタリアVittoria(ヴィットリア)タイヤの日本オフィシャルサイト
うーむ、、、
ちなみにプロチームのメカニックは、サンドペーパーで皮むきしている。
この投稿をInstagramで見る
で。
思うに、たぶんちょっと外を走れば皮むきなんて完成するような気がするんだけど、
新品タイヤってお古タイヤとは挙動が違うから、「最初は慎重に走りタイヤの癖を掴む」みたいな意味合いのほうが強いんじゃないかと。
タイヤってわりと繊細で、同じ銘柄のタイヤでもお古とおニューは感触が違うのよね。
まあ、新品タイヤの表面がベタベタしているのは事実だし、異物が貼り付いてパンクしないようにベタベタ感だけは先に取っておいたほうがベターなのかもしれないけど、
いわゆる「皮むきライド」というのは、タイヤ表面の皮むきをする儀式というよりも、「タイヤの癖を掴むまでは慎重に走ろうぜ!」という意味合いのほうが強いのかもしれません。
ちなみにヴィットリアについては使用前に取り除くようにと書いてあるけど、
具体的な方法は書いてない。
個人的にはタイヤにサンドペーパーを当てることにはちょっと抵抗がある。
ちなみに、野球の硬式ボールは皮むきが必要です。
専用の砂でボールをこねて、表面の皮むきをしないとツルツル滑るんですよね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


コメント
ハンドシェイクとか皮むきとか、最近は、エロ系の話題が多いですね。(笑)
ところで、野球の硬球は、皮むきが必要なのは初めて知りました。となれば、ファウルなどで主審が新しいボールをピッチャーに返すときに、皮むきが甘い(滑りやすい)ボールを返す、なども不可能ではなさそうです。
まぁ、プロ野球だったら、皮むきの機械でやって、ばらつきが無いようにしてるでしょうけど。
すみません、そういう記事ではありません笑。
ちなみにプロ野球では皮向きするのは審判の仕事です。
当然手作業。
審判の手作業なんですか。それは大変。
ビデオ判定・AI判定などが幅を利かすようになると、
「判定はビデオかい。皮むきだけ人とは、落ちぶれたもんだ」みたいに思いそうなものです。
コメントありがとうございます。
なぜ手作業なのかは知りませんが、専用の泥を付けてコネてますね。