こちらの件。

本音が出ている宣伝、期待させない宣伝のほうがよっぽど興味がわくことがあって、「クリートボルトの軽量化は効果的だ!」と力説されると「いやいや…」とツッコミたくなりますが、
「こんなもんを体感できるわけないよね」みたいに本音丸出しだと、そこに生まれるのは「共感」なのよね笑。
前者の宣伝文句から生まれるのが批判や非難、猜疑心だとしたら、
後者の宣伝文句から生まれるのは共感なのよ。
この差は実は大きい気がする。
ネガティブイメージになるか、ポジティブイメージになるか分かれるのよ。
以前書いたかもしれないけど、ある焼き鳥屋がオープンするときに「うちは普通の焼き鳥ですよ」と宣伝した。
実態としてはそれなりに拘りを持つ店らしいけど、お客さんとしては過度な期待をしてないから「あれ?結構うまいよね」という感動が生まれる。
しかし最初に「うちは◯◯地鶏を使用し、下ごしらえも丁寧に…」みたいにこだわりを力説すれば、お客さんは最初から期待度が高い状態で来るから、そこに感動は生まれにくい。
同じものを提供しながらも、見せ方次第でイメージは変わるのよね。
ちょっとニュアンスは違いますが、ジャイアントのGJ-35。

これってジャイアントジャパンが発表したときに、私は「中国ジャイアントのTCR SLRだ」と気付きましたが、
「TCR SLRなんです」と宣伝するほうがより効果的…とも言えない気がする。
TCR SLRとは大人の事情により名乗れない問題があったけど、要するに「このバイクの素性はなんなんだ?」というところが隠されていたから、みんな調べるわけ。
名乗れないことがむしろ興味を引いて、そこから本性が明らかになりあっという間に完売した。
正体不明のバイクが登場、という形を取ったことが、宣伝としてはむしろ効果的になったのではなかろうか?
チタンボルト化し片足で数グラム軽量化することが「こんなに効果的なんです」と宣伝されたら胡散臭い。
「片足数グラムの軽量化なんて体感できるわけないでしょ笑」と宣伝されたら、そこには共感と親近感が生まれ、むしろ興味がわくのかも。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


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