カンパニョーロが経営危機から人員を40%削減したとの報道が出てますが(当該記事は11月27日12時更新とある)、

わりと不思議なのは、BIKE EUROPEの報道(11月28日公開)によると、カンパニョーロは何も発表しておらず、BIKE EUROPEから質問をしても「同社の広報室は、Bike Europeの取材に対し、現在出回っている報道についてはコメントできないと回答しました」としている。

とはいえ経営危機は真実らしく、カンパニョーロの財務状況はすでに脆弱だった。2023年6月1日から2024年5月31日までの生産額は1億3,200万ユーロから8,200万ユーロに減少し、純損益は2023年の100万ユーロの赤字から1,500万ユーロの赤字に転落したことが製品が飽和状態に達した市場に起因するとにより明らかになっていると。
なお、これらの数字は「製品が飽和状態に達した市場に起因する」と財務報告書に書いてあるらしい。
ところで、BIKE EUROPEの記事によると、労働組合はヴェネト州の地域持株会社の関与を提案する意向で、それにより人員整理を回避できるとありますが、人員整理は「実行された話」なのか「計画」なのか、そもそも噂に過ぎないのかほ、今のところ謎と見るほうが正しいのかも。
ところでカンパニョーロの凋落について、「海外通販でホイールを売りまくり日本のショップが価格面で太刀打ちできないから取り扱わなくなったこと」みたいな論調をみかけましたが、そもそも日本のマーケットは大きくない。
要は自転車需要が減ったことの影響をモロに受けただけなのかと。
コンポーネントの価格が高い点からしても、しぼみつつあるロードバイク業界の中で元気があるとされる中国市場でもカンパニョーロ完成車の需要は低いかと。
さらに近年は中国系コンポーネントブランドが台頭してきたのだし、なおさら中国市場でカンパニョーロ完成車の需要は小さい。
ヨーロッパ市場ではどうなのかというと、日本よりはカンパニョーロ完成車を見かけるものの、シマノのほうが優勢。
ホイールブランドとしてのカンパニョーロを考えると、ゾンダと大差ない価格で購入できる中国系ブランドのカーボンホイールが次から次へと出てきて、しかも「重量という一般に分かりやすい基準」で魅力が薄いので競争力を失っていたものと考えられる。
そもそも日本でゾンダが売れていたのは、実質的に4万円で買える低価格性にあったと考えられますが、それが10万オーバーと言われても響くものが薄いのよね。
まあ、今のところ真相は不明なのかと。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


コメント
カンパのコンポはシマノに比べて変速性能で劣るが高級感はある、みたいなインプレに笑ってしまった記憶があります。
とはいえ五年前でもまだ憧れの目みたいなのはあった気がするのですが。
最近だと話題にさえ上がらないような印象ですね…
コメントありがとうございます。
内装に高級感があるけど大して旨くない料理屋みたいなインプレですね笑