私にはこの人が支離滅裂な人にしか見えないのですが、
ここに欠けている視点のひとつは、自転車とクルマの信号無視が招く結果の大きな違い、その点で、歩行者がいるにもかかわらず高速で突っ込む自転車は擁護しない。ふたつ目の視点、何故、信号機があるか?
ハッキリ言ってそれはクルマのコントロールのため。およそ交差点とは呼べない何の変哲もない… https://t.co/zfceuzX6Ju— Johnan 城南 Rotten (@cyclepistols) March 14, 2026
「信号のない横断歩道」で自転車が一時停止しない問題に対し、「信号」について力説している。
JAFが取り上げているのはこれと同じ。
自転車を優先すべきか
バスの運行を優先すべきか
バスの乗降客(歩行者)を優先すべきか
pic.twitter.com/MCGyjw2BCK— kazuhiko makimura牧村和彦#ストップ交通崩壊 (@mackey0318) June 27, 2025
「信号のない横断歩道」の話が、「信号無視」にすり替えられ、最終的には「信号はクルマのコントロールのためにある」とエスカレートし、住宅街の交差点に信号があることはクルマのコントロールのためだとする。
すり替え論法と妄想型論法の使い手なのだろうか。
ところで、もしクルマがかなり減り自転車が大量に走る状況になったとしても、海外での様子をみるに信号は必要なんだといえる。
信号無視する自転車がよく見られるのはその通りでしょうが、信号がない横断歩道でこれだけ一時停止しないとなると、信号があるほうがまだ止まるでしょう。
ちなみにオランダの実情はこちら。
もっとも市の人口が膨らむにつれて、アムステルダムでは公共スペースの使い方が課題になっているという。自転車と歩行者のバランスを取るため、2017年からサイクリストだけでなく、歩行者も優先するという計画が進んでいる。
(中略)
サイクリストは自分たちの権利を主張するが、実際のところ彼らのマナーにも問題があるようだ。歩行者からは信号無視や突然の歩道への飛び出しといった苦情が出ており、ベビーカーや目の不自由な人にとっては脅威となっている。自転車走行中にメールをするという違反もあり、罰金も設けられたほどだ。
「歩行者ばかり優先」自転車天国アムステルダム、サイクリストから不満噴出 - NewSphere - Page 2町中に専用レーンが設置され、市民の最も手軽な交通手段として自転車が利用されているアムステルダムは、サイクリストの天国といわれている。ところが最近は、市の自転車に寛大な政策が歩行者優先にシフトしており、サイクリストから不満の声が上がっている。...
自転車は歩行者をあまり優先しません。例えば歩行者用の信号が青で渡っているとしましょう。横から来る自働車の信号は赤になっていますが、自転車の信号はないとします。すると自転車は歩行者を優先することなく、まっすぐ横から突っ込んで来ます(人にもよりますが)。そういう時は自転車を先に通したほうが安全です。
https://rinascimento.co.jp/conditions-and-etiquette-on-dutch-bicycle-roads/
この国は都会のど真ん中でも横断歩道に信号がないことがあります。
日本に居た時と同じように渡り始めると、よく自転車にベルをならされます。びっくりして一歩後ずさると、そこにも自転車が突進してきます。 慌てて大きく前方に移動すると、そこは車道だったりするわけです…!
アムステルダムの横断歩道 - オランダ ログ
「サイクリストはドライバーよりもさらに反社会的です」と、37 歳のジェニファー ブラウワーは不平を言います。ジェニファー ブラウワーは視覚障害者として登録されており、サイクリストとの衝突にうんざりしていたため、賑やかな西部地区から街の静かな郊外に引っ越してきました。
Bike-Dominated Amsterdam Is Not a Walker's ParadiseAs Amsterdammers jostle for space, the city government is trying to ease conflicts between those on bikes and on foot.
「私が一人で歩いたり自転車に乗ったりしている場合、アイコンタクトは通常、どちらが行き、どちらが譲歩するかを判断するのに十分です. でも今は赤ちゃんができたので、アイコンタクトをあまり信用していません。ある日、テンケート市場の近くで生後 4 か月の息子を押していた Menno van de Lustgraaf さん (33 歳) は言いました。「サイクリストは横断歩道で止まることはありません。ベビーカーを持っていても。」
Bike-Dominated Amsterdam Is Not a Walker's ParadiseAs Amsterdammers jostle for space, the city government is trying to ease conflicts between those on bikes and on foot.
この人がいう「安全」とか「危険」はクルマの場合と比較した相対論だし、ましてや「歩行者と衝突する自転車がいても、クルマが衝突する場合に比べて被害が小さいからいいんだ」という思考なんだと主張しているようにすら見えますが、
要するにこの人は、自転車に対する批判についてひたすら論点をすり替えてでも批判をさせたくないか、文章の理解力に著しい難があるかのどちらかなのよね。
ちょっと前にも地下道で自転車と自転車が衝突する事故が多発している件について、「自転車と歩行者を分離すべきだ」と何の解決にもならない行政批判をし、

しまいには地上をクルマが占領しているとしてクルマ批判にすり替えてましたが、こういう思考の人が「自転車乗りはヤバい連中ばかり」という意見をアシストしていることに気づいたほうがいい。
ところで、JAFの調査によると横断歩道での自転車の一時停止率は7%だそうですが、オランダよりはマシなんですかね。
日本人ってわりと周りに流される傾向があって、何人かが車道逆走し始めると、それは「問題ない行動」と勘違いして追従する。
何人かが横断歩道で一時停止しないと、それに続いて一時停止しないし、逆に何人かが一時停止すると後続自転車も一時停止したりする。
誰かが信号無視すると、後ろの人はキョロキョロしながら追従したりすんのよね。
ところでかなりヤバイものを見つけたのですが、
あと自転車道の構造を維持したまま交差点に進入させて、自転車は歩行者自転車専用信号で制御するのも事例としてはあるんだけど、そのあたりに全く触れてない
いつも記事の内容はかなり信用して読んでたけど、今回は、あれ、と思った pic.twitter.com/ITMOqopH9w— 酢水 (@sumizutw) March 13, 2026
画像の構造のヤバさに気付くだろうか?
そしてどうでもいい話をしますが、このポストはうちの記事を引用した続きになっている。
「自転車道の構造を維持したまま交差点に進入させて、自転車は歩行者自転車専用信号で制御するのも事例としてはあるんだけど、そのあたりに全く触れてない」とありますが、それは他の記事で触れたことがありたまたまこの記事では割愛しただけのことだし、
この自転車道がなぜこういう構造にしたか?については、こちらで調査した限りは複数の理由がある。
複数の理由のうち、他の自転車道にも当てはまる根元を書いただけのこと。
そもそも、自転車横断帯や信号規制の内容は警察(公安委員会)の管轄なんだから、管轄外の市役所に質問したら違う(観点の)回答になることくらいわかるでしょうに…
この界隈がどういう理解力をしているのか、そこが一番の問題なのではなかろうか。
ちなみに自転車に乗る立場の人間として、「自転車は横断歩道で一時停止しない」と言われたらあまり気分がいい話ではない。
けど「(俺+アルファ以外の)自転車は横断歩道で一時停止しない」と読み替えることにしているので、不快になるわけでもない。
そもそも「クルマがー」とか「自転車がー」というのも本来はおかしな話で、結局人によりけりなのよね。
ビッグ主語化させることに意義を感じませんが、クルマにしても自転車にしても操作するのは人。
あくまでも「人」だという概念が冒頭の人には欠落しているのではなかろうか。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。



コメント
失礼します
>日本人ってわりと周りに流される傾向があって
これなんかは逆にもっとビッグ主語化させて人類としたほうがいいかもしれません?
「日本は同調圧力が凄い」というのは本当なのか?
国際比較から見えてくる日本人の真の姿
https://gendai.media/articles/-/85805
https://gendai.media/articles/-/52478
人間性の進化的起源
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b618722.html
コメントありがとうございます。
興味深い記事ありがとうございます。
研究までした人がいるのは驚きましたが、プロバイダを信じる人はどこの国にもいますしね。