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後ろ向きな宣伝がむしろ効果的。

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こちらの件。

クリートボルトをチタン化するという宣伝。
どこかのインフルエンサーが、シマノクリート用にチタンボルトを開発して販売…みたいな話をし、クリートのように円周部(クランク回転における円周部)の軽量化には効果があるかのように書いてましたが、SILCAのチタン製SPD対応クリートが初入荷。ネ...

本音が出ている宣伝、期待させない宣伝のほうがよっぽど興味がわくことがあって、「クリートボルトの軽量化は効果的だ!」と力説されると「いやいや…」とツッコミたくなりますが、

 

「こんなもんを体感できるわけないよね」みたいに本音丸出しだと、そこに生まれるのは「共感」なのよね笑。

 

前者の宣伝文句から生まれるのが批判や非難、猜疑心だとしたら、

 

後者の宣伝文句から生まれるのは共感なのよ。
この差は実は大きい気がする。
ネガティブイメージになるか、ポジティブイメージになるか分かれるのよ。

 

以前書いたかもしれないけど、ある焼き鳥屋がオープンするときに「うちは普通の焼き鳥ですよ」と宣伝した。
実態としてはそれなりに拘りを持つ店らしいけど、お客さんとしては過度な期待をしてないから「あれ?結構うまいよね」という感動が生まれる。

 

しかし最初に「うちは◯◯地鶏を使用し、下ごしらえも丁寧に…」みたいにこだわりを力説すれば、お客さんは最初から期待度が高い状態で来るから、そこに感動は生まれにくい。

 

同じものを提供しながらも、見せ方次第でイメージは変わるのよね。

 

ちょっとニュアンスは違いますが、ジャイアントのGJ-35。

ジャイアントから限定アルミロード「GJ-35」登場。しかし実は正体はアレだった!
ジャイアントからジャイアントジャパン35周年を記念してアルミロード「GJ-35」が登場する。GJといえば言わずと知れた「Good Job」かと思ってましたが、たぶん「Giant Japan」でしょうね笑。ALUXX SLR-Gradeのアル...

これってジャイアントジャパンが発表したときに、私は「中国ジャイアントのTCR SLRだ」と気付きましたが、

 

「TCR SLRなんです」と宣伝するほうがより効果的…とも言えない気がする。
TCR SLRとは大人の事情により名乗れない問題があったけど、要するに「このバイクの素性はなんなんだ?」というところが隠されていたから、みんな調べるわけ。
名乗れないことがむしろ興味を引いて、そこから本性が明らかになりあっという間に完売した。

 

正体不明のバイクが登場、という形を取ったことが、宣伝としてはむしろ効果的になったのではなかろうか?

 

チタンボルト化し片足で数グラム軽量化することが「こんなに効果的なんです」と宣伝されたら胡散臭い。
「片足数グラムの軽量化なんて体感できるわけないでしょ笑」と宣伝されたら、そこには共感と親近感が生まれ、むしろ興味がわくのかも。

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