またGOTAL横山氏がまた独自論を展開してますが、
チェーンWAXは初期の30分の慣らしで不要なWAXが除去されて摩擦が下がるとされてますが、GOTALは相変わらず疑問です。主張する人やZFC、SILICAですらデーターを出していません。なのでGOTALで実験してみます。
テスターが完成したら250Wで30分運転後停止。…
— GOTAL-TOKYO (@gotal_tokyo) March 22, 2026
横山氏の痛いところは、数値化されれば根拠だと思い込んでいることなのよね。
ワックス施工が完了(乾いた状態)のチェーンは、ガチガチに固まり動きが悪いのは経験すると明らかなこと。
そこに異論がある人はいないでしょう。
そしてチェーンをチェーンリングとスプロケに掛けて回転させれば、このように不要なワックスカスが出てくるのも明らかなことでして、
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これが実走による慣らし走行ならば、一ヶ所にワックスカスが溜まるわけじゃないからどのくらいの不要なワックスカスが出ているかはわからないにしても、この程度のワックスカスが削られて出てくるのは観測された事実。
そしてワックス施工完了直後(もちろん乾燥した後)のチェーンの抵抗と、慣らし走行後のチェーンの抵抗を比較したときに後者のほうが抵抗が軽減されているのも観測された事実でしかなく、これらを普通の思考で考えるなら「余分なワックスが削られて抵抗が軽減した」になるのは誰でもわかる理屈なのよね。
もし横山氏が唱える「温度上昇によりワックスが液体化して抵抗が下がるが真実で、余分なワックスが削られて抵抗が下がるわけではない」が正しいのならば、慣らし走行した後に自転車を十分な休息状態におけば、ワックスが再度固体化してワックス施工完了直後(もちろん乾燥後)の抵抗と同じくらいまで戻ることが考えられる。
しかしそうはならない。
横山氏の問題点は、数値化されれば根拠だと思い込んでいるところ。
数値というのは取り方次第で変わる上に、現実に観測された事実よりも数値のほうが正しいと勘違いしたりする。
以前SACRAはホイールのスポークに歪みゲージをつけて、スポークが引張にしか働いてないというデータを得た。
そのデータを以て「スポーク結線は意味がありません!」という結論を導いてましたが、
得たデータと結論の間には論理の飛躍がある。
特にSACRAの実験では、接触交差しているスポークでは純粋に引張以外に働いていると思わしきデータが出たことも示唆しており、なおさら結論の導き方に問題があると言わざるを得ない。
チェーンの温度を計測し「削られたから抵抗が下がったのではない!融解したから抵抗が下がったのだ!」というなら論理の飛躍でしかないし(理由は前述の通り)、
不要なワックスカスが削られた後に(ワックスカスが削られて大量に出ているのは動画から明らか)抵抗が下がる現実とも整合しない。
そもそも、何が「支配的」なのかの話をしているのに、ゼロヒャク論だと思い込んでいるのは科学に対する態度とは言い難い。
AIが導いたこちらの回答も、あながち間違いとは言えない気もする。

熱烈な信者は支持しても、一般人や専門家からは敬遠されるという事態になりかねませんが…
ちなみに飛び散ったワックスカスを見る限り、融解しているようには見えません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。

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